タイトル案
題名の候補、1040本ぜんぶ
ランキングに載らなかったものも含めて、出した1040本を全部置いてあります。 型ごとに、一次選考で点の高かった順。点は題名だけを見て付けたものなので、 下のほうが駄目という意味ではありません。並べ替えの手がかりとして出しています。 上位だけを理由つきで見るならランキングへ。
現代あやかし65本
現代の仕事の窓口に、怪異が依頼として持ち込まれる型。説明が要らず、一話一件で回せる。
表具師、掛け軸を裏打ちし直すたび描かれた人物が歳を取っているランキング2位
修復のたびに絵の中の人物が歳を重ねていく掛け軸を扱う表具師
不動産屋、空き部屋の家賃を「先住者」の神様と交渉するランキング27位
空室に居座る土地神と家賃や退去条件を粘り強く話し合う
探偵ではなく便利屋、失せ物探しの依頼主は九割が死んでいるランキング3位
失せ物探しの依頼人がほとんど故人である便利屋稼業の記録
建具職人、開かずの間の襖を直すたび隣の部屋が一つ増えるランキング4位
襖を修理するたびに屋敷の部屋数が増えてしまう建具職人の話
焼き場の職員、骨上げの前に必ず一人分多い骨を数えるランキング8位
骨上げの度に本来の遺骨より一人分多く数えてしまう職員の話
遺失物取扱所の窓口、三十年前の忘れ物を取りに来た客の年齢が合わないランキング7位
三十年前の忘れ物を取りに来た客の年齢が当時のままな窓口の話
「解約手続きの前に、お祓いを一つ挟ませてください」不動産屋の退去対応
退去手続きに毎回お祓いを挟む不動産屋の霊障対応の記録
造花職人、供花に使う花だけは枯れる速さで持ち主の余命がわかるランキング5位
供花用の造花が枯れる速度で依頼主の余命を察してしまう職人
葬儀屋の私、棺の中の故人から急ぎの伝言を預かるランキング29位
納棺の場で故人本人から遺族への伝言を頼まれてしまう葬儀屋
害虫駆除業者、依頼の九割は本物の虫ではないランキング6位
害虫駆除を装って持ち込まれる怪異案件を淡々とこなす業者
質屋の番頭、質草に憑いた未練を三日で流す仕事ランキング21位
質入れされた品に残る持ち主の未練を三日かけて解消する仕事
骨董品鑑定士、査定額より先に品物に憑いた恨みを見抜いてしまうランキング25位
鑑定の際に品物へ残る怨念を先に見抜いてしまう鑑定士の話
産業廃棄物処理業者、燃やせない荷物だけを扱う裏契約ランキング13位
通常の焼却では処理できない品だけを請け負う廃棄物業者の話
「お忘れ物承り所」係員、傘立てに三十年立ち続ける傘の持ち主を捜すランキング10位
三十年間傘立てに残る傘の持ち主を捜し続ける忘れ物係の話
夜勤の警備員、巡回ログに映る守衛室の先客と毎晩交代するランキング14位
巡回のたびに守衛室にいる先客と毎晩入れ替わる警備員の話
遺失物係、持ち主のいない傘に取り憑いた狐と月一で面談する
拾得物の傘に憑いた狐と定期的に面談し持ち主探しを手伝う
「この鍵、返却は結構です。持ち主はもういませんので」錠前屋の遺品整理
合鍵の返却を断る錠前屋が故人の遺品整理に立ち会う話
「その靴、片方だけ返してもらってもよろしいですか」下駄修理職人の奇妙な依頼ランキング9位
片方だけ返却を求められる修理依頼を受ける下駄職人の話
動物霊園の管理人、埋葬した猫が毎晩事務所に出勤簿を見に来る
埋葬済みの猫が毎晩管理人の事務所を訪ねてくる動物霊園の話
靴修理職人、預かった靴のかかとから持ち主の最期の歩数がわかる
修理に持ち込まれた靴から持ち主の最期の足取りを読み取る職人
コンビニ夜勤、レジの前に立つ客の半分は生きていない
深夜のコンビニに現れる生者と死者を見分けて接客する店員
上下水道局の調査員、暗渠の下で三代前の祭神と口論になる
暗渠調査中に代替わり前の祭神と管理方針で言い争う調査員
霊柩車の運転手、「回り道」を頼む乗客は乗せない主義
遺体搬送の運転手が奇妙な依頼を断りながら仕事をこなす
動物園の飼育員、閉園後の檻に本物ではない虎が入っている
閉園後だけ現れる正体不明の虎の世話をする夜勤の飼育員
便利屋、依頼票の備考欄に「人間ではない」と書かれた客専門
備考欄に一言添えられた非人間の依頼だけをこなす便利屋
「弔いの品、ご遺族ではなくご本人からお預かりします」納棺師の日誌
遺族ではなく故人本人から弔いの品を託される納棺師の日誌
除雪車の運転手、夜の除雪路にだけ足跡を残さない同乗者がいる
除雪車に乗り込んでくる足跡を残さない同乗者を運ぶ運転手
水道修理業者、床下の水音は漏水ではなく井戸の神の愚痴だった
漏水調査に来た業者が井戸の神の愚痴を聞かされる話
トリマー、預かった犬の毛皮に亡くなった飼い主の匂いが残っている
犬のトリミング中に亡き飼い主の匂いを感じ取ってしまう話
ロック職人の合鍵、この世とあの世の扉も開けられます
錠前師が現世とあの世を隔てる扉まで開けてしまう合鍵作り
石材店の墓石彫り師、注文主の九割は生きた遺族ではない
墓石の注文主が実は故人本人であることが多い彫り師の日常
郵便配達員、宛先不明の手紙は必ず三日後にあの世から返信が来る
宛先不明の手紙にだけ三日後に返信が届く郵便配達員の日常
遺体搬送車の助手席、指定席に座る客はいつも礼を言って消える
搬送車の助手席に座る乗客が礼を言って消えていく運転助手の話
ピアノ調律師、鍵盤に触れると弾き手だった死者の指が見える
調律中に亡くなった演奏者の記憶を鍵盤越しに感じ取る調律師
古書店主、返品された本の栞に挟まっていた指の骨
返品本に挟まった不気味な栞から持ち主を辿る古書店主の話
表札職人、彫り直した家の表札から前の住人の声が漏れる
表札を彫り直すたび前の住人の声が漏れ聞こえてくる職人の話
「その神様、うちでは扱いかねます」神社の御用聞き業者、断る仕事
神社の御用聞きが手に負えない神様の依頼を丁重に断る話
電気工事士、配電盤の奥から呼ぶ声を無視できない性分で
配電盤の異音の正体を毎回確かめてしまう電気工事士の話
引っ越し業者、依頼主の家財より先に家に棲む座敷童を運び出す手順書
引越し作業で家財より先に座敷童の引継ぎを済ませる業者の手順
「その荷物、あの世行きです」引越し業者は幽霊の私物も運ぶ
引越し業者が生者と死者双方の荷物を一緒に運ぶ日常を描く
遺品整理業者、段ボールの中から出てきた座敷童と同居することになった
遺品整理の現場で見つけた座敷童を家に連れ帰る羽目になる
深夜バスの運転手、乗客名簿に載らない客を乗せて三年
定期便の運転手が名簿外の乗客を黙って乗せ続けてきた事情
ガス検針員、メーターの数字より先に異界の家を見つける
検針の途中で存在しないはずの家を巡回対象に加える検針員
「引き渡しは明日中に。荷物には、御札を貼っておいてください」引越し屋の注意書き
引越し業者が荷物ごとに御札を貼る独自ルールを説明する話
保険調査員、火災現場に残っていた足跡は炭化していなかった
火災保険の調査中に燃えていない足跡を見つけてしまう調査員
「賃貸契約書、乙の欄はあなたの名前で結構ですか」霊能不動産屋の確認事項
契約者の欄を誰の名前にするか確認する霊能不動産屋の日常
エレベーター点検員、地下に着かない階のボタンを毎回押させられる
点検のたびに存在しない階へ連れて行かれる保守点検員の話
クリーニング店主、預かった喪服から出てくる故人の忘れ物
クリーニングに出された喪服のポケットから故人の遺留品が出る
除霊師ではなく解体業者、取り壊す家から出る依頼はお祓いより見積もり
解体前の家から出る依頼にお祓いより先に見積もりで応じる業者
街の鍵屋、開けられない金庫の中身は持ち主の未練だと知っている
どうしても開かない金庫の理由を経験則で見抜いている鍵屋の話
造園業者、庭石を動かした翌日から屋敷神の機嫌を取る仕事になった
庭石を移動させたことで屋敷神の機嫌取りを兼業する庭師
ボイラー整備士、地下三階の給湯室に住む火の神の機嫌取り
ビル地下のボイラー室に住み着いた火の神と付き合う整備士
製本職人、修理に持ち込まれた古書の中身が喋り出す
修復中の古書に宿った意志と対話しながら製本を進める職人
時計修理師、止まった時計と一緒に死んだ持ち主の後悔も直す
止まった時計を直しながら持ち主の未練にも向き合う修理師
「その部屋、契約前にご説明することがございます」不動産屋の霊障対応記録
内見客に事故物件の霊障事情を先に説明する不動産屋の記録
消防設備点検員、火災報知器が鳴る階に人間はいない
点検中に誰もいない階でだけ反応する火災報知器を扱う点検員
「本日の点検、異常なしと書いて構いませんか」電力メーター検針員の迷い
異常の正体を報告書にどう書くか迷う電力検針員の心情を描く
夜間受付の宿直員、チェックインの記帳簿に名前が増えていく理由
宿直中に記帳簿へ勝手に増える宿泊者名の謎を追う受付係
街灯点検員、消えない一基だけは修理伝票に「対象外」と書く
決して消えない街灯を毎回対象外として処理する点検員の話
古書修復士、虫食いの穴から死者の書き込みが染み出してくる
修復中の虫食い穴から亡くなった著者の書き込みが浮かぶ仕事
洗い張り屋、着物の柄から浮かぶ持ち主の最後の記憶を落とす仕事
着物を洗い張りする過程で持ち主の記憶を丁寧に洗い流す仕事
タクシー運転手、メーターが止まらない乗客だけを選んで乗せる裏事情
料金メーターが反応しない乗客だけを乗せ続ける運転手の事情
夜行フェリーの機関士、甲板に増える乗客名簿外の影法師
夜行フェリーの甲板に紛れ込む名簿外の影法師に気づく機関士
銭湯の番台、閉店後の湯船に入る客だけは体重計に乗らない
閉店後にだけ来店する体重のない客を番台で見送る銭湯の話
水族館の飼育員、閉館後の水槽に映る客は入場記録にない
閉館後の水槽前に立つ入場記録のない客に気づく飼育員の話
令嬢+職能65本
貴族の女性に、現実にありそうな専門技能をひとつだけ持たせる型。舞台は屋敷ではなく仕事場にする。
香水師の伯爵未亡人、消えた香りが誘拐犯の潜伏先を示すランキング18位
香水調合師である未亡人が、現場に残る微かな香りから誘拐犯の行方を追う
男爵令嬢、刺繍の針目ひとつで暗殺者の利き手を当てるランキング44位
刺繍師として身を立てた令嬢が、傷跡に残る針目の癖から刺客の正体を突き止める
「木は切り株が全部覚えております」林業を継いだ侯爵未亡人
領地の森を管理する未亡人が、切り株の年輪から盗伐の規模と時期を突き止める
海図を描き直す出戻り令嬢、暗礁の位置がひとつずれていたランキング40位
離縁して実家の海運業を継いだ娘が、古い海図の誤りから座礁事故の真相に迫る
刺繍の意匠師になった侯爵未亡人、家紋の刺し方が偽の跡継ぎを暴く
刺繍の意匠師となった未亡人が、家紋の刺し方の違いから偽の跡継ぎを見破る
ガラス吹きの女主人、レンズの歪みが密書の暗号を映すランキング24位
ガラス細工師の未亡人が、自作のレンズを使って密書に隠された暗号を解読する
養蜂場を継いだ勘当令嬢、蜜の結晶で密造酒の産地を当てるランキング36位
実家を追われ養蜂で身を立てた娘が、蜜の結晶具合から密造酒の出所を突き止める
古文書修復師の未亡人、灰になった遺言状を読み解くランキング30位
燃え残った紙片を古文書修復の技術でつなぎ合わせ、真の相続人を証明する
ガラス細工師の未亡人、割れ方の癖が犯人の利き手を教える
ガラス細工師である未亡人が、器物の割れ方の特徴から犯人の利き手を割り出す
チーズの熟成室、カビの色が毒殺の日付を教えるランキング11位
チーズ職人となった男爵令嬢が、カビの生え方から毒物混入の日を割り出す
「この反物、藍の発酵が三日足りませんわ」染物問屋の後妻、偽の献上品を見抜くランキング23位
染物問屋に嫁いだ後妻が藍の発酵臭だけで偽物の献上反物を見破る
刺繍工房を継いだ勘当令嬢、家紋ひとつで詐欺結婚を暴く
勘当されて刺繍工房を営む娘が、偽造された家紋の刺し方から結婚詐欺を見破る
海図製作を任された女船主、潮流の記録が座礁を語る
亡夫の船を継いだ女性が、古い航海日誌の潮流記録から事故の原因を突き止める
「森は年輪で全部話しますわ」森林官を父から継いだ未亡人
亡き父の森林官の職を継いだ未亡人が、切り株の年輪から相続争いを裁定する
海図の誤りを正す侯爵家の娘、古い航路図が難破の真相を隠していた
海図製作に携わる令嬢が、先代の作った航路図の誤りから難破事故の真相に迫る
ガラス工房の女主人、割れない杯を三月で王室に納める
亡夫のガラス工房を継いだ未亡人が、新しい配合の杯で御用達の座を勝ち取る
「傷薬の調合を偽ったのは、あなたですわね」施薬院長になった出戻り娘
施薬院を任された出戻り令嬢が、傷薬の調合ミスから医師の不正を告発する
染物工房を継いだ伯爵未亡人、藍の発酵臭が不正を嗅ぎ分ける
染物工房を継いだ未亡人が、藍瓶の発酵する匂いの違いから不正取引を見抜く
「利子の計算が、三年前から間違っておりますわ」帳簿を任された伯爵未亡人
領地の帳簿を管理する未亡人が、三年分の利子計算の誤りから横領を証明する
香水師になった勘当令嬢、香料の配分が誘拐犯の身元を語る
実家を出て香水師となった令嬢が、独特な香料の配分から誘拐犯の身元を絞り込む
「蜂は嘘をつきませんの」養蜂場の後妻、蜜の味で領地の異変を知る
後妻として嫁いだ先の養蜂場で、蜜の風味の変化から森の異変と密猟を見抜く
ワイン醸造長になった勘当令嬢、澱の量が毒の日付を教える
実家を出て醸造長になった娘が、澱の沈殿量から毒物混入の日付を割り出す
香水調合を生業とする子爵未亡人、消えた香りが密会を語る
香水調合師の未亡人が、残り香の種類から貴族の密会相手を突き止める
「海図と実際の潮目が、一里も違いますの」海図を描く出戻り娘
海図製作に携わる出戻り令嬢が、記載と実際の潮目の違いから座礁事故を防ぐ
ワイン蔵の澱、量が合わない年がひとつだけあった
醸造を任された未亡人が、澱の沈殿量から特定の年の樽に毒が仕込まれたと見抜く
治療院長代理、傷の縫い方が犯人の職業を語っていた
施療院を任された女性が、負傷者の傷の縫合痕から加害者の職業を推理する
古文書修復の工房を営む未亡人、破れた地図の欠片が鉱脈を示す
古文書修復師の未亡人が、破損した領地図の欠片をつなぎ隠された鉱脈を発見する
香水工房を継いだ出戻り娘、匂い袋の中身が密輸を語る
香料の調合から、貴族の間で流行る匂い袋に密輸品が混ぜられていたと見抜く
「樽の詰め方ひとつで毒は防げますの」ワイン商になった勘当令嬢
実家を出てワイン商を営む娘が、樽の詰め方の知識で毒殺未遂を未然に防ぐ
養蜂場を営む未亡人、王室への献上蜜が二年連続で毒見に落ちた理由
王室献上用の蜂蜜を作る養蜂場の未亡人が、毒見に落ち続ける原因を蜜の質から探る
ワイン蔵を継いだ勘当令嬢、コルクの劣化具合が詐欺の年代を暴く
ワイン商を営む令嬢が、コルクの劣化の進み方から偽装された年代の詐欺を見抜く
染料の目利きになった男爵未亡人、緋色一色が密輸ルートを潰す
染料の目利きとなった未亡人が、特定の緋色の産地から密輸の経路を突き止める
ガラス工房の伯爵夫人、窓の破片が三年前の事件を語り出す
ガラス工房を営む伯爵夫人が、古い窓の破片から三年前の未解決事件を紐解く
施薬院を営む男爵未亡人、傷の治り方が虐待の証拠を語る
施薬院を営む未亡人が、患者の傷の治り方の違いから家庭内の虐待を見抜き告発する
海運業を継いだ女船主、船荷の帳面と積み荷の重さが合わない
亡夫の海運業を継いだ女性が、帳面上の積み荷量と実際の重さの差から密輸を暴く
「藍の色が、三つの工房で違いすぎますわ」染物問屋を継いだ伯爵令嬢
染物問屋を継いだ令嬢が、工房ごとの藍色の微妙な違いから産地偽装を暴く
ガラス職人の未亡人、破片の割れ方が侵入者の背丈を教える
ガラス工房を営む未亡人が、割れた窓の破片の角度から侵入者の身長を割り出す
チーズ工房を継いだ侯爵令嬢、輸送中の温度差が毒を運んだ
チーズ工房を営む令嬢が、輸送時の温度記録から毒物混入の経路を特定する
林業技師になった侯爵未亡人、伐採跡の切り口が密猟団を追い詰める
森林官を継いだ未亡人が、伐採跡の切り口の新旧から密猟団の活動時期を割り出す
伯爵未亡人の帳簿、十年分の数字が横領を語り出す
亡夫の帳簿を検める未亡人が、十年分の記帳の癖から執事の横領を暴く
林業帳簿を任された男爵未亡人、木材の目減りが盗伐団を追う
森林管理の帳簿を任された未亡人が、木材量の水増しから盗伐団の関与を暴く
染料商になった子爵令嬢、緋色ひとつで王妃の信を得る
色落ちしない緋色の染料を開発した令嬢が、宮廷御用達の座を掴み取る
薬種を商う男爵未亡人、毒草と薬草を一夜で仕分け直す
亡夫の薬種問屋を継いだ未亡人が、混入した毒草をひと晩で選り分け惨事を防ぐ
古文書一枚で嫁ぎ先の廃嫡を覆した、男爵家の後妻
後妻として嫁いだ家で、蔵に眠る古文書一枚から廃嫡された長男の正当性を証明する
「薬草の枯れ方が、動機を語っておりますわ」施薬院を任された男爵令嬢
薬草園付きの施薬院を任された令嬢が、薬草の枯れ具合から毒殺の動機を読む
チーズの目利きになった出戻り令嬢、熟成庫の記録が放火を語る
チーズの目利きとして働く出戻り令嬢が、熟成庫の温度記録から放火の真相を暴く
「蜜蝋の匂いで、盗人の隠れ場所は分かりますの」養蜂場を継いだ子爵令嬢
養蜂を継いだ令嬢が、蜜蝋の匂いを手がかりに盗品の隠し場所を突き止める
施薬院を任された修道院長代理、薬草三種で流行り病を止める
疫病が広がる施薬院で、僅かな薬草の在庫だけで有効な処方を作り上げる
「古文書の写しなら、わたくしが十年やっております」
侯爵家の相続争いを、古文書修復を生業とする未亡人が写本の筆跡で決着させる
出戻り令嬢、悪徳商人の利子計算を帳簿一冊で突っぱねる
実家に戻った令嬢が家計の帳簿を管理し、高利貸しの不正な計算を数字で論破する
「これは羊の乳ではございません」チーズ目利きの未亡人
チーズの目利きを生業とする未亡人が、原料の偽装から悪徳商会の取引を暴く
薬草園の管理を任された修道院長、根の太さが偽物を見抜く
薬草園を管理する立場になった女性が、根の太さの違いから偽の薬草の混入を見抜く
チーズ熟成士の子爵令嬢、輸送用の樽ひとつが偽装を語る
チーズ熟成を生業とする令嬢が、樽の作りの違いから商品偽装を見抜く
薬草茶を商う伯爵未亡人、茶葉の香りが毒殺未遂を三度防ぐ
薬草茶を商う未亡人が、茶葉に混じる異臭から毒殺未遂を三度にわたり防ぐ
