世界観
世界観 ― ガルド王国と、辺境の街グレンモア
魔法の無い中世寄りの王国。あるのは料理・毒・薬草・商いの知恵。王宮には王の食事を作って先に食べる試膳官という職がある。舞台は街道の東端の街グレンモア。宿と市場と製粉所と衛兵隊。説明は最小限に。
低魔法どころか魔法は無い。中世寄り。説明は最小限にし、料理と街の描写で世界を見せる。
国
- ガルド王国。王都と、東の辺境の街グレンモア
- 魔法は無い。あるのは料理・毒・薬草・商いの知恵
- 王宮には**試膳官(しぜんかん)**という職がある。王の食事を作り、先に食べる。料理人と毒見役を兼ねる稀な職。王宮の試膳官は二人だけ
- 王宮の食料調達は宰相府が握っている。宰相府の紋は三つの環
グレンモア(第1話で確定した地理)
- 街道の東端。宿と市場と製粉所、衛兵隊が置かれている
- 宿の看板は絵(牛・鹿・酒樽・鍵)。字の読めない客が多い
- 宿「二頭の牛亭」。女主人マーサ。料理番が辞めたばかり
- 東の製粉所。主はゲルト。甥が粉を混ぜる。職人ハンスが四十年石臼を回している
- 街の黒パンは全部、東の製粉所の粉。パン屋の息子(粉だらけの前掛け、28歳前後)
- 衛兵隊長ダンは毎朝同じ時間に同じ道を見回る。夜も見回る
屋台
- 「二頭の牛亭」の前。樽に板、鍋一つ、椀五つ。銅貨一枚でスープとパン
- 場所代は皿で払う(マーサとの取り決め)
- 初日は十一杯で売り切れ。売上十六枚のうち六枚をマーサに返し、十枚を鶏代として預けた
味の見せ方(この作品の「魔法」の描き方)
- リゼは味を分解して言葉にする。「麦と皮と塩を分けて、それでも残るものがあったら、それが土」
- 見抜いただけでは人は信じない。目に見える形にする(パンと粉を水に溶いて、皿の底に沈む白い層を見せる)
- 一話に一つ、味で見抜く嘘を置く。混ぜ物・偽り・鮮度・毒のどれか