香りだけで毒を当てた、香水調合師の伯爵未亡人
香水工房を営む未亡人が、香りの記憶だけで毒殺に使われた薬草を特定する
帳簿一冊で嫁ぎ先の隠し財産を暴いた、伯爵家の後妻
後妻に入った先の帳簿を検めるうち、当主が隠していた財産の存在に気づく
林業管理官になった侯爵令嬢、伐採帳簿の数字が合わない
領地の森林管理を任された令嬢が、伐採量の水増しを帳簿と現地の差から暴く
刺繍工房の帳簿を任された令嬢、注文書の癖字が横流しを語る
刺繍工房で帳簿を任された令嬢が、注文書の筆跡から材料の横流しを暴く
「これは三つの産地の蜜が混ざっておりますわ」養蜂を営む伯爵未亡人
養蜂場を営む未亡人が、蜂蜜の味の違いから産地偽装の不正取引を見抜く
「この蜜蝋は密輸品と同じ配合ですわ」養蜂場の未亡人、密輸団の尻尾を掴む
養蜂場を営む未亡人が、蜜蝋の配合の一致から密輸団の存在を掴む
薬種問屋の後見人になった子爵未亡人、薬研の粉が毒を語る
薬種問屋の後見人となった未亡人が、薬研に残る粉の成分から毒殺未遂を防ぐ
古文書鑑定を生業にする侯爵家の娘、羊皮紙の年代が偽系図を暴く
古文書の鑑定を仕事にする令嬢が、羊皮紙の劣化具合から偽造系図を見破る
薬種問屋を継いだ子爵令嬢、薬研の使い癖が手代を告発する
薬種問屋を継いだ令嬢が、薬研の使い方の癖から毒を仕込んだ手代を特定する
ガラス吹き職人の男爵未亡人、気泡の入り方が火事の原因を語る
ガラス吹きを営む未亡人が、製品に残る気泡の入り方から工房火災の原因を突き止める
「薬研の使い方には、その人の癖が出ますの」薬種問屋を継いだ子爵令嬢
薬種問屋を継いだ令嬢が、薬研の使い癖という細部から毒を仕込んだ人物を特定する
ダンジョン65本
現代日本にダンジョンがある型。配信と金額で押す形と、穴の周りにできた仕事から書く形。
賞金2000万円のダンジョン踏破配信、優勝候補は52歳の元自衛官ランキング34位
賞金2000万円のダンジョン踏破配信で、52歳の元自衛官が優勝を狙う
月収120万円、正体はダンジョン内の温泉を掘り当てた元銀行員
元銀行員がダンジョン内で温泉を掘り当て、施設運営で月収120万を得る
「本日のクレームは17件」ダンジョン管理公社の苦情処理係、係長の記録ランキング17位
ダンジョン管理公社の苦情処理係長が、一日17件のクレームに対応する記録
遺品整理業者、ダンジョン内で行方不明になった人の部屋を片付けるランキング1位
遺品整理業者がダンジョン内失踪者の残した部屋を片付けていく仕事
年収900万を稼ぐダンジョン配信主婦、夫には内緒で始めた
夫に内緒でダンジョン配信を始めた主婦が、年収900万を稼ぐようになる
年収3000万のダンジョン実況者、正体は元公務員の45歳主婦
元公務員の45歳主婦が、ダンジョン実況配信で高収入を得ている裏側
「時給650円は安すぎる」ダンジョン内バイトの実態を配信した結果ランキング35位
低時給のダンジョン内バイトの実態を配信したら思わぬ反響を呼んだ
測量士としてダンジョンの境界線を引く、42歳の淡々とした仕事録ランキング42位
42歳の測量士が、ダンジョンと住宅地の境界線を淡々と測量していく記録
月給18万の契約社員が、ダンジョン配信で年収800万になるまで
低賃金の契約社員が、副業のダンジョン配信で年収800万を稼ぐようになる過程
年収600万の配信者、実は転職に失敗した38歳の潜行日誌
転職に失敗した38歳が、ダンジョン配信で年収600万を得るまでの日誌
「賞金50万のダンジョン品評会」出品したのは近所の主婦グループ
近所の主婦グループがダンジョン産の品を持ち寄り賞金を競う品評会の記録
年収2億のダンジョン配信者、中身は帳簿をつけるのが趣味の税理士
帳簿付けが趣味の税理士が、ダンジョン配信で年収2億を稼ぐ意外な正体
「登録者数が伸びない」ダンジョン内の食材紹介配信、5年目の記録ランキング39位
伸び悩みながらも5年続けるダンジョン食材紹介配信者の地道な記録
「保険金は出せません」ダンジョン損害査定員、38歳課長の見積もり日記
ダンジョン絡みの損害保険を査定する38歳課長の、地道な見積もり業務の記録
清掃請負業者としてダンジョン内の粉塵を掃除する、50代主婦の副業
50代主婦が清掃請負業者としてダンジョン内の粉塵掃除を副業にする
環境アセスメント調査員、新規ダンジョンの影響を調べて回る日々
環境アセスメント調査員が、新たに発生したダンジョンの周辺影響を調べる
「消防団を招集します」ダンジョン火災の消火に走る兼業消防団員
本業の傍らダンジョン火災の消火にあたる兼業消防団員の奮闘記録
月収50万を超えたダンジョン配信、種明かしは危険部位の除去代行
月収50万の配信者の正体は、モンスターの危険部位を除去する代行業だった
害虫駆除業者、ダンジョン発生モンスターの巣を代わりに片付けます
害虫駆除業者がダンジョン由来の小型モンスターの巣を駆除する仕事の記録
「視聴者ゼロから半年」廃工場ダンジョンの片付け配信で生計を立てる
視聴者ゼロから始めた廃工場ダンジョンの片付け配信で生活する記録
ダンジョン産廃棄物の収集運搬業、5トン車で稼ぐ元トラック運転手
元トラック運転手がダンジョン産廃棄物の収集運搬業で新たな生計を立てる
ダンジョン内配達専門の宅配ドライバー、深夜料金で家族を養う
ダンジョン内配達を専門にする宅配ドライバーが、深夜割増料金で家計を支える
「時給8000円で潜ってます」元派遣社員のダンジョン案内配信
元派遣社員が時給制のダンジョン案内配信で生計を立てる日常
産業廃棄物収集運搬の許可を取った元会社員、ダンジョンゴミで食う
元会社員が産業廃棄物収集運搬業の許可を取り、ダンジョンゴミの処理で生計を立てる
防災士の資格を取った元会社員、ダンジョン避難訓練を仕切る仕事
防災士資格を取った元会社員が、地域のダンジョン避難訓練を運営する仕事
上下水道局職員、ダンジョン湧水を都市の水道に引く工事の記録
上下水道局職員が、ダンジョンの湧水を都市の水道網に引き込む工事の記録
月収80万円、正体はダンジョン内のゴミ回収を配信する元清掃員
元清掃員がダンジョン内のゴミ回収作業を配信し月収80万を稼ぐ
「損害額を算定します」ダンジョン崩落事故の保険調査員、40代の仕事術
40代の保険調査員が、ダンジョン崩落事故の損害額を算定していく仕事術
くみ取り業と兼業のダンジョン浄化槽点検員、意外と儲かる話
くみ取り業と兼業でダンジョン浄化槽の点検を行う業者が、意外な儲けを語る
造園業者、ダンジョン産植物を庭木として売り込む52歳職人の挑戦
52歳の造園職人が、ダンジョン産の植物を庭木として売り込んでいく挑戦
年収1200万を稼ぐダンジョン配信者、正体は経理担当の35歳
平凡な経理担当の35歳が、副業のダンジョン配信で高収入を得ている
「登録者10万人」ダンジョン産の野草を食べ比べる配信で暮らす40代
ダンジョン産野草の食べ比べ配信で、登録者10万人を集める40代の生活
「日当3万円のダンジョン整地配信」土木作業員の副業が本業になった話
土木作業員が始めたダンジョン整地配信の副業が、いつしか本業になる
月収5万円のダンジョン配信、それでも続ける理由を聞いてみた
稼ぎが月収5万円でも配信を続ける配信者に、続ける理由を聞く話
「これは希少品です」ダンジョン産出土品の鑑定士、38歳女性の目利き
38歳女性の鑑定士が、ダンジョン産の出土品の真贋と価値を見極める仕事
ダンジョン管理公社の窓口職員、規則を盾に住民と渡り合う日々
ダンジョン管理公社の窓口職員が、規則を根拠に住民の要求と渡り合う日々
ダンジョン内失踪者を追う調査員、元刑事の探偵業は地味だが稼げる
元刑事がダンジョン内失踪者を追う調査員として、地味ながら稼ぐ探偵業
税務署員、ダンジョン配信者の申告漏れを追う地味な仕事の記録
税務署員がダンジョン配信で稼ぐ個人の申告漏れを地道に調査する記録
「くみ取りに参ります」ダンジョン内簡易トイレの汲み取り業者の日々
ダンジョン内に設置された簡易トイレの汲み取りを担当する業者の日常
「賞金1000万のダンジョン脱出配信」参加費を払ったのは無職の元営業マン
無職の元営業マンが参加費を払い、賞金1000万のダンジョン脱出配信に挑む
「許可証がないと入れません」ダンジョン入坑許可窓口、係長の攻防記
ダンジョン入坑許可を管理する窓口係長が、無許可者との攻防を繰り広げる
不動産鑑定士、ダンジョン隣接地の地価を査定する仕事のリアル
不動産鑑定士がダンジョンに隣接する土地の地価を査定する仕事の実態
建築確認申請の審査官、ダンジョン隣接住宅の許可を出すか迷う日々
建築確認申請の審査官が、ダンジョンに隣接する住宅の許可可否に悩む日々
区役所ダンジョン対策課、窓口係の私が処理した苦情簿一年分
区役所のダンジョン対策課窓口係が、一年間に処理した住民苦情の記録
「時給850円のダンジョン配信、今日も誰も見ていません」独身アラフォーの副業録
視聴者のいない配信を続けるアラフォー独身男性の、地味なダンジョン副業記録
賞金300万円のダンジョン内かくれんぼ大会、優勝したのは元警備員
賞金300万円のダンジョン内かくれんぼ大会で、元警備員が優勝する
年収1500万を稼ぐ配信者の正体は、ダンジョン適性検査員の38歳
ダンジョン適性検査員の38歳が、副業配信で年収1500万を稼ぐ実態
保健所職員、ダンジョン産食材の衛生検査で毎日ヒヤヒヤしている
保健所職員がダンジョン産食材の衛生検査を担当し、日々気を揉んでいる
賞金100万円のダンジョン討伐配信、会社を辞めた42歳の再就職先
会社を辞めた42歳が、賞金付きダンジョン討伐配信を新たな仕事に選ぶ
「投げ銭で日当5万円」定年退職後に始めたダンジョン配信の記録
定年後に始めた配信が投げ銭で日当5万円を稼ぐようになった記録
「年収400万から始めて」ダンジョン配信一本で食べていく決意をした男
年収400万の男が、ダンジョン配信一本で生計を立てる決意をする
「時給400円からの再出発」ダンジョン清掃配信で見つけた第二の人生
低時給のダンジョン清掃配信から再出発し、第二の人生を見つけた記録
「立入禁止の看板を立てます」ダンジョン周辺の安全管理を担う係員の記録
ダンジョン周辺の安全管理を担う係員が、立入禁止の措置を淡々とこなす記録
「年収ゼロから一年」ダンジョン配信で借金を返し終えた40代の記録
年収ゼロから一年、ダンジョン配信の収入で借金を完済した40代の記録
「日当2万円、危険手当込み」ダンジョン警備配信のリアルな収支
危険手当込みで日当2万円のダンジョン警備配信者の、生々しい収支の記録
賞金500万円のダンジョン料理コンテスト、優勝は定食屋の店主だった
賞金500万円のダンジョン食材料理コンテストで、定食屋の店主が優勝する
電力会社の点検員、ダンジョン内送電線を保守する仕事の裏側
電力会社の点検員がダンジョン内を通る送電線を保守点検する仕事の裏側
解体業者、崩れかけたダンジョン建造物を安全に壊す職人の記録
解体業者がダンジョン内の崩れかけた建造物を安全に取り壊していく記録
「登録者100人の小さなダンジョン配信」続けて分かった月3万円の重み
登録者100人の小さな配信を続けて分かった、月収3万円の意味を語る話
時給1200円から始めたダンジョン素材の解体配信、今では月40万
時給制の解体配信から始め、月収40万を稼ぐまでに成長した配信者の記録
保険代理店の営業として、ダンジョン特約を売り歩く40代の一年
保険代理店営業の40代が、ダンジョン関連の特約保険を売り歩く一年の記録
「登録者3人から始めた」廃坑ダンジョン配信、月収30万を超えた日
登録者3人の弱小配信者が、廃坑ダンジョンの配信で月収30万に達するまで
夜間警備員、ダンジョン出口を一人で見張る中年男の勤務日誌
中年の夜間警備員が、ダンジョン出口を一人で見張り続ける勤務の記録
郵便配達員、ダンジョン内郵便局へ毎朝バイクで向かう配達記録
郵便配達員がダンジョン内に設置された郵便局へ毎朝配達に向かう記録
月給22万の市役所職員、副業のダンジョン配信で本業の給料を抜いた
市役所職員が副業のダンジョン配信で、本業の給料を上回る収入を得る
中華・和風65本
後宮・大奥・問屋といった閉じた場所で、身分の低い有能な女が謎を解く型。
湯屋の垢すり女、痣の色ひとつで折檻の証拠を掴むランキング48位
湯屋で垢すりを務める女が、客の体に残る痣の色から折檻の証拠を掴み訴え出る
後宮の水運び、桶の水位ひとつで密会の刻を知るランキング28位
後宮で水を運ぶ下働きの女が、桶の水の減り方から密会の行われた時刻を割り出す
寺の経文写し、位牌の戒名ひとつで殺しの動機を知る
寺で経文を写す下働きの女が、位牌に刻まれた戒名の食い違いから殺しの動機を読む
薬種問屋の薬研番、粉の色むらひとつで毒の混入時期を知る
薬種問屋で薬研を任された女が、粉の色むらから毒が混入された時期を割り出す
「薬袋の紐の結び方が、右利きのものではございません」薬種問屋の下女ランキング33位
薬種問屋の下女が、薬袋の結び方の癖から毒を仕込んだ人物の利き手を割り出す
織元の下女、藍甕の泡立ちひとつで毒の混入を防ぐ
織元で下女奉公をする女が、藍甕の泡立ち方の異変から染料への毒混入に気づき防ぐ
薬種問屋の下女、薬研に残った粉で主人殺しを見抜く
薬種問屋で下女奉公する娘が、薬研の粉の違いから主人殺しの真犯人を暴く
「この反物、御禁制の色でございます」大奥に上がった機屋の娘ランキング45位
機屋出身で大奥の御用を務める娘が、禁色の反物を見破り抜擢される
「簪の細工が、二本とも同じ職人のものでございます」花街の禿あがりの女ランキング26位
花街で禿として育ち今は仲居となった女が、簪の細工の癖から花魁殺しの下手人を絞り込む
太医院の女官見習い、薬の匂いひとつで毒見役の不正を知る
太医院に仕える女官見習いが、薬の匂いから毒見役が不正を働いていたと見抜く
薬種問屋の女中頭、薬袋に貼られた印ひとつで偽薬を暴く
薬種問屋の女中頭が、薬袋の印の違いから出回っていた偽薬の流通経路を暴く
織元の染め職人あがりの女、色止めの匂いひとつで火事の原因を知る
織元で染め職人として働く女が、色止めに使う薬品の匂いから工房火災の原因を暴く
「証文の判が、二枚とも贋物でございます」廻船問屋の帳付け女ランキング47位
廻船問屋で帳付けをする女が、証文の印判の違いから詐欺取引を暴く
太医院の薬童、脈の乱れひとつで妃の懐妊の偽りを見破る
太医院で下働きをする娘が、脈の取り方の知識から偽装された懐妊を見抜く
「花魁の簪が、贋物とすり替わっておりますわ」花街の下女
花街で下女として働く女が、花魁の簪の細工の違いから盗みの下手人を見抜く
湯屋の釜焚き女、灰の量ひとつで火付けの時刻を割り出す
湯屋で釜を焚く女が、燃えた薪の灰の量から放火事件の起きた時刻を突き止める
「印籠の紋が、御禁制のものでございます」廻船問屋の水夫あがりの女
廻船問屋で働く女が、拾った印籠の紋から禁制品の密輸事件を暴く
大奥の御髪番、髪の結い方ひとつで身代わりの女中を見破る
大奥で髪を結う御髪番の女が、髪の結い癖から身代わりに立てられた女中を暴く
「香の焚き方が、いつもと違いますわ」大奥の香番見習い
大奥で香を焚く役目を任された女が、香の焚き方の変化から毒殺の兆候を見抜く
「この経文、写した手が三人分ございます」寺の写経女
寺で写経を担う女が、筆致の違いから経文の写本に複数の人物が関わったと見抜く
太医院に上がった孤児の娘、脈状ひとつで宦官の陰謀を暴く
孤児から太医院の薬童となった娘が、脈の乱れから宮廷を揺るがす陰謀を暴く
大奥の御膳所勤め、味見役の女が毒見の順番から下手人を割り出す
大奥の御膳所で働く女が、毒見の順番の改ざんから毒殺未遂の真犯人を突き止める
織元の染め師見習い、藍の色むらひとつで火付けの現場を知る
織元で染めを学ぶ女が、藍染めの色むらから放火現場に居た人物を割り出す
寺の下働き、経文の誤字ひとつで身代わりの死を見抜く
寺で下働きをする女が、写経の誤字の癖から身代わりに立てられた遺体の存在に気づく
「この帳面、三月前の日付が抜けておりますわ」湯屋の帳場女
湯屋で帳場を任された女が、帳面の日付の抜けから隠された取引の存在を暴く
「反物の端に、御禁制の織り込みがございます」大奥に上がった機屋の下女
大奥に奉公する機屋出身の下女が、反物の端に隠された禁制の織り込みを見つけ出す
大奥の洗濯番、衣の血の染み方ひとつで刃傷沙汰の順序を知る
大奥の洗濯を任された女が、衣に残る血の染みの形から刃傷事件の順序を読み解く
花街の帳場女、証文の利子計算ひとつで借金地獄の仕組みを暴く
花街の帳場を任された女が、証文の利子計算の不正から女たちを縛る借金の仕組みを暴く
後宮の尚食に仕える下働き、膳の献立ひとつで妃の懐妊を隠された理由を知る
尚食局で下働きする娘が、食膳の変化から隠された懐妊とその企みを見抜く
寺の位牌守り、戒名の彫り方ひとつで身代わりの死を知る
寺で位牌を守る下働きの女が、戒名の彫り方の違いから身代わりに立てられた死を暴く
「薬研の粉、挽き方が二種類混ざっておりますの」薬種問屋の見習い
薬種問屋の見習いが、薬研で挽かれた粉の粒度の違いから二人の関与を見抜く
「この毒、砒石ではなく別のものでございます」薬種問屋の女中
薬種問屋の女中が、毒物の成分の違いから毒殺事件の真の下手人を絞り込む
口入れ屋の帳付け女、手形一枚で人買いの証拠を掴む
口入れ屋で帳付けを務める女が、奉公人の手形の矛盾から不正な人買いを暴く
花街の湯女あがり、白粉の匂いひとつで客の身元を当てる
花街で湯女として働いていた女が、残り香から出入りする客の正体を言い当てる
廻船問屋の帳付け女、証文の日付ひとつで難破の責任を暴く
廻船問屋で帳付けをする女が、証文の日付の矛盾から難破事故の隠された責任を暴く
湯屋の女将見習い、客の足の運びひとつで岡っ引きを撒く盗人を見抜く
湯屋で女将修業をする女が、客の歩き方の癖から追われる盗人を見抜き手柄を立てる
湯屋の番台女、手形の刺青ひとつで逃亡者の正体を見抜く
湯屋の番台を任された女が、客の体の刺青から追われる逃亡者の正体を見破る
織元の意匠帳、写した図案ひとつが盗作を証明する
織元で意匠を学ぶ女が、意匠帳に残る図案の癖から他家の図案の盗作を証明する
「印籠に刻まれた紋、贋物と本物が混じっておりますわ」廻船問屋の下女
廻船問屋の下女が、印籠の紋の細工の違いから密輸に使われた偽の身分証を暴く
織元の機織り女、反物の織り目で盗まれた意匠を取り返す
織元で機を織る女が、反物の織り目の癖から意匠の盗用を証明し手柄を立てる
「香炉の灰が、昨夜のものではございません」後宮の掃除係、密会の証を掴む
後宮で掃除を担う下働きの娘が、香炉の灰の量から密会の時刻の偽りを見抜く
「反物の値付けが、帳面と三反分違いますわ」呉服屋の丁稚あがりの女
呉服屋で丁稚から手代に上がった女が、帳面と反物の数の不一致から横領を暴く
「香炉の灰、二つの香が混ざっておりますの」大奥の香番
大奥で香を焚く役目の女が、灰に残る二種の香から隠された毒の存在を突き止める
後宮の下働き、香ひとつで妃の毒殺未遂を暴く
掃除係として後宮に上がった娘が、香の調合の違いから毒殺未遂の真相を突き止める
湯屋の下働き、湯桶の傷ひとつで殺しの現場を言い当てる
湯屋の下働きの女が、湯桶に残る傷の位置から殺しが行われた現場を突き止める
「この帳面の墨、三種類使われておりますわ」薬種問屋の帳付け女
薬種問屋の帳付け女が、帳面に使われた墨の種類から複数人による改ざんを暴く
賭場の下働き女、証文の花押ひとつで八百長を見抜く
賭場で下働きをする女が、証文に記された花押の違いから八百長賭博を暴く
廻船問屋の帳面女、積み荷の重さと証文が合わないと訴える
廻船問屋で帳面をつける女が、積み荷の重さの差から密輸品の存在を暴く
「この簪、亡くなった奥方様のものでございます」後宮の下働き
後宮の下働きが、簪の意匠の違いから亡くなった妃の遺品と偽物のすり替えを暴く
「反物三反、帳面には二反としか記されておりません」呉服屋の手代女
呉服屋で手代を務める女が、反物の数と帳面の記載の不一致から横流しを暴く
薬種問屋の女中、薬袋の結び方ひとつで盗人の正体を知る
薬種問屋の女中が、薬袋の結び方の癖から出入りの商人の中に潜む盗人を見抜く
織元の下働き、糸の撚り方ひとつで盗まれた反物の出所を追う
織元で下働きする女が、糸の撚り方の癖から盗まれた反物の流出先を突き止める
「この毒、薬研の目盛りが細かすぎますわ」薬種問屋の下女
薬種問屋で下女奉公する女が、薬研で挽かれた毒の粒の細かさから犯人の技量を読む
「この反物、織元の印が縫い付けだけで押されておりません」大奥の御用達見習い
大奥で御用達を目指す機屋の女が、反物の印の付け方から偽の御用達品を見破る
「反物の裏地が、御用達のものと違いますの」織元の機織り女
織元で機を織る女が、反物の裏地の違いから御用達を騙る偽の商人を見抜く
「証文の墨が、乾く前に押されておりますわ」寺の下働きの女
寺で下働きをする女が、証文の墨の乾き具合から日付を偽った証文を暴く
太医院に仕える薬童、脈をとる手ひとつで身代わりの妃を見抜く
太医院の薬童となった娘が、脈の取り方から偽って別人になりすます妃を見破る
太医院の下働き、薬湯の匂いひとつで身代わりの死を暴く
太医院の下働きをする女が、薬湯に残る匂いの違いから身代わりに使われた死を暴く
湯屋の湯女、垢すりの傷跡ひとつで押し込みの下手人を当てる
湯屋で働く湯女が、客の体の傷跡から押し込み強盗の一味を見抜き手柄を立てる
薬種問屋の手代あがりの女、手形の筆跡ふたつが違うと言い切る
薬種問屋で手代を務める女が、手形の筆跡の違いから偽の借金証文を見破る
「薬研の音で、誰が来たか分かりますの」薬種問屋に奉公する女
薬種問屋で長年働く女が、薬研を挽く音の違いから来客の正体を言い当てる
湯屋の湯汲み女、湯加減ひとつで客の懐の重さを言い当てる目利き
湯屋で湯を汲む女が、客の様子の細かな違いから正体を隠した大身の客を見抜く
「証文の宛名が、書き足されておりますの」口入れ屋の下働き
口入れ屋で下働きする女が、証文の宛名の筆跡差から後から書き足された不正を暴く
「証文の紙質が、この店のものではございませんわ」廻船問屋の帳付け女
廻船問屋で帳付けをする女が、証文に使われた紙質の違いから偽造を見破る
大奥の御殿女中見習い、反物の織り目で賄賂の出所を暴く
大奥に奉公する下働きの女が、献上反物の織り目から賄賂に使われた品の出所を暴く
聖女・追放65本
偽物と断じられた治癒師や聖女が、別の土地で実務によって信用を取り戻す型。
偽聖女と断じられた治癒師、廃坑の町で消毒法を広め死者を三割減らすランキング15位
偽物と決めつけられた治癒師が炭鉱町に消毒を広め死亡率を下げる
追放された聖女、養蜂村で蜂毒アレルギーの治療薬を作り輸出品にするランキング37位
追放された聖女が養蜂村で蜂毒アレルギーの治療薬を開発し輸出品にする
「祝福より先に、包帯を替えましょう」宮廷を追われた聖女、傭兵団の従軍医になる
宮廷を追われた聖女が祝福より処置を優先し傭兵団の従軍医になる
聖女失格の烙印を押された女、国境の関所で検疫医になり密輸病を止める
失格の烙印を押された女が国境の関所の検疫医となり密輸病を防ぐ
「毒見役の私が、いちばん毒に詳しいのです」追放された聖女、解毒剤を売る店を開くランキング32位
毒見役でもあった追放聖女が知識を生かし辺境で解毒剤の店を開く
「聖痕が消えただけで、腕まで消えたわけではありません」宮廷魔導医、辺境の診療所へランキング46位
聖痕消失で宮廷を追われた魔導医が辺境の診療所で腕を振るう
「わたくしの祈りより、この膏薬の方が効きますよ」偽聖女、商隊の従軍薬師になる
偽物扱いされた聖女が祈りより膏薬を選び商隊の従軍薬師として働く
聖女の座を降ろされた女、酪農村で乳熱の治療法を伝え乳量を戻す
聖女の座を降ろされた女が酪農村で乳熱の治療法を広め生産を回復させる
追放先の港町で、元聖女は船医となり壊血病の予防食を積ませる
追放先の港町で元聖女が船医となり壊血病を防ぐ保存食を船に積ませる
「聖女の涙より、この目薬の方が澄んでいますわ」追放された女、眼科医院を開く
追放された聖女が涙より効く目薬を作り辺境で眼科の医院を開く
「奇跡ではなく、煮沸のおかげです」神殿を追放された聖女、漁村で赤痢を止める
追放された聖女が奇跡ではなく煮沸消毒で漁村の赤痢を収束させる
偽聖女とされた治癒師、辺境の炭鉱で塵肺の症状を記録し労働時間を変えさせるランキング19位
偽聖女とされた治癒師が炭鉱で塵肺を記録し坑夫の労働時間を変えさせる
「祈りは結構、まず傷口を洗いましょう」偽聖女、辺境の礼拝堂を野戦病院に変える
偽聖女とされた女が辺境の礼拝堂を野戦病院に変え負傷者を治療する
追放された聖女、辺境の漁村で漁師の凍傷を防ぐ塗り薬を配る
追放された聖女が辺境の漁村で凍傷を防ぐ塗り薬を漁師たちに配る
「その熱、聖痕のせいではなく食あたりです」宮廷聖女、追放先で食中毒を止める
追放された宮廷聖女が原因を見抜き辺境の集団食中毒を沈静化させる
「解熱剤の配合を間違えたことは、一度もございません」神殿を追われた聖女、辺境で薬局を開く
神殿を追放された聖女が処方の実力で辺境に薬局を構え信用を取り戻す
追放先の孤児院で、元聖女は離乳食の配合を変え乳児死亡率を下げる
追放先の孤児院で元聖女が離乳食の配合を見直し乳児死亡率を下げる
偽聖女とされた女、辺境の塩田で日射病の対処法を広め収穫を倍にする
偽聖女とされた女が塩田で日射病対策を広め作業効率と収穫を上げる
神殿を追われた聖女、辺境の井戸に濾過装置を作り水質を変える
神殿を追われた聖女が辺境の井戸に濾過装置を設置し水質を改善する
追放先の商隊で、元聖女は隊商医となり熱病の隔離手順を定める
追放先の商隊で元聖女が隊商医となり熱病発生時の隔離手順を定める
「聖女の名を返した日から、患者は増えました」神殿を出た女、薬局の名を掲げる
聖女の名を返上した女が辺境で薬局を開き患者を増やしていく
偽聖女と決めつけられた治癒師、辺境の温泉宿で湯治の効能を記録し宿を立て直す
偽聖女と決めつけられた治癒師が温泉宿で湯治効果を記録し経営を立て直す
偽者と呼ばれた治癒師、辺境の診療所を三年で黒字にし本部の援助を断る
偽者扱いされた治癒師が辺境診療所を三年で黒字化し神殿の援助を断る
聖女失格を言い渡された宮廷医、辺境伯領の井戸に消毒剤を入れ疫病を止める
失格判定を受けた宮廷医が辺境伯領の井戸を消毒し疫病流行を止める
「聖女ではなく、薬師と呼んでください」神殿を追われた女、薬局を三軒持つ
神殿を追われた女が薬師として身を立て辺境に薬局を三軒構える
追放された治癒師、辺境の礼拝堂を診療所に変え五年で往診圏を三倍にする
追放先の礼拝堂を診療所に変えた治癒師が五年で往診範囲を三倍にする
偽物扱いされた治癒師、国境の橋の工事現場で怪我人の処置手順を作る
偽物扱いされた治癒師が国境の橋工事現場で怪我人の応急処置手順を作る
聖女の座を追われた元神官、湯治場の湯守になり湯あたりの薬効を再現する
神官職を退いた女が湯治場の湯守となり湯の薬効を科学的に記録し直す
「追放は結構、この処方箋は置いていきます」神殿薬院の元聖女、隣国で開業する
神殿薬院を追われた聖女が処方箋を携え隣国で薬局を開業する
見習い扱いで神殿を出された治癒師、国境の礼拝堂で産褥熱の予防法を広める
格下げされ神殿を出た治癒師が国境の礼拝堂で産褥熱の予防を広める
「効かない祈りより、効く煎じ薬を売ります」偽聖女、辺境の市場に薬草店を出す
偽聖女とされた女が祈りではなく煎じ薬で辺境の市場に店を構える
「祈祷よりも先に、この包帯の巻き方を覚えてください」宮廷を出た聖女、辺境で教える
宮廷を出た聖女が辺境で村人に応急処置の包帯の巻き方を教える
追放先の宿場町で、元聖女は旅人の傷薬を作り続けて三年で行商路を変えた
追放先の宿場町で元聖女が傷薬作りを続け三年で行商路の評判を変える
「祈祷書より、この処方帳を信じてください」宮廷聖女、辺境で助産院を開く
宮廷を追われた聖女が処方帳を頼りに辺境で助産院を開業する
追放された聖女、国境の検問所で赤痢の検査法を教え流行を止める
追放された聖女が国境の検問所で赤痢の検査法を広め流行を止める
偽者と呼ばれた治癒師、辺境の製塩所で熱中症対策を作り作業員を守る
偽者と呼ばれた治癒師が製塩所で熱中症対策を作り作業員の命を守る
「わたくしを追い出した代償は、来年の税収に出ます」元聖女、辺境で薬草畑を作る
追放の代償は税収に出ると告げ元聖女は辺境で薬草畑を育て始める
「聖印がなくても、脈は取れます」宮廷魔導医、追放先の鉱山で坑夫の肺病を診る
聖印剥奪された魔導医が鉱山の坑夫の肺病を診続け信頼を得る
「わたくしの追放が、あの神殿の医局を空にしたのです」元聖女、辺境で薬局を継ぐ
追放が神殿医局の弱体化を招いたと知りつつ元聖女は辺境で薬局を続ける
聖女の称号を剥奪された女、辺境の孤児院で乳児の下痢止めを配る
称号剥奪された女が辺境の孤児院で乳児向けの下痢止めを作り配る
「聖女の資格より、免許状の方が信用されますので」偽聖女、薬師組合に入る
偽聖女とされた女が正式な薬師免許を取り辺境の薬師組合に加わる
神殿を出された聖女、灌漑水路の設計を手伝い水争いの村を救う
神殿を追われた聖女が灌漑水路の設計に関わり水争いの村を仲裁する
追放された宮廷魔導医、国境の関所で狂犬病の対処法を広める
追放された宮廷魔導医が国境の関所で狂犬病発生時の対処法を広める
「わたくしを追い出した神殿は、今頃薬が切れている頃でしょう」元聖女、辺境で笑う
追放した神殿の在庫切れを見越し元聖女が辺境で薬局を続ける皮肉
「聖女の名は返上します、患者の名簿は返しません」神殿医、辺境診療所を開く
聖女位を返上した神殿医が患者名簿だけ持ち出し辺境に診療所を開く
「わたくしの手が穢れているなら、この傷も治せないはずですが」追放聖女、湯屋を開く
穢れ扱いされた聖女が治癒の実績を示しながら辺境で湯屋を営む
「聖印が消えても、処方の腕は消えません」宮廷を辞した聖女、辺境の薬局を継ぐ
聖印を失った聖女が宮廷を辞し辺境の薬局を継いで処方を続ける
神殿から追い出された聖女、辺境の墓地脇の礼拝堂を無料診療所に変える
追い出された聖女が辺境の礼拝堂を無料診療所に変え貧しい村人を診る
神殿の帳簿に載らない治療をしていた聖女、追放先で正式な薬局を持つ
神殿で不当な扱いを受けた聖女が追放先で正式な薬局を開業する
「聖女の座など、要りません。診療権だけください」追放された女、開業許可を取る
聖女の座を返上した女が診療権だけを求め辺境で開業許可を取る
聖女失格とされた女、辺境の羊飼いの村で疥癬の治療薬を配る
失格とされた女が羊飼いの村で疥癬の治療薬を作り家畜と人を救う
神殿を追われた聖女、辺境の牧場で家畜の伝染病を止め出荷を再開させる
神殿を追われた聖女が辺境の牧場で伝染病を止め家畜の出荷を再開させる
「聖印は消えても、処方箋には署名できます」宮廷聖女、辺境の薬局に名を掲げる
聖印を失った宮廷聖女が処方箋の署名だけを頼りに辺境で薬局を開く
「聖女の代わりはいても、この帳簿を書ける者はおりません」追放先で開業医になる女
帳簿の腕を買われた追放聖女が辺境で開業医として村の医療を支える
神殿を追われた聖女、辺境の果樹園で農薬中毒の解毒法を広める
神殿を追われた聖女が辺境の果樹園で農薬中毒の解毒法を広め被害を減らす
追放された聖女、辺境の馬市場で馬の感染症を止め取引を守る
追放された聖女が辺境の馬市場で感染症の拡大を止め取引を守り抜く
神殿から追われた聖女、国境の砦で凍傷の治療法を兵士に教える
神殿を追われた聖女が国境の砦で凍傷の治療法を兵士たちに教える
「聖女はもう辞めました、産婆は続けます」神殿を追われた女、産婆として立つ
聖女を辞め神殿を出た女が産婆として辺境の村で出産を支え続ける
「祝福の代わりに、この解熱剤をどうぞ」偽聖女、辺境の宿場で旅人の熱を下げる
偽聖女とされた女が辺境の宿場で旅人に解熱剤を渡し熱を下げていく
「聖女の椅子より、この診察台の方が座り心地がいいのです」追放された女、開業する
聖女の座を惜しまない女が辺境で診察台を据え開業医として働き出す
偽物と罵られた癒し手、国境の検疫所で流行り病の隔離法を作る
偽物と罵られた癒し手が国境検疫所で流行り病の隔離手順を確立する
神殿から追われた治癒師、辺境の織物工房で染料かぶれの薬を作り工房を守る
神殿を追われた治癒師が織物工房で染料かぶれの薬を作り職人を守る
「聖女の看板は下ろしても、往診の鞄は下ろしません」神殿を辞めた女、辺境を回る
聖女を辞めた女が看板を下ろしても往診鞄を持ち辺境の村々を回る
「聖女失格のわたくしが、あなたの熱を下げてみせます」追放先の宿で治癒師が立つ
失格とされた治癒師が追放先の宿で旅人の熱を実力で下げてみせる
「わたくしがいなくなった神殿の医局は、もう薬棚が空です」元聖女、辺境で薬局を開く
神殿医局の薬棚が空になった頃、元聖女は辺境で薬局を開き繁盛させる
商い・職人65本
作って売る話。商いの一手が具体的であるほど効く。
転生商人、通貨の信用を作るために自分の商会で偽札を買い取るランキング16位
自らの商会で偽札を買い取り通貨の信用を回復させる転生商人
仕立て屋、採寸せずに服が縫える技を教会に高値で売る
採寸不要の裁断技術を教会向けに高額で売り込む仕立て屋
石鹸職人、貴族街の下水税を肩代わりして商圏を丸ごと買うランキング41位
下水税の肩代わりを条件に貴族街の商圏を一括で押さえる職人
印刷職人、活字の特許を取らずに写本ギルドを潰しにかかるランキング43位
特許を取らない戦略で写本ギルドの独占を切り崩す印刷職人
塩商人、専売法の抜け穴を突いて三つの街の塩を独占する
専売法の抜け穴を利用して三都市の塩を独占する塩商人の話
陶器職人、割れやすい皿より先に割れない保証書を売るランキング50位
皿そのものより先に破損保証という仕組みを売る陶器職人
蜂蜜職人、養蜂の権利を教会から買い取って甘味を独占する
教会から養蜂権を買い取り甘味市場を独占する蜂蜜職人の話
錠前職人、鍵の複製を禁じる代わりに修理を無料にする契約
複製禁止と引き換えに修理を無料にする契約を結ぶ錠前職人
井戸掘り職人、水利権を握って村の税を半分にする交渉術
井戸の水利権を交渉材料に村の税を半減させる井戸掘り職人
塩田を継いだ娘、専売権より先に運搬船の航路を買い取る
専売権の交渉より先に運搬航路を押さえる塩田の跡継ぎ娘
鍛冶場の親方、剣の名工より先に鍬の修理職人として名を売る
名剣より鍬の修理で評判を築く鍛冶場の親方の商い方
鍛冶屋の娘、父の借金を武具ではなく釘の大量注文で返す
武具ではなく釘の大量受注で父の借金を返していく鍛冶屋の娘
蜂蜜商、砂糖の専売に負けず甘味の卸先を薬屋に変える
砂糖専売の圧力に対抗し卸先を薬屋に切り替える蜂蜜商
転生した行商人、値切られる前に定価を石板に彫って回るランキング49位
値切り交渉を封じるため定価を石板に刻んで回る転生行商人
石工、墓石より先に橋の修理契約で稼ぐ堅実な商い
墓石彫りより公共の橋修理契約を優先して稼ぐ石工の商い
錠前屋、開かずの金庫を修理する代わりに商会の帳簿を握る
金庫修理の対価として商会の帳簿権を握っていく錠前屋
馬車職人、乗り心地より先に車軸の修理費を定額にする商い
乗り心地の改善より先に修理費の定額化を進める馬車職人
宿の女将、旅籠組合の掟を破って素泊まりの値段を半分にする
旅籠組合の慣習を破り素泊まり料金を半額にする宿の女将
宿屋の主人、隣街との馬車便を独占して二年で本店を三軒に増やす
馬車便の独占契約を軸に二年で三店舗に拡大する宿屋の主人
紙漉き職人、原料の産地を独占して写本代を釣り上げる商会と戦う
原料独占で写本代を釣り上げる商会に対抗する紙漉き職人
地図職人、間違った地図を高値で売る商会を潰す精密図一枚
不正確な地図を売る商会を一枚の精密図で駆逐する地図職人
材木商、伐採権より先に運搬用の水路を掘る先行投資
伐採権の獲得より先に運搬水路への投資を優先する材木商
転生商人、王都の塩の専売権を三年で剥がしにかかる
前世知識を武器に王都の塩専売権を三年計画で切り崩す商人
パン屋、粉の卸値を先に固定して飢饉の年に儲ける契約
小麦粉の卸値を事前に固定して飢饉時の利益を確保するパン屋
蹄鉄職人、街道の馬車宿と組んで修理を定額制にする商い
馬車宿との提携で蹄鉄修理を定額制にする蹄鉄職人の商い
転生商人、飢饉の年に値上げをしないと約束して信用を買う
飢饉の年に値上げを封じ長期的な信用を買う転生商人の話
仕立て屋、既製服という概念のない世界で吊るし売りを始める
既製服のない世界に吊るし売りという新業態を持ち込む仕立て屋
転生商人、両替の手数料を下げて隣国の商人を全員顧客にする
両替手数料の値下げで隣国商人を丸ごと顧客にする転生商人
蝋型職人、鋳物の型を貸し出す商売で職人ではなく元手を稼ぐ
自分で作らず型を貸し出す商売に切り替える蝋型職人の話
蒸留酒の職人、密造の噂より先に税務署に自分から申告に行く
疑われる前に自ら申告して信用を得る蒸留酒職人の商い方
転生した番頭、主家の借金を返すため隠居予定の職人を口説き落とす
隠居間際の名職人を口説いて主家の借金返済に充てる番頭
桶職人、樽より先に水道管を売って街の水を変える
樽づくりの技術を応用し水道管事業に乗り出す桶職人の話
靴職人、注文靴の型紙を保管して二度目は採寸なしで作る商い
顧客の型紙を保管し二度目以降は採寸を省く靴職人の商い
鍛冶屋、剣より先に農具の修理契約を村ごと取りにいく
武具ではなく農具の修理契約を村単位で結んでいく鍛冶屋
毛皮商、密猟者ではなく養殖の業者と手を組む正攻法
密猟品を避け養殖業者と提携して信用を築いていく毛皮商
織物商、王家の御用達を断って庶民相手の反物で儲ける
王家御用達の話を断り庶民向け反物で堅実に稼ぐ織物商
転生商人、王都の市場税を下げさせて露店商を味方につける
市場税の引き下げ交渉によって露店商たちを味方にする転生商人
転生した番頭、前世の簿記で主家の借金を十年で完済する
前世の複式簿記の知識で主家の借金を十年で完済する番頭
桶屋の跡取り、樽の大きさを統一して運搬費を三割減らす
樽の規格統一によって運搬費を三割削減する桶屋の跡取り
蒸留所の主人、樽の熟成年数より先に瓶の証書で信用を作る
熟成年数の主張より証書による信用作りを優先する蒸留所主
転生した行商人、掛け売りの帳簿より先に現金取引の割引を広める
掛け売り中心の商習慣に現金割引を導入する転生行商人
織物職人、染料の特許を隣国に売らず自分の工房で独占する
染料特許を売却せず自工房で独占生産に切り替える織物職人
香油職人、貴族の名前より先に香りに値札を付ける商い
貴族の推薦ではなく香りそのものに値をつけて売る香油職人
蝋燭職人、教会の卸値を下げる代わりに独占契約を取る
卸値の値下げと引き換えに教会との独占契約を勝ち取る職人
靴職人、サイズ表を作って注文の手間を半分にする商い
サイズ表の作成で注文にかかる手間を半分にした靴職人の話
転生した行商人、飢饉の前年に穀物を買い占めない誓いを立てる
飢饉前年に買い占めをしないと誓い信用で稼ぐ転生行商人
転生した職人、特許より先に弟子に技を全部教えて商圏を広げる
技術を秘匿せず弟子に伝えることで商圏を広げる転生職人
紙商人、羊皮紙の値を下げるために製紙職人を自分で育てる
羊皮紙の値下げを狙い自前で製紙職人を育成する紙商人
転生商人、ギルドの加入金を払わず個人商店で商圏を作る
ギルドに加入せず個人商店の形で商圏を築く転生商人の話
香辛料の行商人、砂漠を越える近道より先に安全な迂回路を売る
近道の危険を避け安全な迂回路情報を売る香辛料行商人
宿屋の主人、街道の関所と交渉して旅人の荷税を下げさせる
関所との交渉で旅人にかかる荷税を引き下げさせる宿屋の主人
香辛料商人、産地を偽らず正価で売って老舗を出し抜く
産地偽装をせず正価販売を貫いて老舗を出し抜く香辛料商人
桶職人、水漏れ保証を三年つけて他の職人と差をつける商い
三年間の水漏れ保証をつけて他店と差別化する桶職人の商い
毛織物職人、冬物より先に夏用の薄手を開発して閑散期を埋める
冬物中心の商いに夏用の薄手織物を加え閑散期を埋める職人
香油商、貴族向けの一点物より先に量産できる調合法を作る
一点物の高級路線より量産可能な調合法を優先する香油商
転生した行商人、両替商のいない村に自前の為替を持ち込む
両替商不在の村に独自の為替制度を導入する転生行商人
醸造師、王家御用達の看板より先に樽の貸出料で儲ける
御用達の名誉より先に樽の貸出という実利で稼ぐ醸造師の話
馬具職人、鞍より先に荷馬車の車輪を修理する下請けから始める
花形の鞍作りより先に車輪修理の下請けから商いを固める職人
硝子職人、割れた窓より先に修理保証を売る新しい商い
窓ガラスそのものより修理保証という商品を売る硝子職人
石鹸商、貴族の紋章より先に庶民向けの安価な型を売り出す
高級路線より先に庶民向け廉価品を売り出す石鹸商の商い
靴底職人、修理専門の店を出して新品より安く直し続ける
新品を売らず修理専門に特化して安く直し続ける靴底職人
印刷屋、写本より先に暦を刷って毎年決まった売上を作る
写本より暦の印刷に注力し毎年安定した売上を作る印刷屋
石工の親方、教会の彫刻より先に街の排水路を請け負う
彫刻の名誉より街の排水路整備を優先して請け負う石工の親方
羊毛商、刈り取りの時期を農家と交渉して一週間前倒しにする
刈り取り時期の前倒しを農家と交渉して質を上げる羊毛商
行商人、隣国まで続く街道の通行料を半額にする交渉から始める
隣国との交易で街道の通行料を半額にする交渉から動く行商人
悪役貴族65本
滅びる家に生まれ直し、期限までに回避する型。領地経営と帳簿が武器になる。
「断罪の時は九年後」老家令は若君に会計の帳尻を合わせる方法を教えたランキング22位
九年後の断罪を知る老家令が、若君に帳簿の付け方を仕込んでいく
五年後に取り潰される子爵家、家令の私は帳簿を三重に付け替えたランキング20位
取り潰しを知る家令が、五年の猶予で帳簿を整理し不正の証拠を消す
「十年後、この家は取り潰される」隠居した先代は密かに鉱山を掘り始めたランキング31位
家の取り潰しを知る隠居の先代が、密かに鉱山開発で資金を貯める
十年後に殺される悪役夫人として転生した私は、今から関税改革を進める
十年後の死を知る悪役夫人が、関税改革を進めて領地の財政を整える
処刑まで四年しかない伯爵未亡人、帳簿を武器に王家と渡り合う
処刑まで四年の伯爵未亡人が、帳簿を根拠に王家との交渉に挑む
「わたくしが処刑されるのは五年後だそうです」未亡人は先に借金取りと交渉した
五年後の処刑を知った未亡人が、借金取りと先に交渉し家計を整理する
破滅する家に嫁いだ後妻、四年で塩田を作り財政を黒字に変えた
破滅確定の家に嫁いだ後妻が、四年で塩田を開き財政を黒字化する
「処刑台に立つのは十年後」寡婦となった侯爵夫人は殖産興業に乗り出した
十年後の処刑を知る侯爵夫人が、殖産興業で領地の産業を育てる
五年後に滅ぶはずの辺境伯家、寡婦は街道の関所を立て直して稼いだ
五年後の滅亡を知る寡婦が、街道の関所を整備し通行料で稼ぐ
「断罪の日まで九年」老家令は当主より先に密貿易の証拠をつかんだ
九年後の断罪を知る老家令が、密貿易の証拠を先につかみ家を守る
十二年後に処断される辺境伯、代官として着任した次男は治水を急いだ
十二年後の処断を知る次男が、代官として治水事業を急いで進める
「五年後に殺されるはずの私が」未亡人侯爵は専売制度で領地を潤した
五年後の死を知る未亡人侯爵が、専売制度を整えて領地を潤す
三年後に処刑される悪役夫人、今生は密貿易を摘発する側に回った
三年後の処刑を知る悪役夫人が、今回は密貿易を摘発する側に立つ
悪役令嬢の後見人となった寡婦、断罪の四年前から借金を返し続けた
姪の後見人となった寡婦が、断罪までの四年で借金返済を進める
破滅する乙女ゲームの悪役夫人、今生は帳簿と算盤で生き延びる
破滅ルートの悪役夫人に転生した女性が、会計の腕で生き延びようとする
「断罪まであと六年」隠居の前当主は密かに鉱山の権利を買い戻した
六年後の断罪を知る前当主が、密かに手放した鉱山の権利を買い戻す
十年後に廃嫡される予定の長男、次男の俺が先に領地の会計を握った
兄の廃嫡を知る次男が、先手を打って領地の会計を握り実権を得る
悪役令嬢の異母兄、断罪まで三年、今は傭兵団の運営で稼いでいる
妹の断罪を三年後に控えた異母兄が、傭兵団の運営で資金を稼ぐ
破滅確定の辺境伯家、後妻は三年で製塩業を軌道に乗せた
破滅確定の辺境伯家に嫁いだ後妻が、三年で製塩業を成功させる
「断罪の日を七年後に控えて」次男は領民のための備蓄米を積み上げた
兄の断罪を七年後に控え、次男が飢饉に備え備蓄米を蓄えていく
三年後に追放される悪役の父、今は治水で領民の心をつかんでいる
三年後の追放を知る父親が、治水事業を進めて領民の信頼を得る
「七年後、わたくしは断頭台に立つらしい」寡婦は先に領地の借金を完済した
断頭台行きを知った寡婦が、七年の猶予で領地の借金完済に動く
「処刑まであと七年しかない」隠居した先代は港湾に投資を続けた
七年後の処刑を知る先代が、港湾への投資を続けて収益源を作る
悪役の叔父として断罪される運命、今は塩田と養蚕で家を支えている
断罪の運命を知る叔父が、塩田と養蚕業を興して家の財政を支える
悪役令息として殺される運命の弟を、兄は貿易の利益で守ろうとした
弟の死の運命を知る兄が、貿易で得た利益を使って弟を守ろうとする
悪役の兄として処刑台に立つはずが、俺は税制改革で家を残した
弟の身代わりで処刑される設定の兄が、税制改革で家の評判と財政を立て直す
悪役令嬢の叔母、断罪の五年前から街道整備で領地を稼がせる
姪の断罪を見越した叔母が、街道整備で領地の収入を増やしていく
破滅確定の子爵家、後妻の私は毛織物の商いで首の皮をつなぐ
破滅確定の子爵家に嫁いだ後妻が、毛織物の商売で家の存続を図る
処刑される乙女ゲームの悪役、私は転生後に金貸し業で家を救う
乙女ゲームの悪役に転生した女性が、金貸し業で家の財政を救う
破滅ルート確定の辺境伯領、寡婦が始めた養蚕で領民の暮らしが変わった
破滅確定の辺境伯領で、寡婦が養蚕業を興し領民の生活を立て直す
「処刑まであと八年」老いた家令は若き当主に代わって帳場に座った
当主の処刑を知る老家令が、代わりに帳簿を握って家の財政を支える
破滅フラグの立った子爵家、次男は養蚕と製糸で立て直しにかかる
破滅フラグの立つ子爵家で、次男が養蚕と製糸業を興し立て直す
「断罪まで残り四年」財務顧問となった未亡人は帳簿の穴を塞いだ
財務顧問となった未亡人が、四年の猶予で家の帳簿の不正を正す
八年後に処刑される悪役の叔父、俺は塩の専売で家の財布を立て直した
八年後の処刑を知る叔父が、塩の専売事業で家の財政を立て直す
悪役令息の兄として殺される予定の俺、貿易で先に家を黒字にしておく
弟の罪で殺される予定の兄が、貿易事業で先に家の財政を黒字にする
廃嫡された次男、十五年後に潰れる実家を継いで立て直す
廃嫡された次男が、十五年後に潰れる実家を継いで領地経営で立て直す
三年後に落城する辺境伯家、寡婦は密貿易を摘発して信頼を取り戻した
落城の運命を知る寡婦が、領内の密貿易を摘発し王家からの信頼を得る
「取り潰しの時は八年後」老いた家令は若君に商いの帳尻を教え込んだ
八年後の取り潰しを知る老家令が、若君に商売と会計の術を仕込む
「取り潰しまであと六年」隠居の前当主は港の整備に金を注ぎ込んだ
取り潰しまで六年と知る前当主が、港湾整備に投資し収益源を作る
七年後に取り潰される辺境伯家、後見人の叔母は港の関税を立て直した
七年後の取り潰しを知る叔母が、港の関税制度を立て直し収入を増やす
前世で読んだ小説の悪役夫人、処刑まで四年、今は塩の専売で稼いでいる
小説の展開を知る悪役夫人が、四年の猶予で塩の専売事業を軌道に乗せる
三年後に毒殺される悪役夫人、今は酒造で領地の財政を立て直している
毒殺の運命を知る悪役夫人が、酒造業で領地財政を立て直そうとする
十年後に粛清される辺境の当主代理、税を下げて民を味方につけた
十年後の粛清を知る当主代理が、減税で領民の支持を集めていく
「五年後、わたくしは処刑されるそうです」後妻は先に毛織物を売り歩いた
五年後の処刑を知る後妻が、毛織物の行商で先に資金を稼いでおく
「断罪まで四年、それまでに家を立て直します」未亡人侯爵夫人の宣言
四年後の断罪を知る未亡人侯爵夫人が、家の立て直しを宣言し動き出す
破滅フラグの立った伯爵領、家令として赴任した私は先に借金を清算する
破滅フラグの立つ伯爵領に赴任した家令が、先手を打って借金を清算する
三年後に処刑される悪役令嬢の母、今日から領地の帳簿を握る
断罪ルートを知る母親が、処刑までの三年で領地財政を立て直しにかかる
「断罪の日まであと十年」未亡人侯爵は、領地の借金を返し始めた
十年後の断罪を前世の記憶で知る未亡人侯爵が、先手を打って借金返済に着手する
十二年後に処断される悪役夫人、今日から関税の見直しを始める
十二年後の処断を知る悪役夫人が、関税制度の見直しに着手する
十年後に取り潰される予定の伯爵領、後見人の叔母が鉱山を掘り当てた
取り潰しを知る後見人の叔母が、鉱山開発で新たな収入源を得る
悪役令息の母として断罪される運命、私は先に商会を興しておいた
息子の罪で断罪される運命の母が、先手を打って商会を興していく
「取り潰しまであと三年」老いた家令は若君より先に借金取りと会った
取り潰しまで三年と知る老家令が、若君に先んじて借金整理を進める
「処断は七年後だと聞きました」隠居の前当主は密かに酒造株を買った
七年後の処断を知った前当主が、密かに酒造業に投資し備える
六年後に断罪される悪役令息の実父、今日から治水事業に着手する
息子の断罪を回避しようと、父親が治水事業で領地の信頼を取り戻す
五年後に取り潰される辺境伯家、後妻の私が商会を興した理由
御家取り潰しの運命を知る後妻が、商会を立ち上げて家を存続させようとする
「三年後に殺される私が、なぜ今から金勘定をしているのか」未亡人侯爵夫人の帳簿術
処刑の運命を知る未亡人侯爵夫人が、帳簿をつけて生き延びる道を探す
十五年後に断罪される辺境伯、今の代官は治水と養蚕に金を回す
十五年後の断罪を知る代官が、治水と養蚕業に投資し領地を強くする
破滅する家の後妻、私は酒造と製糸で借金を三年前倒しで完済した
破滅確定の家に嫁いだ後妻が、酒造と製糸業で借金を予定より早く完済する
「処刑まで五年、間に合わせてみせます」寡婦となった侯爵夫人の帳簿
五年後の処刑を知る侯爵夫人が、帳簿を武器に家の立て直しを急ぐ
「処刑の日は四年後だそうです」未亡人侯爵夫人は毛織物商会を興した
四年後の処刑を知る未亡人侯爵夫人が、毛織物の商会を興し財を成す
悪役令嬢の母、断罪の六年前から専売制度で領民を食わせている
娘の断罪を六年後に控えた母が、専売制度を整え領民の生活を支える
破滅する伯爵家の後見人になった次男、十年かけて借金を消す
破滅確定の伯爵家を任された次男が、十年計画で借金を返済していく
六年後に家名を断たれる辺境伯、代官の私が先に借金を清算した
家名断絶を知る代官が、六年の猶予で先に領地の借金を清算する
八年後に廃嫡される予定の長男、代わりに領地経営を任された叔父の記録
甥の廃嫡を見越した叔父が、代わりに領地経営を任され財政を立て直す
六年後に廃嫡される長男、代わりに領地を回す次男の会計日誌
兄の廃嫡を見越し、次男が代わりに領地の会計を担っていく記録
死に戻り65本
同じ日を繰り返す型。回数を題名に入れるのが今の形。
離縁状を書く朝、九度目の花嫁は判を押す前に証文を読み直すランキング12位
離縁状に判を押す前に隠された条項へ気づく花嫁の九度目の朝
祝言の酒、四度目の杜氏は今度こそ濁らせない
祝言に出す酒を毎回濁らせてきた杜氏が仕込みをやり直す話
年貢の取り立て、三十一度目の徴税吏は村長の顔を見て帰る
取り立ての果てに一揆を招いてきた徴税吏が村長の様子を見る話
反乱鎮圧の三十九回目、傭兵隊長は先に旗を降ろさせる
反乱鎮圧のたびに味方を死なせてきた傭兵隊長が降伏の勧告を急ぐ話
婚礼の夜、七度目の花嫁は毒杯を飲む前に席を立つ
花嫁が婚礼の夜に毒殺される運命を七度目でようやく避ける話
公判の四十七回目、代官は証人の名を呼ぶ順を変えた
冤罪を晴らせぬ公判をやり直す代官が証人喚問の順で運命を変える話
出航から数えて九十九回目、船長は積荷より先に水を疑う
毎回同じ港で難破する船の船長が積荷ではなく水に毒を疑い始める話
晩餐の毒殺、十二回目の料理人は皿を出す順を変える
晩餐で客が毒殺される事件を止めようとする料理人の十二回目
婿選びの宴で、二十一度目の花嫁は名乗りを間違えない
婿を選ぶ宴で名乗る相手を間違え続けてきた花嫁が正解に辿り着く話
陣屋の火事、六周目の代官は書庫より先に人を呼ぶ
陣屋の火事で毎回人死にを出してきた代官が優先順位を変える話
密輸の摘発、七周目の船長は積荷を港に着く前に捨てる
毎回捕縛される密輸船の船長が着岸前に証拠を処分し始める話
晩餐会の十九度目、執事は毒味役の順番を変えさせる
主が毒殺される晩餐会を繰り返す執事が給仕の順を変えていく話
取り立ての九十九回目、徴税吏は先に台帳の誤りを疑う
取り立てのたびに村で恨みを買ってきた徴税吏が台帳を疑い始める話
開城の交渉、七度目の城代は刀より先に文を渡す
開城の交渉で城兵を死なせ続けてきた城代が交渉の順を変える話
毒の入った樽、十一度目の杜氏は封を切る前に匂いを嗅ぐ
毒を盛られた樽に気づけなかった杜氏が確かめる手順を変える話
一揆の朝、十八度目の徴税吏は槍より先に証文を手放す
一揆に襲われ続けた徴税吏が証文を手放す判断に至る十八度目
難産の四度目、産婆は湯より先に布を温める
難産で母子を救えなかった産婆が手順の最初を変えていく話
厨房の火事、三度目の料理人は油の壺を先に運び出す
厨房の火事で店を失ってきた料理人が運び出す順を変える話
不正を問う公判、十一度目の監査官は証拠の順を変える
不正の証拠を突きつけられず負け続けた監査官が提示順を変える話
謀反の兆し、十五度目の城代は密使を先に捕らえる
謀反を見逃し続けた城代が密使を先に押さえる判断に至る話
船内疫病の三十一回目、船長は隔離する船室を間違えない
船内で広がる疫病を止めるため隔離部屋の見極めを重ねる船長の話
一揆の八度目、代官は米蔵の鍵を渡す前に村へ走る
一揆に発展する前に村へ駆けつけようとする代官の八度目の試み
仕込みの八度目、杜氏は水より先に米を疑う
仕込みのたびに酒を腐らせてきた杜氏が疑う順番を変えていく話
収穫祭の宴、六度目の料理人は火入れの刻を早める
収穫祭の宴で食あたりを出してきた料理人が仕込みの刻を変える話
毒杯の夜、六度目の執事は主の盃だけを取り替える
主が毒殺される夜を繰り返す執事が盃をすり替える一手に賭ける話
婚礼の膳、十四度目の料理人は魚を焼く火を落とす
婚礼の膳で毎回客を倒れさせてきた料理人が火加減を変える話
嫁入りの朝、十二度目の花嫁は持参金の箱を開けずに逃げる
持参金の箱に仕込まれた罠に気づいた花嫁が十二度目に逃げ出す話
祝言の火事、五度目の花嫁は先に灯りを消して回る
祝言の夜に起きる火事を五度目で未然に防ごうとする花嫁の話
毒殺未遂、八度目の医師は解毒より先に水差しを割る
毒殺を止めきれなかった医師が水差しを割る一手に賭ける話
屋敷の火事、二十三度目の執事は書斎より先に厨房を確かめる
屋敷が焼け落ちる火事の火元を突き止めようとする執事の二十三度目
産屋の火事、三十三回目の産婆は赤子より先に窓を開ける
産屋が焼け落ちる火事で赤子を救えなかった産婆の三十三回目
蔵の火事、九度目の商人は帳面より先に人を呼び出す
蔵が焼け落ちる火事で奉公人を失ってきた商人の九度目
記録庫の火事、二十度目の監査官は写しより先に原本を運ぶ
記録庫の火事で証拠を失い続けてきた監査官が運ぶ物を変える話
借金の催促、四十三回目の商人は証文の日付を数え直す
取り立てのたびに損をしてきた商人が証文の日付の矛盾に気づく話
検地の三周目、代官は帳簿の数字を誰より先に確かめる
検地のたびに揉め事が起きる村で代官が帳簿の不正を三周目で暴く話
難産の夜、五十五回目の医師は産婆を呼ぶ先を間違えない
難産で母子を救えなかった医師が産婆を呼ぶ順序を正していく話
魔女と呼ばれた公判、六度目の産婆は自ら証言台に立つ
魔女扱いされ裁かれ続けた産婆が証言のやり方を変えていく話
籠城の十二度目、城代は井戸より先に見張りを増やす
籠城戦で城を落とされ続けてきた城代が守りの優先順位を変える話
天守の火事、五周目の城代は太鼓より先に鐘を鳴らす
天守が焼け落ちる火事で城下を救えなかった城代が合図を変える話
攻城戦の九度目、傭兵隊長は梯子より先に矢を数える
攻城戦で部下を失い続けた傭兵隊長が準備の順を変えていく話
債務の裁定、十六回目の監査官は利子の計算を先に正す
債務の裁定で毎回不利な裁きを受けてきた監査官が計算を正す話
商談の十七度目、商人は先に相手の帳面を見せてもらう
毎回騙されてきた商談を有利に運ぼうとする商人の十七度目
難破の十一度目、船長は羅針盤より先に錨を切る
難破のたびに沈んできた船の船長が判断の順序を変えて挑む話
反乱の十四度目、船長は炊事場の男から先に説得する
船員の反乱を防ぐため首謀者ではなく炊事係を口説く船長の話
誤診を問う公判、十三度目の医師は証言を一言変える
誤診の責を負わされ続けた医師が公判での証言を少しずつ変える話
疫病の広がる夜、二十二度目の産婆は水より先に薬草を煮る
疫病が広がる村で赤子を守れなかった産婆が処置の順を変える話
講和の宴、二十度目の傭兵隊長は杯より先に懐を探る
講和の宴で騙し討ちに遭い続けた傭兵隊長が警戒の順を変える話
籠城の医務室、九周目の医師は薬より先に包帯を数える
籠城戦の医務室で人を救い続けられなかった医師の九周目の采配
難破した荷、六周目の商人は積み荷を先に減らす
海難で財を失い続けた商人が積み荷の量を見直していく話
品評の監査、二十四回目の杜氏は麹より先に水を変える
品評会で毎回落とされてきた杜氏が仕込み水から見直していく話
年貢の取り立て、十六度目の代官は先に借用書を焼く
毎回悲劇を招く年貢取り立てを止めるため証文を焼く代官の十六度目
監査の五十五回目、監査官は先に倉庫の数を数え直す
監査のたびに不正を見逃してきた監査官が数え方を変えていく話
待ち伏せの十四度目、傭兵隊長は先鋒を右に回す
待ち伏せで部隊を壊滅させられ続けた傭兵隊長が陣形を変える話
陣の火事、六度目の傭兵隊長は馬より先に弾薬を運ぶ
陣が焼ける火事で部隊を壊滅させてきた傭兵隊長が運ぶ順を変える話
蔵の火事、十九回目の杜氏は火の元より先に樽を運ぶ
蔵が焼け落ちる火事で酒を失い続けてきた杜氏が運ぶ順を変える話
相続の詮議、四周目の執事は遺言状を先に写し取る
相続争いで主家が没落する前に遺言状の写しを確保する執事の話
村の火事、七度目の徴税吏は帳簿より井戸を先に開ける
村が焼けるたびに帳簿を守って人を見捨ててきた徴税吏の七度目
婚礼前夜、十度目の産婆は花嫁の顔色だけを診る
婚礼前夜に毒を盛られる花嫁を救えなかった産婆の十度目
戴冠の宴、二十七回目の執事は毒味役より早く給仕を止める
戴冠の宴で主が倒れる原因を給仕の手順から探る執事の話
籠城の賄い方、二十五度目の料理人は米より塩を先に隠す
籠城戦で兵糧攻めに遭う賄い方が隠す物の順を変えていく話
疫病の三十七回目、医師は薬包みの順番を変える
疫病が広がるたびに患者を救えなかった医師が処方の順を変える話
公判に呼ばれた十度目の徴税吏は自分の帳面を疑い出す
横領の疑いで裁かれ続けた徴税吏が自らの帳面の穴に気づく話
戴冠の宴、二十六回目の城代は毒味役の順を変える
戴冠の宴で主を毒殺から守れなかった城代が給仕の順を変える話
監査の朝、二十九回目の商人は帳簿より先に蔵を開ける
監査で毎回罪を着せられてきた商人が確かめる順序を変える話
戴冠前の帳簿改め、八周目の監査官は印の位置を疑う
戴冠前の帳簿検めで毎回騙されてきた監査官が印章を疑う話
悪女・復讐65本
悪女と呼ばれた女が、暴力ではなく契約・証文・相続で落とし前をつける型。
悪女と噂された女商人、船団を沈めた海賊の背後にいた商会を保険金詐欺で訴えるランキング38位
悪女と噂された女商人が海賊事件の背後にいた商会を保険金詐欺で訴える
悪女とされた伯爵夫人、夫の浮気相手との間の子の相続権を法廷で退ける
悪女とされた伯爵夫人が法廷で正当な相続の順序を示し不当な相続権を退ける
悪女と呼ばれた伯爵未亡人、亡夫の遺言状を公開し愛人への遺贈を無効にする
悪女と呼ばれた未亡人が正式な遺言状を公開し愛人への遺贈を無効にする
悪辣と噂された商家の後妻、義弟の使い込みを十年分の帳簿で暴き相続権を守る
悪辣と噂された後妻が十年分の帳簿から義弟の使い込みを暴き相続権を守る
冷酷と呼ばれた侯爵夫人、義母が隠した宝石の相続分を法廷で取り戻す
冷酷と呼ばれた侯爵夫人が義母の隠した宝石の相続分を法廷で取り戻す
「この手形、裏書きが偽物だとご存知でしたか」悪女と噂の商会長、偽造を暴く
悪女と噂された商会長が手形の裏書偽造を見抜き相手を告発する
悪女とされた酒造家の娘、専売権を奪った男の樽の品質偽装を証明する
悪女とされた娘が専売権を奪った男の樽の品質偽装を検分し証明する
悪女を演じた伯爵令嬢、婚約者の浮気相手の実家に売掛金を一括請求させる
悪女を演じた令嬢が商会を動かし浮気相手の実家に売掛金を一括請求させる
悪女と噂された醸造家の娘、専売権を奪った男爵に不作の年の賠償を請求する
悪女と噂された娘が専売権を奪った男爵に不作年の賠償を正式に請求する
冷徹な女商人と呼ばれた未亡人、亡夫を欺いた仲買人の免許を取り消させる
冷徹と呼ばれた未亡人が亡夫を欺いた仲買人の不正を訴え免許を取り消させる
冷血と噂された商会長の娘、父の会社を乗っ取った幹部の背任を株主総会で暴く
冷血と噂された娘が父の会社を乗っ取った幹部の背任を株主総会で暴く
悪女と蔑まれた伯爵令嬢、実家を潰した商会の株を密かに買い占め議決権を握る
悪女と蔑まれた令嬢が実家を潰した商会の株を買い占め議決権を握る
「悪女で構いません、この証書だけはお返ししませんの」高利貸しの娘の宣言
高利貸しの娘が悪女と呼ばれても正当な証書だけは手放さず取り立てる
悪女とされた未亡人、夫を殺した疑いのある男の不在証明を覆す証言をする
悪女とされた未亡人が法廷で証言し容疑者の偽りの不在証明を覆す
「わたくしが悪女なら、あなたは詐欺師ですわね」元婚約者、婚姻契約の違約条項を突く
破談を仕掛けられた元婚約者が婚姻契約の違約条項を突き賠償を得る
悪女と呼ばれた商家の娘、父を破産させた男の担保物件を競売で買い戻す
悪女と呼ばれた娘が父を破産させた男の担保物件を競売で正式に買い戻す
「離縁状に判を押す前に、この養育費の条項をお読みください」悪女と噂の元妻
悪女と噂された元妻が離縁前に養育費条項を突き付け正当な取り分を得る
「あなたの家の紋章入りの借用書、質屋に流出しておりますのよ」悪女と噂の女
悪女と噂された女が相手の家の借用書を手に入れ立場を逆転させる
悪女と呼ばれた女地主、水利権を奪った隣領主に灌漑費用の請求書を送りつける
悪女と呼ばれた女地主が水利権を奪った隣領主に灌漑費用の請求書を送る
冷酷と評判の未亡人、亡夫の遺産を狙った親族を後見人契約の穴で退ける
冷酷と評判の未亡人が後見人契約の不備を突き遺産を狙う親族を退ける
「悪女と呼ばれても、この特許権だけは渡しませんわ」発明家の未亡人の一言
発明家の未亡人が悪女と呼ばれながらも亡夫の特許権を守り抜く
「わたくしを追い出した代償は、この関税の書類に出ておりますのよ」元夫人の一言
追い出された元夫人が関税書類の不備を突き相手の商会に打撃を与える
悪女とされた伯爵令嬢、婚約破棄の違約金で実家の借金を完済し独立する
悪女とされた令嬢が婚約破棄の違約金を使い実家の借金を完済し独立する
「悪女と呼ばれるくらいで済むなら、安いものですわ」商会を乗っ取った女の独白
悪女の評判を代償に女が正当な手続きで裏切った商会の経営権を握る
「この土地の境界線、測量図が違っておりますわね」悪女と呼ばれた女地主
悪女と呼ばれた女地主が測量図の誤りを突き奪われた土地を取り戻す
「利息の計算を間違えたのは、あなたの方ですわ」高利貸しと蔑まれた女、証書で勝つ
高利貸しと蔑まれた女が正しい利息計算の証書を示し取り立て訴訟に勝つ
悪女と噂された伯爵夫人、離縁後の財産分与で夫の隠し財産を暴き出す
悪女と噂された伯爵夫人が離縁の財産分与審理で夫の隠し財産を暴く
悪女と噂された伯爵令嬢、実家を売った商会との契約書の抜け穴を突いて取り戻す
悪女と噂された令嬢が実家を奪った契約書の抜け穴を突き権利を取り戻す
悪女とされた塩商の娘、専売を横取りした叔父の帳簿改竄を税官に突き出す
悪女とされた娘が専売を奪った叔父の帳簿改竄の証拠を税官に提出する
悪女と噂された貴族の娘、婚約破棄の違約金を取り立てて孤児院に寄付する
悪女と噂された娘が婚約破棄の違約金を取り立て全額を孤児院に寄付する
冷徹と噂された商家の未亡人、亡夫を裏切った番頭を横領の証拠で追い出す
冷徹と噂された未亡人が亡夫を裏切った番頭を横領の証拠で追放する
悪女と噂された織物商の後妻、義理の兄が奪ったギルド権を規約違反で取り戻す
悪女と噂された後妻がギルド規約違反を突き義兄が奪った権利を取り戻す
悪女と噂された商家の後妻、義理の息子の借金の連帯保証を法的に無効にする
悪女と噂された後妻が義理の息子の連帯保証契約の不備を突き無効にする
冷徹と噂された商人の娘、父を陥れた男の商標を無断使用で訴える
冷徹と噂された娘が父を陥れた男の商標無断使用を突き止め訴える
「この遺言、二通目が本物ですのよ」悪女と呼ばれた女、遺産分割で勝つ
悪女と呼ばれた女が本物の二通目の遺言を示し遺産分割の審理で勝つ
「わたくしを悪女と呼んだ商会、今頃は信用状が使えないはずですのよ」女の独白
悪女と呼んだ商会の信用状を無効にする手を打っていた女の独白
「離縁は結構、ただし嫁資はお返しいただきます」悪女と呼ばれた妻、持参金訴訟に勝つ
離縁を受け入れた妻が悪女と呼ばれながら持参金の返還訴訟に勝つ
「悪女で構いません、この賠償金は正当な請求ですので」海運業を継いだ女の言葉
海運業を継いだ女が悪女と呼ばれながらも正当な賠償金を請求し続ける
「わたくしを陥れた証拠は、あなたの帳簿に残っておりますわ」悪女と呼ばれる女
悪女と呼ばれる女が相手自身の帳簿から陥れた証拠を見つけ突き付ける
悪女と呼ばれた伯爵夫人、離縁の慰謝料代わりに夫の領地の水利権を取り上げる
悪女と呼ばれた伯爵夫人が離縁の条件として夫の領地の水利権を得る
冷酷と評判の未亡人、亡夫の商会を乗っ取ろうとした甥の株式取得を無効にする
冷酷と評判の未亡人が亡夫の商会を狙った甥の不正な株式取得を無効にする
「わたくしの持参金、耳を揃えてお返しいただきますわ」悪女とされた元妻の要求
悪女とされた元妻が離縁に際し持参金の全額返還を正式に要求する
悪女と呼ばれた男爵令嬢、家を陥れた商会に港の使用料未払いを訴え出す
悪女と呼ばれた令嬢が家を陥れた商会の港使用料未払いを正式に訴える
「悪女で結構、この契約書に判を押したのはあなたですもの」裏切った商会へ違約金を全額請求する女
商会に裏切られた女が契約書の条項を盾に違約金を全額請求し取り立てる
「保証人になった覚えはございません、この署名は偽物です」悪女とされた女、勝訴する
悪女とされた女が身に覚えのない保証契約の署名偽造を証明し勝訴する
冷血と呼ばれた侯爵令嬢、婚約破棄した相手の実家に慰謝料を請求する
冷血と呼ばれた令嬢が婚約破棄の契約条項に基づき相手に慰謝料を請求する
「悪女と呼ばれるのは慣れております、この訴状の方が重要ですので」女商人の一言
悪女の評判に動じない女商人が用意した訴状で正式に決着をつける
悪女と呼ばれた男爵夫人、夫の愛人に貸していた金を耳を揃えて取り立てる
悪女と呼ばれた男爵夫人が夫の愛人への貸金を証書どおり取り立てる
悪女と噂された商人の娘、父を陥れた同業者の専売権を競売で買い戻す
悪女と噂された娘が父を陥れた同業者の専売権を競売で正式に買い戻す
「あなたが燃やしたはずの証文、写しがございますの」悪女とされた女、法廷で勝つ
悪女とされた女が焼却されたはずの証文の写しを示し法廷で勝訴する
「悪女と呼ばれるくらいなら、この収穫の権利は渡しません」女地主の宣言
悪女と呼ばれても構わない女地主が正当な収穫の権利を最後まで手放さない
冷血と評判の伯爵令嬢、家を売った相手の結婚契約の持参金条項を無効にする
冷血と評判の令嬢が家を売った相手の結婚契約の持参金条項を無効にする
悪女と呼ばれた侯爵令嬢、婚約破棄の代わりに相手の家の関税減免を打ち切らせる
悪女と呼ばれた令嬢が婚約破棄を受け入れる代わりに相手の関税優遇を打ち切らせる
「離縁状はもう用意してございます、財産分与の条項付きで」悪女と呼ばれた妻
悪女と呼ばれた妻が財産分与の条項を盛り込んだ離縁状を自ら用意する
「あなたの署名入りの借用書、まだ持っておりますのよ」悪女とされた女商人
悪女とされた女商人が古い借用書を根拠に踏み倒された金を取り立てる
「わたくしを悪女と呼ぶ前に、この借用書をご覧くださいまし」元花嫁、違約金を取り立てる
婚約破棄された元花嫁が借用書を根拠に相手から違約金を取り立てる
悪女と呼ばれた男爵令嬢、家を潰した相手の結婚契約の持参金条項を無効にする
悪女と呼ばれた令嬢が家を潰した相手の結婚契約の持参金条項を突き崩す
「証拠は十年分、揃えるのに時間がかかりましたの」悪女と呼ばれた女、告発する
悪女と呼ばれた女が十年かけて集めた証拠で相手の不正を告発する
悪女と呼ばれた未亡人、夫の船の保険金を請求し不正を働いた保険人を訴える
悪女と呼ばれた未亡人が船の保険金を請求し不正な保険人を訴え追及する
「悪女と呼ぶのは構いませんが、この収穫の先物契約はもう無効です」女地主の宣言
悪女と呼ばれる女地主が不当な先物契約を無効にし収穫の権利を守る
悪女と呼ばれた未亡人、亡夫の遺産を狙う親族の相続放棄を書面で確定させる
悪女と呼ばれた未亡人が遺産を狙う親族に相続放棄の書面を交わさせる
「この証言ひとつで、あなたの爵位は消えますのよ」悪女とされた女、法廷で真実を語る
悪女とされた女が法廷で証言し不正を働いた相手の爵位を失わせる
「あなたの偽証、証人はまだ生きておりますのよ」悪女とされた女、法廷で覆す
悪女とされた女が偽証を暴く生き証人を法廷に立たせ判決を覆す
「あなたが踏み倒した手形、利子ごと耳を揃えていただきますわ」悪女と噂の女
悪女と噂された女が踏み倒された手形を利子込みで正式に取り立てる
冷徹と噂された商家の娘、父の会社を裏切った番頭の退職金を横領罪で没収する
冷徹と噂された娘が父を裏切った番頭を横領罪で告発し退職金を没収する
テイマー65本
変わった生き物と組む型。生き物の設定が具体的で、しかも少し役に立たないほうが効く。
帳簿をつけるスライム、伝票が合わない日は餌をくれない
経理をこなす奇妙なスライムを飼う商人が、帳簿の誤りとスライムの機嫌に振り回される
郵便配達専門のワイバーン、私信は絶対に運ばない主義
公用の書状しか運ぼうとしないワイバーンを相棒にした配達人の、融通の利かない仕事
「配達員には向いてませんが監査には向いています」カラスを飼う税務官
配達には不向きだが数字には強いカラスを飼う税務官の、意外な相棒との仕事ぶり
灯台守の男、拾った卵から孵ったのはただの海鳥だった、と思っていた
拾った卵を育てた灯台守が、ただの海鳥だと思っていた鳥の正体に後で気づく話
森林警備員、餌付けたグリフォンが高所恐怖症で飛べない
森を守る警備員が世話をするグリフォンは、飛べるはずなのに高所を極端に怖がる
郵便配達人、乗合馬車のかわりに巨大なカタツムリを雇う
馬が手配できず巨大なカタツムリを配達に使う羽目になった郵便配達人の顛末
郵便馬車の御者、相棒の亡霊馬は夜道しか走らない
夜にしか力を発揮しない亡霊の馬を相棒にした郵便馬車の御者の奇妙な配達稼業
「利子の計算はできますが空は飛べません」会計スライムを雇った両替商
計算だけは達者な地を這うスライムを雇った両替商が、その特技に商売を助けられる
帳簿を食べて生きるスライム、経理の粗を見つけると太る
不正のある帳簿ほどよく食べて太るスライムを飼う商人が、経理の見直しを迫られる
検問所に居着いたゴブリン、書類仕事だけは異常に速い
検問所に居着いた小柄なゴブリンが、なぜか書類仕事の処理速度だけは異常に速い
「お茶しか飲まないんです」火竜を飼う宿屋の女将、火は起こさせない
火を吐けるのにお茶ばかり飲みたがる竜を飼う宿屋の女将の、暖炉に困る毎日
国境警備の老兵、育てた鷹が密輸船の航路を覚えていた
国境で働く老兵が育てた鷹が、密輸船の通う航路をいつの間にか覚えていた
井戸の底から拾った卵、孵ったのは川を治める大蛇だった
井戸の底で見つけた卵を育てた村人が、孵化した蛇が川を治める存在だったと知る
隻眼のラバ、片目で見た地図の誤りを蹄で教えてくれる
片目のラバが、古い地図の誤りに気づくたびに蹄で地面を叩いて知らせてくる
国境警備隊、飼っている隼が密輸品の匂いだけを覚えている
国境で働く隊員たちが飼う隼は、なぜか密輸品の匂いだけを的確に覚えている
未亡人の農場、雇った案山子が実は動くゴーレムだった
人手不足の農場で雇った案山子が、実は動くゴーレムだったと分かった未亡人の話
帳簿を読むカラス、税収の水増しを見抜いて村長を睨む
帳簿を読めるカラスを連れた徴税官が、村長による税収の水増しをカラスと共に暴く
郵便配達人の相棒、隻眼のラバは崖道の近道だけを選ぶ
郵便配達人の相棒である片目のラバが、危険な崖道の近道ばかりを選んで進む
「産んだのは卵じゃなくて宝石でした」未亡人が飼う不思議な鶏
普通の鶏だと思って飼っていた鳥が、卵の代わりに宝石を産むと気づいた未亡人の話
灯台守の老人、住み着いた海蛇が船の道を照らし始めた
灯台に住み着いた海蛇が、光る体で夜の海の航路を照らし始める老灯台守の物語
検問所の犬、実は物言う狼だと最近まで気づかなかった
長年検問所で働かせていた犬が、実は言葉を話す狼だったと最近になって気づく警備兵
行商人、荷馬車を引く牛が実は喋れることを黙っている
長年連れ添った牛が言葉を話せることを、周囲には黙って商売を続ける行商人の話
検問所の書記、飼っている梟が偽造書類だけを見分ける
検問所で書類仕事をする男が飼う梟は、偽造された書類だけを的確に見分ける
森番の妻、拾った卵から孵ったのは火を吐かない竜だった
森番の妻が拾った卵から孵った竜には火を吐く力がなく、代わりの特技を探す日々
国境の税関、飼っている大蜘蛛は密輸品の匂いで巣を張る
税関で働く男が飼う大蜘蛛が、密輸品の匂いを頼りに巣を張る場所を決めている
「これは鶏の卵ではありませんでした」孵化した雛が竜だった農婦の朝
鶏の卵だと思って温めていた農婦が、孵化した雛が小さな竜だったことに気づく朝の話
帳簿スライム、雇い主が誤魔化そうとすると色が変わる
経理を手伝うスライムは、雇い主が数字を誤魔化そうとすると体の色が変わってしまう
税吏に拾われた妖精、税収の帳簿の穴を勝手に埋めてしまう
小さな妖精を懐に飼う税吏が、帳簿の不備を勝手に補正してしまう妖精に困惑する
未亡人の養蜂場、女王蜂の代わりに座っているのは小さな竜
夫を亡くした女が営む養蜂場の巣箱に、女王蜂の代わりに小さな竜が居座っている
荷馬車引きの俺、相棒の馬が実は角を隠した一角獣だった
長年連れ添った荷馬車の馬が、実は角を隠した一角獣だったと知る御者の日常
郵便配達しか許さないワイバーン、依頼書のない荷物は運ばない
融通の利かないワイバーンを相棒にした配達人が、正式な依頼書探しに奔走する
森番の親父、餌付けした狼が羊の群れを守り始めた
山の森番が餌付けた一匹の狼が、いつの間にか村の羊を守る番犬代わりになっていく
森林警備員の男、育てた鹿が実は角を隠した精霊だった
森で育てた一頭の鹿が、実は角を隠した森の精霊だったと知る警備員の話
森の炭焼き、餌付けた熊が炭焼き窯の火加減を見張り始める
炭焼き職人が餌付けた熊が、いつの間にか窯の火加減を見張るようになった
隻眼のラバ、荷崩れした荷物を片目で見て組み直す
片目のラバが荷崩れを見つけるたびに、器用に荷を積み直そうとする行商人との旅
監査するカラス、村長の帳簿の誤魔化しを見つけて鳴き続ける
数字にうるさいカラスを飼う女が、村長の帳簿の不正をカラスの鳴き声で暴いていく
隻眼のラバを連れた行商人、崖道だけは絶対に間違えない
片目のラバを連れた行商人が、危険な崖道での道の勘だけは絶対的に信頼している
森林警備員、拾った卵から孵ったのは絶滅したはずの鳥だった
森で拾った卵を育てた警備員が、孵化した鳥が絶滅したはずの種だったと気づく
「これは鴨の卵じゃありませんでしたわ」未亡人の鶏舎に竜が一羽
鴨の卵だと思って温めていた未亡人の鶏舎に、孵化した竜が一羽紛れ込んでいた
灯台守、住み着いた人魚が漁の時間だけ教えてくれる
灯台に住み着いた人魚が、漁に出るのに適した時間だけを教えてくれる灯台守の話
未亡人の牧場主、隻眼のラバが毎朝同じ場所で立ち止まる理由
牧場を営む未亡人が、飼っている片目のラバが毎朝決まった場所で立ち止まる理由を探る
森の弓猟師、飼っている一角獣は人前でしか角を出さない
猟師が飼う一角獣が、人目のある場所でしか自慢の角を見せようとしない変わり者
未亡人の農場に住み着いた竜、卵の管理だけは誰よりも上手い
未亡人の農場に住み着いた竜が、なぜか鶏の卵の管理だけは誰よりも丁寧にこなす
国境警備の男、拾った卵から孵ったのは規格外の魔物だった
国境で拾った卵を育てた警備兵が、孵った魔物の大きさと力に振り回されながら任務をこなす
「産卵記録をつけております」鶏舎に紛れ込んだ竜と暮らす農婦
鶏舎に紛れ込んだ竜を、律儀に産卵記録をつけながら他の鶏と一緒に世話する農婦
未亡人の牧場、迷い込んだユニコーンは人参の育て方にうるさい
牧場に迷い込んだユニコーンが、育てる人参の品質にだけやたらとうるさい
隻眼のラバを継いだ二代目、片目の見え方で天気を当てる
先代から片目のラバを継いだ二代目行商人が、ラバの様子で天気を言い当てる術を学ぶ
郵便配達人、担当のワイバーンは公式の依頼書がないと飛ばない
堅物のワイバーンに手を焼く郵便配達人が、書類仕事に追われながら配達を続ける
未亡人の農場、居着いたトロールが力仕事だけを手伝ってくれる
夫を亡くした女の農場に居着いた大柄なトロールが、力仕事だけを黙々と手伝う
国境の検問所、飼っているケルピーは荷の重さでしか川を渡らない
検問所で働く男が飼うケルピーは、決められた重さの荷でなければ川を渡ろうとしない
森番、餌付けた大蛇が畑の獣害を勝手に片付けてくれる
森番が餌付けた大蛇が、村の畑を荒らす獣を勝手に退治してくれるようになった
森番、監査に来たカラスと帳簿の不備を巡って言い争う
森の管理費を巡り、監査に訪れたカラスと帳簿の不備について言い争う森番の一幕
郵便配達専門のワイバーン、雨の日は絶対に飛ばない
雨天だけは絶対に飛ぼうとしないワイバーンに振り回される郵便配達人の奮闘
森林警備員、飼っている狼は羊の数を毎晩数えている
森林警備員が飼う狼が、なぜか村の羊の数を毎晩欠かさず確認して回っている
「監査に来ました」帳簿カラスに睨まれた領主の粉飾が暴かれる
帳簿を読めるカラスを使う監査人が、領主の粉飾決算をカラスの目で暴いていく
郵便配達ワイバーン、荷物より先に苦情の手紙を届ける
融通の利かないワイバーンが、通常の荷物よりも先に苦情の手紙ばかり届けたがる
森の炭焼き夫婦、育てたサラマンダーは火を消す方が得意だった
炭焼きを営む夫婦が育てたサラマンダーが、火をつけるより消す方を得意としていた
郵便配達人と隻眼のラバ、四十年連れ添って山道を知り尽くす
四十年ともに働いた郵便配達人と片目のラバが、どんな山道でも迷わず走破する
灯台守、住み着いた鬼火が嵐の夜だけ灯りを強くする
灯台に住み着いた鬼火が、嵐で視界の悪い夜だけ自ら灯りを強めてくれる話
国境の関所、飼っている大蛇は密入国者だけに反応する
関所で働く男が飼う大蛇は、通常の旅人には無反応で密入国者にだけ反応する
郵便配達人、乗り換えたワイバーンは私用の手紙だけ拒む
新しく担当になったワイバーンが、なぜか私的な手紙の配達だけを頑なに拒む
未亡人が営む牧場、迷い込んだ竜が乳搾りを手伝い始める
夫を亡くした女が営む牧場に迷い込んだ竜が、なぜか乳搾りの手伝いを覚えてしまう
森番、拾った卵から孵ったのは羽のない小さな竜だった
森番が拾った卵から孵った竜には翼がなく、飛べない竜との地道な暮らしが始まる
隻眼のラバの背に乗ると、なぜか迷わず目的地に着く
片目のラバの背に乗った旅人が、複雑な地形でもなぜか一度も道に迷わない不思議
隻眼のラバ、荷の重さを片目で正確に量り当てる
片目しかない年老いたラバを連れた行商人が、その目測の正確さに助けられ続ける
婚約破棄65本
破談・離縁から始まり、切られた側が先に手を打っていたことが分かる型。
質屋の女主人、婚約破棄されたその足で元婚約者の借金証文を買い占める
破談直後に相手の借金証文を買い占める女主人の話
貴族院の書記官、婚約破棄と引き換えに議事録の閲覧権を手にする
破談の代償として議事録の閲覧権を得る書記官の話
聖職者候補の女性、婚約を自ら破棄し独身での叙任を選び取る
自ら婚約を破棄し聖職者としての道を選ぶ女性の話
公爵、婚約を破棄した令嬢に領地経営の全権を譲っていた
破棄した側の令嬢に実は全権を託していた公爵の話
馬主の令嬢、破談の代わりに競走馬の血統書を全て持ち去る
破談の代償として競走馬の血統書を持ち去る令嬢の話
伯爵令嬢、自ら婚約を破棄し持参金の代わりに独立資金を確保
自ら破談を選び持参金を独立資金に変える令嬢の話
神殿の会計長、婚約破棄されるも寄進の管理権はすでに手中にあった
破談前に寄進の管理権を握っていた会計長の話
織物商の娘、婚約破棄されて独立し元婚約者の得意先を全て奪う
破談を機に独立し元婚約者の商売敵となる娘の話
老舗宿の跡取り娘、婚約破棄されるも先に暖簾分けの証書を確保
破談前に暖簾分けの証書を確保していた娘の話
未亡人の商家当主、再婚を断り先代の帳簿で不正を暴く
再婚を拒み亡夫の帳簿から不正を暴く商家当主の話
伯爵夫人候補、婚約解消と同時に元婚約者の不正の証拠を突きつける
解消を機に元婚約者の不正の証拠を突きつける話
街道整備を担う女技師、婚約解消の代わりに通行税の権利を得る
解消の代償として通行税の権利を得る女技師の話
未亡人の男爵、再婚話を断って先代の遺した爵位の返還を拒む
再婚を拒み亡夫の爵位を守り抜く未亡人男爵の話
修道院帰りの令嬢、婚約破棄されても持参金は先に寄進済み
持参金を先に修道院へ寄進していた令嬢の逆転劇
港町の関税吏、婚約破棄の慰謝料として通行税の免除権を得る
破談の慰謝料代わりに通行税免除の権利を得る話
温室栽培を営む未亡人、再婚を断り土地の名義を自分名義に変える
再婚を拒み土地の名義を自ら守る未亡人の話
商人ギルドの監査役、破談されても先に不正取引の証拠を確保していた
破談前に不正取引の証拠を確保していた監査役の話
神殿の巫女、婚約解消を機に隠されていた神託の記録を公にする
婚約解消をきっかけに神殿の不正記録を暴く話
商家の後妻候補、破談を機に先代の遺した店の実権を握る
破談を機に店の実権を握る後妻候補の女性の話
港の税関吏、婚約破棄されるも先に密輸ルートの証拠を掴んでいた
破談前に密輸ルートの証拠を掴んでいた税関吏の話
毛皮商の娘、破談されても先に交易路の権利を買い取っていた
破談前に交易路の権利を確保していた娘の逆転劇
薬師の娘、婚約者に裏切られる前に王宮御用達の契約を結んでいた
裏切りを見越し王宮契約を先に結んでいた薬師の話
騎士団付きの医師、婚約解消と引き換えに従軍契約を勝ち取る
破談の代わりに従軍契約を得た女医師の話
商人ギルドの理事、婚約破棄した相手の不正証文を先に押さえていた
破談前に相手の不正証文を確保していた理事の話
神殿の書記、婚約解消と引き換えに聖典の写本権を手にする
解消の代償として聖典の写本権を得る書記の話
商会の跡取り娘、婚約破棄されたその日に取引先を総入れ替え
破談を機に取引先を刷新し商売を立て直す娘の話
商船の船長、婚約破棄した相手の密輸の証拠を先に握っていた
破談前に相手の密輸証拠を掴んでいた船長の話
王宮料理長の娘、破談の翌朝には宮廷御用達の看板を掲げていた
破談を見越し宮廷御用達の地位を先に得ていた娘の話
醸造所の跡取り娘、婚約破棄されるも王室御用達の称号は先に得ていた
破談前に王室御用達の称号を得ていた跡取り娘の話
軍需商人の娘、破談されても兵器の納入契約は先に確保済み
破談前に軍への納入契約を確保していた娘の話
未亡人の醸造家、再婚を断り醸造権を娘に継がせる契約を結ぶ
再婚を拒み醸造権を娘へ継がせる未亡人の話
酒場の未亡人、婚約破棄されたその日に醸造権を先に買い取っていた
破談を見越し醸造権を確保していた未亡人が独立する話
港湾ギルドの理事、破談の代償に積出港の独占使用権を得る
破談の代償として積出港の独占使用権を得る理事の話
騎士団の兵站官、婚約破棄と引き換えに補給路の指揮権を獲得
破談の代償として補給路の指揮権を得る兵站官の話
川船問屋の娘、婚約解消と同時に上流の独占航行権を得る
解消を機に上流の独占航行権を得る問屋娘の話
未亡人の男爵夫人、再婚の話を蹴り亡夫の遺言で領地を守り抜く
再婚話を拒み亡夫の遺言を盾に領地を守る夫人の話
宮廷薬師、破談の慰謝料代わりに秘伝の調薬権を確保する
破談の慰謝料として秘伝の調薬権を得る宮廷薬師の話
公爵令嬢、婚約破棄と同時に持参金の証文を突き返す
婚約破棄を告げられた令嬢が即座に持参金を回収する話
川港の船主の娘、婚約解消と引き換えに独占航路を手に入れる
破談の代償として独占航路を得た船主令嬢の逆転劇
温泉宿の女将、婚約破棄と共に本店の権利書を取り戻す
破談を機に本店の権利書を取り戻す女将の逆転劇
伯爵夫人候補、破談と同時に慰謝料代わりの鉱山権を受け取る
破談の慰謝料として鉱山の権利を得る令嬢の話
馬商人の娘、破談の代償に競売の優先権を手に入れる
破談の代償として競売の優先権を得る娘の話
織物ギルドの女親方、婚約破棄と同時に独占契約を勝ち取る
破談と引き換えに独占契約を得る女親方の話
貿易商の一人娘、婚約解消されてすぐ新たな交易路を開拓する
解消をきっかけに新たな交易路を切り開く娘の話
騎士団長の夫人、離縁を告げられた翌朝には領地の名義を得ていた
離縁を見越し領地の名義を先に確保していた夫人の話
王宮の女官、婚約解消を告げられた日にはもう新しい後ろ盾を得ていた
解消を見越し新たな後ろ盾を先に得ていた女官の話
宮廷画家、婚約解消された日に王家から新たな肖像画の依頼を受ける
解消と同時に王家からの新たな仕事を得る画家の話
宝石商の一人娘、婚約破棄されて実家の目利き技術で独立開業
破談を機に自らの目利きで独立する宝石商娘の話
ワイン商の娘、破談と同時に父の葡萄畑の相続権を確定させる
破談を機に葡萄畑の相続権を確定させる娘の話
兵站を担う女商人、婚約解消の直前に軍への納入契約を独占する
解消前に軍需契約を独占していた女商人の話
王宮の針子、婚約破棄と引き換えに宮廷衣装の独占契約を結ぶ
破談の代償として宮廷衣装の独占契約を得る針子の話
騎士団長候補、婚約破棄と引き換えに指揮権の継承を認めさせる
破談の代償として指揮権の継承を認めさせる話
王宮の造園師、婚約解消と引き換えに庭園の設計権を手にする
解消の代償として庭園の設計権を得る造園師の話
川港ギルドの長、破談の慰謝料代わりに荷揚げ場の独占権を得る
破談の慰謝料として荷揚げ場の独占権を得る話
教団の会計係、破談の慰謝料代わりに寄進台帳の管理権を得る
破談の慰謝料として寄進台帳の管理権を得る話
未亡人の実業家、再婚話を自ら断り先代の特許を独占する
未亡人が再婚を蹴り亡夫の特許を守り抜く話
宿場町の女将、婚約破棄と同時に本陣の営業権を取り戻す
破談を機に本陣の営業権を取り戻す女将の話
伯爵家の会計係、婚約解消と同時に不正会計の証拠を提出する
破談を機に不正会計の証拠を突きつける会計係の話
公証人の娘、婚約破棄と同時に元婚約者の家の不正契約を暴く
破談を機に元婚約者家の不正契約を暴く娘の話
神殿付きの治療師、婚約解消の翌日には教団本部の推薦を受けていた
解消を見越し教団の推薦を先に得ていた治療師の話
商会の女番頭、婚約破棄された翌日には新たな取引契約を結んでいた
破談を見越し新たな取引契約を先に結んでいた番頭の話
伯爵家の会計顧問、婚約破棄された日にはもう新たな雇用契約を結んでいた
破談を見越し新たな雇用契約を先に結んでいた顧問の話
王室御用達の仕立屋、婚約解消されるも新たな爵位からの依頼が舞い込む
解消と同時に新たな依頼が舞い込む仕立屋の話
鍛冶ギルドの女主人、破談された日には新たな注文で工房が埋まっていた
破談を見越し新たな注文を先に取っていた女主人の話
老舗商家の娘、自ら婚約を破棄し新たな交易相手との契約を先に結んでいた
自ら破談を選び新たな交易契約を先に結んでいた娘の話
ハズレ職65本
地味な職名の技能が、実は要になっている型。職名が実在の職業に近いほど強い。
井戸端の洗い物係だった俺、屋敷を追われたが布に染みた匂いが密談を暴く
洗濯物を洗うだけの係が、布に染み付いた匂いから隠された密談を見抜いていく
「湯を沸かすだけ」と蔑まれた湯沸かし番、沸かした湯で毒を消し去る
湯沸かし番として追い出された男が、沸かした湯で解毒を行えると知られていく
網繕いの俺、漁師団を追われたけれど繕った網は竜すら逃さない
網を繕うだけの職人が、編み目の強さを見極めて巨大な獲物を逃さない
使い走りの俺がクビになった日、覚えた道筋から密輸の経路が暴かれた
使い走りをするだけの下働きが、街の道を知り尽くし密輸経路を暴いていく
塩加減見だった俺、厨房をクビになった理由は「舌が良すぎるから」だった
料理の塩加減を見るだけの係が、味覚の鋭さゆえに毒物混入を見抜き疎まれる
味見役、王宮をクビになった理由は「毒に強すぎるから」だった
毒見役として雇われた男が、実は毒への耐性を持ちすぎて逆に危険視され追放される
「台帳を書くだけの係」と見限られた俺、書き溜めた帳面が横領を暴く証拠になる
ただ帳面を書くだけの係が、記録の積み重ねから横領の証拠を突き止めていく
荷札書きの俺がクビになった日、筆致のわずかな違いが偽荷を暴いた
荷札を書くだけの係が、筆致のわずかな違いから偽装された荷を見抜いていく
パーティを追放された荷担ぎ、担ぐ荷の重さで敵の数を言い当てる
荷物を担ぐだけの下働きが、荷の重さの変化から敵の潜伏数を割り出す
井戸掃除係の俺、村を追われたが掃除した井戸の底で古代遺跡を見つけた
井戸を掃除するだけの係が、井戸の底に眠る古代の遺構を発見してしまう
ハズレ職〈苔取り〉の俺、剥がした苔で毒沼を消し去る
遺跡の苔を取り除く雑用係が、毒苔の性質を利用して毒沼を浄化していく
「安く買い叩けない」と見限られた古着買取人、値付けの正しさで贋作を炙り出す
古着に正当な値をつけるだけの買取人が、目利きの正確さで贋作を炙り出していく
樽底検めの俺、酒問屋を追われたが澱の質から酒の本当の産地を言い当てる
樽の底を検めるだけの係が、澱の質から酒の本当の産地や偽装を見抜いていく
蹄鉄直しの腕、宮廷は見誤った――直した蹄で軍馬を三日で戦線に戻す
蹄鉄を直すだけの職人が、実は馬の脚を根本から治す腕を持つと露見していく
どぶさらい、誰もやりたがらないと嗤われた仕事が疫病の発生源を断つ
どぶをさらうだけの仕事が、汚水の流れを読んで疫病の発生源を断っていく
ハズレ職〈仕分け係〉の俺、捨てられた品ほど高く値をつけられる
不要品として仕分けられた物ほど実は稀少と見抜く元仕分け係の逆転譚
灰運びの俺、城を追われたが運ぶ灰の質で戦の結末を言い当てる
灰を運ぶだけの下働きが、灰の焼け具合から戦況を読む力を持っていた
樽洗いをクビになった下働き、洗った樽は酒の寿命を十年延ばす
樽を洗うだけの下働きが、樽の状態を見極めて酒を長持ちさせる技を持つ
賄い係だった俺、砦を追われた。だが作る飯の味が兵たちの士気を支えていた
兵士の食事を作るだけの賄い係が、実は士気を左右する要の存在だったと知れる
帳尻合わせでクビになった経理、帳簿の穴から敵国の動きを読む
帳簿の帳尻合わせしかしない経理係が、数字のずれから敵国の陰謀を見抜く
匂い嗅ぎ係の俺、酒蔵を追い出されたが利きすぎる鼻で毒を嗅ぎ分ける
酒の匂いを嗅ぐだけの係が、鼻の良さゆえに毒や異変を嗅ぎ分けて追い出される
「井戸の底をさらうだけの仕事」と戦力外にされた俺、浚った泥が毒の出所を暴く
井戸の底をさらうだけの仕事が、泥に混じる成分から毒の流入源を突き止める
「底辺の仕事だ」と見限られた塵芥処理係、捨てられた物から街の犯罪を暴く
ゴミを処理するだけの係が、捨てられた物から街の犯罪の痕跡を見抜いていく
道普請人足、力しか能がないと解雇された腕が均した道を三年崩さない
道を均すだけの人足が、実は地盤を見極めて崩れない道を作る技術者だった
薪運びの俺、見限られたけれど運ぶ薪の重さで冬の厳しさを言い当てる
薪を運ぶだけの下働きが、薪の減り方から冬の寒さと物資不足を予測していく
「洗い場番なんて誰でもいい」と戦力外にされた俺、洗った器の傷が毒物を暴く
食器を洗うだけの係が、器の傷や汚れから毒の混入経路を特定していく
下働きの俺、追放された屋敷に残した三年分の埃が盗人の経路を語る
掃除だけの下働きが、埃の積もり方から屋敷に忍び込んだ盗人の経路を読む
皿洗いをクビにした店は知らない、洗った皿の傷が毒殺未遂を暴くことを
皿洗いをするだけの下働きが、皿の傷や曇りから毒物混入を見抜いていく
草むしりの俺、庭師見習いを追われたが抜いた根の張り方で毒草畑を見抜く
草をむしるだけの見習いが、根の張り方から毒草を育てる隠し畑を見抜く
落穂拾いだった俺、農園をクビになったが拾う穂の量から飢饉が読めていた
落ち穂を拾うだけの仕事が、収穫量の変化から翌年の飢饉を予見していく
靴底張りだった俺、見限られたが底の厚みひとつで戦場の行軍を支える
靴底を張るだけの職人が、底の厚みを調整して長距離の行軍を支える靴を作る
厩掃除係、いらないと言われた男の鼻は魔獣の接近を糞の量で当てる
厩の掃除係が、馬糞の量と匂いの変化から魔獣の接近を察知していく
蝋燭の芯切り係、解雇の翌日には切った芯の長さで火事を予見していた
芯を切るだけの係が、火の燃え方から火事の兆候を読み取れると知られる
値札書きの俺がクビになった日、書いた値の勘で贋作が見抜かれた
商品に値札を書くだけの係が、値付けの勘から贋作を瞬時に見抜いていく
「靴紐を替えるだけの職人」と見限られた俺、結び方一つで逃げ足を伸ばす
靴紐を替えるだけの職人が、紐の結び方一つで走力を底上げする技を持つ
石臼回しの俺は工房を追われた。だが挽いた粉の細かさが毒を消す
石臼を回すだけの下働きが、粉の挽き加減で毒を中和する薬を作れていた
靴磨き、肩書きは地味でも磨いた靴音で懐具合まで言い当てる
靴を磨くだけの男が、靴の状態から相手の懐事情や素性を見抜いていく
「焚き付けを作るだけの係」と戦力外にされた俺、組んだ薪で竜の巣を焼き払う
焚き付けを組むだけの係が、火の回し方を極めて竜の巣さえ焼き払う腕を持つ
忘れ物係の俺がクビになった日、預かった忘れ物から盗賊団の正体が割れた
忘れ物を預かるだけの係が、残された品から盗賊団の足取りを暴いていく
薪割り番だった俺、見限られたが割る音一つで地脈の異変を読む
薪割りをするだけの番人が、薪を割る音の響きで地下の異変を察知する
「穴を埋めるだけ」と戦力外にされた俺、埋めた穴で結界を張り直す
穴を埋めるだけの雑用係が、地面の穴を利用して結界を修復する力を持つ
井戸水汲みの俺、屋敷を追われたが汲んだ水の重さから水源の枯渇を読む
水を汲むだけの下働きが、水の重さのわずかな違いから水源の異変を予見する
樋掃除の俺、屋敷を追われたが詰まり具合と水の流れで天候を読み切る
雨樋を掃除するだけの係が、詰まり具合や水の流れ方から天候の変化を読む
荷ほどき人、解雇の理由は「暇そうだから」――解く速さで呪具を無力化する
荷解きの速さと丁寧さで、呪われた道具を安全に封じる技術に気づかれていく
数え役、パーティを追われた翌日には数えた敵の数から伏兵が暴かれた
ただ人数を数えるだけの係が、数の変化から敵の伏兵を見抜いていく
「馬具の手入れなんて誰でも」と解雇された俺、直した鞍が凡馬を名馬に変える
馬具を手入れするだけの係が、鞍の調整だけで凡馬を名馬に変えてしまう
洗濯係、力もいらないと嗤われた仕事が布の染みから毒物を検める
洗濯をするだけの係が、布の染み方から毒物の付着や異変を見抜いていく
灰かきの俺、雑用扱いで解雇されたが灰の散り方から火元を言い当てる
暖炉の灰をかくだけの雑用係が、灰の散り方から放火の犯人を見抜く
目方量りの俺、市場を追われたが量った重さの違いで密輸品の中身を当てる
荷の重さを量るだけの係が、わずかな重さの違いから密輸品の中身を見抜く
目録係の俺がクビになった日、記憶した品目から敵の弱点が割れた
膨大な品目を記憶する目録係が、戦力ではないはずが敵の情報を割り出していく
パーティを追われた検品士、武具の傷一つで死地を回避させる
パーティを追放された検品士が、武具の劣化を見抜き死地を回避させていく
石拾いの俺、開拓村を追われたが拾う石の質で鉱脈の在処を当てる
畑の石を拾うだけの仕事が、石の成分から地下の鉱脈を言い当てていく
靴底直しの俺、貴族に解雇されたが直した靴が主を千里歩かせる
靴底を直すだけの職人が、実は疲労を消す靴を作れると気づかれていく
「見張り番見習いなんて要らない」と戦力外にされた俺、影の伸び方で敵の数を読む
見張りの見習いが、影の伸び方や動きから隠れた敵の数を割り出していく
麻縄綯いだった俺、船を追われたが綯った縄の強さが嵐の航海を支えた
縄を綯うだけの下働きが、縄の強度を極限まで高めて嵐の航海を支えていた
井戸浚い人、地味を理由に追放されたのち浚った水脈で街を救う
井戸の底をさらうだけの男が、水脈を読む力で干魃の街を救っていく
繕い屋、見限られた腕が仕立てる服は暗殺者の刃すら通さない
服を繕うだけの職人が、繕い方の工夫で刃を通さない服を作れると気づかれる
束ね役の俺がクビになった日、縄の結び目一つで敵の足を止めた
荷を縄で束ねるだけの係が、縄の結び方一つで敵の動きを封じる技術を持つ
水運びをクビになった俺、運んだ水の質から疫病の兆しを見抜く
水を運ぶだけの係が、水質のわずかな変化から疫病の発生を予見していく
掃き掃除係、屋敷を追われた翌月には掃いた埃が密偵を炙り出していた
掃除係が、床の埃の付き方から屋敷に潜む密偵の動きを見抜いていく
荷造り人だった俺、隊商をクビになったが詰め方一つで壊れ物を守り抜く
荷を詰めるだけの係が、詰め方の工夫で割れ物を無傷のまま運び切る技術を持つ
「梱包係なんて力仕事」と見限られた俺、結び目の癖で偽物を見破る
荷を梱包するだけの係が、結び目の癖から荷主の正体や偽装を見抜いていく
灯り番だった俺、塔を追われたが灯した炎の色一つで敵襲を知らせる
灯りを灯すだけの番人が、炎の色の変化から敵の接近を察知し知らせていく
荷馬の世話係、隊商を追放されたが世話した馬の毛艶で旅の危険を予知する
荷馬の世話をするだけの係が、馬の毛艶や様子の変化から旅路の危険を予知する
蝋燭消し番の俺、嗤われて解雇されたが消して回る順路で屋敷の間取りを覚えていた
蝋燭を消して回るだけの番人が、その順路で屋敷の隅々を把握し危機を防ぐ
セリフ型65本
題名そのものが登場人物の台詞になっている型。誰が誰に言っているかを伏せる。
「離縁の証文は、三年前から用意してございました」
元妻が離縁を見越し証文を先に整えていたと分かる一場面
「亡夫の借金、誰が肩代わりしたとお思いです?」
亡夫の借金を肩代わりした本人が真相を告げる場面
「往診の順番は、爵位では決めておりません」
身分より病の重さで診る医師の矜持が伝わる一言
「埋葬の前に、借金の証文を確かめさせていただきます」
葬儀屋が埋葬前に故人の借金証文を確認する場面
「診断書の日付、書き換えた覚えはございません」
診断書の日付改ざんを疑われた医師の否定
「未払いの家賃、伯爵夫人でもお待ちできませんの」
家賃滞納者に身分を問わず督促する大家の姿勢
「診療所を畳めと仰るなら、まず治療費をいただきましょう」
閉院を迫る相手にまず未払い治療費を求める医師
「亡夫の工房、今更継ぎたいと仰るの?」
亡夫の工房の継承を巡る未亡人の冷めた問い
「治療費は前払いです、伯爵様でも例外はございません」
身分に関わらず前払いを求める医師の毅然とした態度
「その借用書、うちのギルドではとうに無効ですよ」
ギルド職員が無効になった借用書を突きつける取り立ての場
「境界の石を動かしたのは、どちらのお宅です?」
土地の境界石を巡る隣家同士の疑いの応酬
「この契約、五年前に切れておりますが」
期限切れの契約を盾に取る公証人の指摘
「隊商の荷、勝手に検めるとは何事です」
隊商の護衛が荷の無断検分に抗議する一場面
「この傷、誰につけられたか忘れたとでも?」
古傷の由来を巡る騎士の含みある問い
「婚礼衣装の代金、まだ頂戴しておりませんの」
婚礼衣装の代金未払いを指摘する仕立て屋
「宿帳に名を書いたのは、あなたの方ですけれど」
宿帳の記名を巡る客と宿主の食い違い
「その馬、盗品とご存じで乗っておいでで?」
盗品の馬に乗る人物への厩番の鋭い指摘
「私の調薬で助かった命を、忘れたとは言わせません」
薬師が過去に救った命を盾に相手を追及する場面
「後見は未亡人には務まらぬと、そう仰るの?」
未亡人が後見人の資格を疑われ反論する場面
「私の育てた葡萄の酒、味も分からず売る気ですか」
自ら育てた葡萄の酒の価値を軽んじられた怒り
「組合の帳簿には、あなたの未納がまだ載っておりますよ」
ギルド書記が未払いの記録を突きつける取り立ての場面
「亡き旦那様の遺言状、まだお読みでないのですね」
未亡人が遺言未確認の相手に呆れる一場面
「城の鍵束、渡した記憶がございませんの」
城の鍵の管理を巡る家政婦の食い違いが露わになる
「護衛料、値切れる立場だとお思いで?」
傭兵隊長が護衛料の値切りに冷たく応じる場面
「その鍵、お渡しした覚えはございませんが」
勝手に鍵を持ち出された者の疑念が滲む一言
「あなたが去った日から、利子は積もる一方でしたのに」
去った相手に借金の利子が積もっていたと告げる皮肉
「この酒樽、注文主はあなたではございません」
酒の注文主の取り違えを正す商人の一言
「先代の遺言、まだ開けていなかったのですか?」
先代の遺言を未開封のままにしていた相手への驚き
「船荷の目減り、まさか海のせいだとでも?」
船荷の目減りの原因を巡る船長への皮肉な問い
「あの推薦状、誰が書いたとお思いで?」
叙勲の裏にある推薦状の出所を問う大臣の含み
「この印章、あなたのものだと言い張るおつもりで?」
偽の印章を主張する相手への書記官の追及
「川港の通行税、免除する理由がどこに?」
港の役人が通行税免除の根拠を問い詰める場面
「嫁入り道具を売られて、黙っていると思って?」
嫁入り道具を勝手に売られた母親の怒り
「亡夫の名で借りた金、私が返す義理がどこに?」
亡夫名義の借金の返済義務を拒む妻の主張
「宿代を踏み倒したお客様の顔は、忘れませんもの」
女将が過去の踏み倒し客を覚えていると告げる場面
「聖堂の鐘、鳴らす順番はもう決まっております」
聖堂の鐘を鳴らす順番を巡る神官同士のやり取り
「公爵家の名を借りるなら、先に借金をお返しくださいまし」
借金を踏み倒し家名を使う相手への商人の皮肉
「亡き父の借金、私が全て返したのをご存じで?」
亡父の借金を完済した娘が真実を突きつける
「この帳簿、誰の字で書かれたとお思いです?」
帳簿の筆跡を巡る会計係の鋭い追及
「未亡人にも跡目を継ぐ権利はございますでしょう」
未亡人が跡目相続の権利を主張する場面
「夜逃げした商人の帳簿、今頃出てきましたの」
逃げた商人の帳簿が今になって発見される場面
「宿の借金を肩代わりしたのは、他でもない私ですけれど」
宿の借金を実は肩代わりしていた本人が明かす場面
「質に入れたのはあなたの指輪、私のではございません」
指輪を質入れした責任のなすり合いが起きている状況
「未亡人の私に、また嫁げと仰るのですか?」
再婚を勧められた未亡人が抗う場面が立ち上がる
「その契約書、写しはこちらにもございますの」
契約書の写しを保管していたと告げる余裕の一言
「馬小屋の鍵、勝手に持ち出されては困りますの」
馬小屋の鍵の無断使用を咎める厩番の言葉
「隊長、私の兵糧をまだお疑いですか?」
軍の炊事係が兵糧の質を疑われ反論する場面
「調薬の記録、勝手に処分したのはどなたです」
薬師が調薬記録の無断処分を追及する場面
「宝石の目利きを、今更お疑いですか」
長年の目利きを疑われた宝石商の反論
「後見人の座、そう容易くは譲れませんの」
後見人の地位を巡る貴婦人の強い意志
「宿泊料の値引きは、お身分に関わらずいたしません」
身分による値引きを一切拒む宿主の方針
「商会の看板、下ろすのはあなたの方ですよ」
商会の存続を巡る経営者同士の対立
「跡継ぎの話は、まだ早いと申し上げたはずです」
跡継ぎの話を急かされることへの拒絶
「未亡人だからと、遺産を諦めるとでも?」
未亡人が遺産相続を諦めないと宣言する場面
「馬を売った代金で、何をなさるおつもりです?」
馬の売却金の使い道を問い詰める場面
「あの日の証文、まだ手元にございますわよ」
昔の証文を今も保管していると告げる貴婦人の余裕
「その馬車、私の持参金で購ったものですけれど」
持参金で買った馬車の所有権を主張する場面
「この帳場を任されて、もう十年になりますの」
宿の帳場を長年守ってきた女将の矜持
「店の権利書は、どなたの名義かご確認を」
店の権利書の名義を巡る確認が迫られる場面
「商いを潰したのは、あなたの方だとご存じで?」
商売を潰した責任の所在を巡る鋭い指摘
「取引の代金、金貨で払うと申し上げたはずです」
代金の支払い方法を巡る商人同士の駆け引き
「婚礼の宴の費用、私が出したのをお忘れで?」
婚礼の宴の費用を負担した事実を突きつける場面
「今更、跡継ぎの話をされましても」
跡継ぎ問題を今更持ち出す相手への冷めた返答
「宝飾の代金、後払いにはいたしかねます」
宝石商が代金の後払いをきっぱり断る場面
「あの葡萄畑、抵当に入っていたのをご存知でした?」
葡萄畑が抵当に入っていた事実を知らせる場面
おっさん育成65本
自分ではなく、育てた相手が強い型。本人は気づいていない。
「掃除番です」と自称する城の下男、鍛えた見習いが宮廷剣術指南役に
自らを掃除係と称する老下男が、かつて手ほどきした見習いが宮廷剣術指南役になっていた
「炊事しかできません」野戦の料理番、教えた新兵が軍を支える将になる
野戦料理を教えただけの料理番の下から、軍を支える名将が輩出されていた
「浴場の火を焚くだけです」湯屋の親父、通っていた冒険者が英雄になって礼を言いに来る
湯を沸かすだけの湯屋の主人のもとへ、常連だった冒険者が英雄として礼を言いに訪れる
村の鍛冶屋、打った刃が三本とも聖剣と呼ばれ始めた
普通の刃物を打っていたつもりの鍛冶屋の作品が、いつしか聖剣と呼ばれ始めている
老いた蹄鉄職人、打った蹄鉄で走った馬が軍馬の頂点に立つ
蹄鉄を打つだけの職人の作った蹄鉄をつけた馬が、軍馬の頂点として名を馳せていく
「ただの飯炊き爺です」と笑う退役兵、鍛えた新兵たちが今や大陸中の英雄
自分をただの飯炊きと笑う退役兵が育てた新兵たちが、大陸各地で英雄と呼ばれている
「靴底を貼るだけの仕事です」老いた靴直し職人、直した靴で歩いた娘が女将軍に
靴底を貼るだけの仕事だと語る職人の靴を履いた娘が、後に女将軍として名を馳せる
馬丁の親父、預かった仔馬たちが国一番の軍馬に育っていた
厩番として仔馬を世話しただけの男が、育てた馬が国軍最強の軍馬と呼ばれていると知らない
元厩番、世話した馬がことごとく戦場で名馬と呼ばれていた
厩番として馬の世話をしていただけの男が、育てた馬たちが戦場の名馬揃いだと知らない
村の産婆、取り上げた娘が女王の側近騎士になっていると知らない
取り上げただけのつもりの赤子が成長し、女王の側近騎士に就いている事実に気づかない産婆
「馬の世話をしているだけです」厩番の親父、育てた馬が皇帝の愛馬に
厩番として馬を可愛がっていただけの男の馬が、皇帝の愛馬に選ばれていたと知る
退役した衛兵、見習いだった若者が国境の英雄になっていた
見習いを教えただけのつもりの元衛兵が、その若者が国境防衛の英雄となった噂を耳にする
村の墓掘り人、話を聞かせた若者が国一番の歴史学者になっていた
墓を掘りながら昔話を聞かせただけの老人の相手をした若者が、著名な歴史学者に成長した
産婆をやって四十年、取り上げた赤子が次々と将軍家に嫁いでいく
四十年産婆を続けた老女の手にかかった赤子たちが、軒並み名門将軍家に嫁いでいく
村の縄結い師、教えた若者が海の男たちを率いる船長になっていた
縄の結び方を教えただけの老人の弟子が、荒くれの船乗りたちを束ねる船長になっていた
靴職人の隠居、仕立てた靴を履いた冒険者が次々と英雄譚に載る
引退した靴職人が仕立てた靴を履く冒険者たちが、軒並み武勇伝の主役になっていく
「怒鳴っていただけですが」新兵訓練の鬼軍曹、教え子が全員将官になった
厳しいだけの訓練教官だと自認する老軍人の教え子が、全員将官級に出世していた
元衛兵長、育てた新兵が辺境を守る将軍職に就いていた
衛兵長として新兵を鍛えただけの男の教え子が、辺境防衛を任される将軍になっていた
元荷馬車引き、教えた御者たちが国一番の輸送隊を率いている
荷馬車の扱いを教えただけの元御者の教え子たちが、国内随一の輸送隊を率いている
「硝子を吹くだけです」老いたガラス職人、教えた徒弟が宮廷細工師の頭になる
硝子を吹くだけの職人が仕込んだ徒弟が、宮廷細工師を束ねる頭に抜擢されていた
元養蜂家、教えた弟子の蜜が王妃お気に入りの品になっていた
養蜂の技術を教えただけの元養蜂家の弟子が作る蜂蜜が、王妃のお気に入りとなっている
「帳面をつけていただけです」借金取り立て役の老爺、鍛えた回収人が大商会の頭に
地味な取り立て役だった老人が育てた部下が、今や大商会の頭取に収まっている
元近衛騎士の理髪師、髭を整えた若者が次々と将軍位を賜る
髭と髪を整えるだけの床屋の常連だった若者たちが、軒並み将軍位を授かっていく
村の水車番、水路を任せた若者が国一番の治水官に育っていた
水車の番をしていただけの老人が水路の仕事を任せた若者が、国内屈指の治水官になった
村の井戸端で採用担当をしていた老婆、選んだ新人が皆出世する
何気なく若者を見繕っていただけの老婆が選んだ新人たちが、軒並み要職に出世していく
村外れの木こり、弟子入りしてきた娘が気づけば宮廷剣士筆頭
木こりの技を仕込んだつもりの娘が、いつの間にか宮廷剣士筆頭にまで昇りつめていた
「借金の取り立てが仕事です」老いた債権回収人、鍛えた部下が今や大商会頭取
取り立て業を続けてきた老人の部下が、大商会の頭取として業界を仕切っている
老いた蝋燭職人、弟子が国一番の魔導灯りの技師に育っていた
蝋燭を作るだけの職人が仕込んだ弟子が、国内屈指の魔導灯りの技師として名を上げた
元帆船の水夫長、育てた見習いが艦隊を率いる提督になっていた
水夫の心得を教えただけの元水夫長の見習いが、艦隊全体を率いる提督にまで昇りつめる
「宿の飯を作るだけです」街道沿いの宿屋の主人、泊まった客が英雄になって戻る
旅人に飯を出すだけの宿屋の主人のもとへ、かつての客が英雄となって挨拶に戻ってくる
「ただのパン焼きです」駐屯地の炊事番、鍛えた兵が国を救う英雄になった
駐屯地の炊事番が世話しただけの若い兵が、後に国を救う英雄として語られる
村の桶屋、修理した酒樽の醸造家が次々と王室御用達になっていく
酒樽を直していただけの桶屋の顧客だった醸造家たちが、軒並み王室御用達に選ばれていく
兵站係を三十年務めた男、部下が皆どこかの将軍になっている
地味な物資管理係だった男の下で働いた者たちが、各地で将軍職に就いている現実を追う
退職した徴税吏、指導した新人が財務長官に上り詰めていた
税の取り立て方を教えただけの老人の教え子が、国の財務長官として辣腕を振るっている
六十過ぎの井戸掘り、弟子の一人が水脈占いで王宮お抱えになる
井戸掘りの技術を教えた弟子が、水脈を読む腕を見込まれて王宮お抱えの技師となる
元厩務員、世話した仔馬が三頭とも王家の愛馬になっていた
厩務員として仔馬の世話をしていただけの男の馬たちが、揃って王家の愛馬に選ばれる
元夜警、見回りの合間に教えた新人が都市警備の長官になっていた
夜の見回りをしていただけの元夜警が仕込んだ新人が、都市警備の長官の座に就いていた
元錠前職人、弟子入りした若者が王城の警備隊長になっていた
錠前の修理を教えただけの職人の弟子が、王城の警備隊長として要職に就いていた
六十の粉挽き、弟子が国一番のパン職人として王室に呼ばれる
粉挽きの技術を教えただけの老人の弟子が、国内屈指のパン職人として王室に招かれる
「もう戦うのは無理な歳でして」引退した傭兵、育てた弟子が英雄と呼ばれる
戦線を退いた老傭兵が畑仕事をする傍ら、昔仕込んだ弟子が英雄譚の主役になっていく
元近衛の教官、辞めた後の教え子が次々と騎士団長に出世する
近衛を退いた教官が知らぬ間に、かつての教え子たちが各地の騎士団長を歴任していく
村の鐘つき男、弟子入りした若者が大聖堂の司教になっていた
鐘を鳴らすだけの仕事だと思っている老人の弟子が、大聖堂の司教として教区を治めている
「石を積むだけです」老いた石工、弟子の建てた砦が難攻不落と呼ばれる
石を積むだけの技術を教えた石工の弟子が建てた砦が、後に難攻不落と称えられる
「ただの荷運びです」退役した輜重兵、教えた新兵が今や兵站の要
荷運びしか能がないと語る退役兵の下で学んだ新兵が、軍の兵站を支える要になっている
元軍曹、除隊した部下がいつの間にか辺境伯になっていた
厳しく仕込んだだけのつもりの元軍曹が、部下の一人が辺境の領主にまで出世していたと知る
老いた大工、建てた砦の弟子たちが今では国一番の棟梁ぞろい
砦造りを手伝った弟子たちが、いつの間にか国内屈指の棟梁として名を馳せていた
老軍医、治療の見習いだった弟子が王室医師団長になっていた
野戦病院で治療を教えた見習いが、いつの間にか王室医師団を率いる立場になっていた
元衛生兵、教えた新米看護士が国立病院の院長になっている
戦場で応急処置を教えただけの元衛生兵の教え子が、国立病院の院長として采配を振るう
「畑仕事しか能がない」引退した農夫、教えた若者が今や領地経営の達人
畑仕事しか能がないと謙遜する農夫の教え子が、領地経営の達人として招かれている
「なめし革を作るだけの仕事です」老いた革職人、仕立てた鎧の騎士が武勲を立てる
革を鞣すだけの仕事だと語る職人の鎧を着た騎士たちが、戦場で次々と武勲を立てる
「船の帆を縫うだけです」老いた帆布職人、育てた船乗りが提督になっていた
帆を縫うだけの職人が仕込んだ船乗りの若者が、艦隊を率いる提督にまで昇進していた
「荷を数えるだけの仕事です」倉庫番の老爺、育てた見習いが商会の大番頭に
荷物を数えるだけの倉庫番が仕込んだ見習いが、大商会を切り盛りする大番頭に出世した
村の鍛冶屋を四十年、打った剣の使い手が次々と騎士団長になっていた
四十年剣を打ち続けた老鍛冶が、自分の剣を持つ者が皆騎士団長になっている事実に気づかない
役場の書記官、指導した新人が三人とも大臣になっていた
地味な書記官が丁寧に仕込んだ新人三人が、それぞれ別の省で大臣に就任している
元砦の門番、見習いを三人育てたら三人とも英雄になっていた
門番として見習いを鍛えただけの男の弟子三人が、いずれも英雄として名を残していた
村の助産師、取り上げた子がいつの間にか将軍職に就いていた
取り上げただけのつもりの赤子が育ち、大陸有数の将軍として指揮を執っている
「たかが飯炊きです」と言う兵舎の賄い係、鍛えた新兵が今や将軍
自分をただの炊事番だと思っている老兵が、かつて仕込んだ新兵が将軍になっていたと知らない
元傭兵団の飯炊き、鍛えた仲間が全員英雄と呼ばれるようになった
傭兵団で飯を作っていただけの男の仲間たちが、後年揃って英雄と呼ばれる存在になった
「炭を焼いているだけです」山の炭焼き職人、弟子が鍛冶の名匠に
山で炭を焼くだけの職人が育てた弟子が、上質な炭を求める鍛冶の名匠として大成した
退役軍人の畑仕事、たまに教えた若者が皆騎士団に引き抜かれる
畑仕事の合間に剣を教えただけの退役軍人の教え子が、次々と騎士団に引き抜かれていく
村の洗濯女、下働きに使っていた娘が女王の側仕えになっていた
洗濯の手伝いをさせていただけの娘が、いつの間にか女王付きの侍女に取り立てられていた
老練の羊飼い、預かった弟子が国一番の牧場主に育っていた
羊の世話を教えただけの老いた羊飼いの弟子が、国内屈指の牧場を経営するまでになった
老いた馬具職人、作った鞍を使う騎士が次々と武勲を立てる
地味な鞍作りを続けてきた職人の鞍を使う騎士たちが、次々と戦場で武勲を立てていく
元文官、育てた部下がそろって宰相候補に挙がっている
地味な文官として仕事を教えただけの男の部下たちが、揃って宰相候補に名を連ねる
六十歳の井戸掘り師、弟子が水脈探しの名人として王に呼ばれる
井戸掘りの技を教えただけの老人の弟子が、水脈占いの名人として宮廷に召される
勘違い65本
本人にその気がまったく無いのに、周りが勝手に大物だと思い込む型。
養蜂家が届けた一瓶の蜂蜜、翌朝には「聖女の奇跡」と噂になっていた
病人に蜂蜜を届けただけの養蜂家が、治癒の奇跡を起こした聖女と誤解される
ゴミの出所を辿っただけの掃除屋、正体は「裏社会の帝王」という噂の主だった
ゴミの不法投棄を辿っただけの掃除屋が、裏社会の帝王だと誤解されていく
飢えた旅人に菓子を配っただけの甘味屋の主人、「旅人を救う英雄」と呼ばれている
余った菓子を配っただけの甘味屋が、旅人を救う英雄だと称えられていく
通訳の私、ただ言葉を訳しているだけなのに「大陸を統べる賢者」にされている
交渉の通訳をしただけの女が、大陸を統べる賢者だと誤解され担ぎ上げられる
井戸を清めただけの井戸番、気づけば「地の底の化け物を従えている」と噂される
井戸の掃除をしただけの井戸番が、地下の怪物を従える者だと誤解されていく
薪を割っただけの職人なのに、村では一撃で山を割る化け物だと噂されている
力任せに薪を割っただけの職人が、山を割る化け物だと噂されていく
「城の厨房を整えただけのあの者、一を聞いて十を知る鬼才らしい」と噂が立つ
厨房の片付けをしただけの下働きが、一を聞き十を知る鬼才だと噂される
不正請求を一件暴いただけの保険調査員、街では悪を喰らう化け物と噂が立った
不正請求を一件暴いただけの調査員が、悪を喰らう化け物だと噂される
渦潮さえ読み切る船頭、客たちの間では川を統べる化け物だと噂されている
危険な渦を避けて客を運ぶ船頭が、川を統べる化け物だと恐れられていく
「筆跡を一目で見抜くあの代書屋、全てを暴く化け物らしいぞ」と噂が立った
脅迫状の筆跡を見抜いた村の代書屋が、全てを暴く化け物だと恐れられる
「贋作を一目で見抜くあの鑑定人、万物の真贋を知る賢者らしい」と評判だ
骨董品の真贋を見抜くだけの鑑定人が、万物を見通す賢者だと勘違いされる
荒れた庭を一つ整えただけの造園師なのに、「庭を喰らう化け物」と噂されている
荒れ放題の庭を整えただけの造園師が、庭を喰らう化け物だと誤解されていく
「まさか、あの経理係が裏の粛清人だったとは」と誰もが震えた
帳簿の穴を一つ塞いだだけの経理係が、裏社会の粛清人と恐れられていく
墓掘り人は今日も墓を掘った。それだけで村は彼を生き仏と呼び始めた
丁寧に弔うだけの墓掘り人が、村人から生き仏のように崇められていく
虫食いの本を直すだけの古書店主、気づけば「呪いを喰らう怪物」にされていた
本の修繕をしただけの古書店主が、呪具を祓う怪物じみた存在だと噂される
床下の隠し部屋を見つけただけの畳職人、「密売組織を束ねる帝王」にされている
畳替えの最中に隠し部屋を見つけただけの職人が、密売組織の帝王と恐れられる
石を積んで壁を直すだけの石工なのに、「一目で構造を見抜く鬼才」と噂される
崩れかけた壁を的確に直す石工が、建築を見通す鬼才だと誤解されていく
屋台で生姜焼きを焼く料理人、正体は飢えた傭兵団を救った英雄らしい
炊き出しをしただけの料理人が、伝説の英雄の再来だと噂になっていく
時計職人の俺、歯車を組んだだけなのになぜか「未来を見通す鬼才」らしい
精密な時計を直しただけの職人が、未来を予知する鬼才だと勘違いされる
遺体を一体、丁寧に弔っただけの葬儀屋に「死神の元締め」という二つ名がついた
淡々と弔いをこなす葬儀屋が、死を操る元締めだと裏社会で恐れられ始める
両替商の俺、偽金を一枚見抜いただけなのに「粛清の化け物」呼ばわりされている
偽金を一枚見抜いただけの両替商が、不正を粛清する化け物だと噂される
雨の日も届け続ける郵便配達人、町では不屈の英雄と讃えられている
悪天候でも手紙を届け続けた配達人が、戦場帰りの英雄だと誤解され讃えられる
嵐の夜も店を開けていただけの傘直し職人、「嵐を呼ぶ化け物」と噂されている
嵐でも店を閉めない傘直し職人が、嵐を呼ぶ化け物だと恐れられていく
「あの測量士こそ戦を制した軍神に違いない」と兵たちは頭を下げた
戦場跡の地形を測っただけの測量士が、戦を制した軍神だと誤解される
壊れた靴を一足直しただけの靴直し職人、気づけば「夜歩く化け物」の噂の主だ
深夜まで店を開ける靴直し職人が、夜な夜な歩く化け物だと噂されていく
木こりの俺、倒木を片付けただけなのにいつの間にか「森を救った勇者」らしい
通行の邪魔になる倒木を片付けた木こりが、森を救った勇者だと噂になる
火事場でも灯りを絶やさなかった蝋燭職人、翌日には「闇夜を統べる帝王」になっていた
火事場に蝋燭を届けただけの職人が、闇夜を統べる帝王だと誤解されていく
最短の道しか選ばない駕籠かき、客の間では先を読む賢者だと噂になっている
近道を熟知しているだけの駕籠かきが、先を読む賢者だと勘違いされていく
「あの薬売り、毒すら操る裏の帝王らしい」と旅人たちは声を潜めた
薬を調合しているだけの薬売りが、毒を操る裏社会の帝王だと恐れられる
傷薬を調合し直しただけの薬草師なのに、「万病を見通す賢者」と噂されている
薬の配合を見直しただけの薬草師が、万病を見通す賢者だと勘違いされる
盗まれた家畜を一頭取り返しただけの牧場主に、「牧の帝王」という噂が立った
盗まれた家畜を取り返しただけの牧場主が、牧を牛耳る帝王だと恐れられる
困りごとを片付けて回る御用聞き、気づけば「町を救う英雄」にされていた
頼まれ仕事をこなすだけの御用聞きが、町を救う英雄だと誤解され始める
「重い荷を運んだだけのあの人足、街道を牛耳る帝王らしい」と商人は囁いた
荷運びをこなすだけの人足が、街道の裏を牛耳る帝王だと恐れられていく
近道を一本見つけた荷馬車引きの俺、「地図にない道を統べる化け物」らしい
抜け道を見つけただけの荷馬車引きが、地図にない道を統べる化け物と噂される
夜警は今夜も見回りをする。それだけで「不夜城の怪物」の噂が広がった
いつもの見回りをする夜警が、不審者を退けた噂だけで怪物と恐れられる
取り立て屋の俺、借金を返してもらいに行っただけで「闇の帝王」呼ばわりされる
悪徳商人から借金を取り立てただけの男が、裏社会の帝王だと恐れられていく
質流れの品を一目で見抜く鑑定士に、「裏市場の帝王」という噂がついて回る
質流れ品の真贋を見抜く鑑定士が、裏市場を牛耳る帝王だと誤解される
古着を安く仕立て直すだけの仕立て屋、町では貧者の聖人だと言われ始めている
古着を安く仕立て直す仕立て屋が、貧しい人々を救う聖人だと崇められる
増水した川を渡り続けただけの渡し守、村では「川を制した英雄」と呼ばれている
危険な増水期も川を渡し続けた渡し守が、川を制した英雄だと称えられる
日照りの年も塩を作り続けた塩田の職人、村では「土地を救った勇者」と呼ばれる
淡々と塩作りを続けただけの職人が、干魃から土地を救った勇者だと称えられる
腐りかけの荷を救っただけの香辛料商人に、「隊商を救った勇者」の噂が立った
傷んだ荷を仕分けて救っただけの商人が、隊商全体を救った勇者だと称えられる
不審者を一人追い返しただけの帳場の番人に、「街道を守る英雄」の評判が立った
不審者を追い払っただけの番人が、街道を守る英雄だと称えられていく
飢えた村に干物を配っただけの干物職人、「飢えを救う聖人」と崇められている
余った干物を配っただけの職人が、飢えから村を救う聖人だと誤解される
水脈を一本当てただけの井戸掘り職人、村では「大地を救う英雄」と呼ばれている
旱魃の村で水脈を当てた職人が、土地を救った英雄だと称えられていく
古い織り方を一つ直しただけの織物商、「万象を紡ぐ賢者」と呼ばれ始めている
織り機を修理しただけの商人が、万物の理を紡ぐ賢者だと勘違いされていく
旅人を泊め続けただけの宿屋の主人に、「宿場を救った英雄」の評判が立った
貧しい旅人も泊めただけの宿屋の主人が、宿場を救った英雄だと称えられる
灯台守は今夜も火を灯す。船乗りたちはその灯りを「海の聖人」と拝んだ
毎晩灯りを絶やさない灯台守が、海難から船を守る聖人だと崇められていく
暴れ馬を宥めただけの馬丁なのに、いつしか「戦馬を統べる英雄」と讃えられた
気性の荒い馬を落ち着かせただけの馬丁が、戦馬を統べる英雄だと誤解される
潮目を読んだだけの漁師の俺、なぜか「海の全てを知る賢者」にされていた
潮の流れを読んで漁をしただけの漁師が、海の賢者だと誤解されていく
樽職人が古い酒樽を組み直した。それだけで蔵は「豊穣の聖人」と彼を拝んだ
酒樽を修理しただけの職人が、蔵に豊穣をもたらす聖人だと崇められる
均一に紙を漉くだけの職人なのに、街では「万物を見通す鬼才」と呼ばれている
薄く丈夫な紙を漉くだけの紙漉き職人が、先を見通す鬼才だと勘違いされる
色を一度混ぜ直しただけの染物職人、「未来の色を知る賢者」と噂されている
染料を調合し直しただけの職人が、未来を予見する賢者だと勘違いされる
味を整えただけの杜氏に、なぜか「裏の商いを牛耳る帝王」という噂が立った
味噌の味を調整しただけの杜氏が、闇の商売を統べる帝王だと誤解される
旅回りの獣医が家畜を一頭診た。それだけで「闇の取引を牛耳る帝王」にされた
密輸品の家畜と知らず診察しただけの獣医が、闇取引の帝王だと誤解される
疲れた馬の蹄を整えるだけの蹄鉄職人に、「馬たちの聖人」という二つ名がついた
馬の蹄を整えるだけの職人が、馬たちを癒す聖人だと崇められていく
迷子の羊を捜し歩いただけの羊飼いの俺、「迷える者の聖人」と拝まれている
迷子の羊を捜すだけの羊飼いが、迷える者を導く聖人だと崇められていく
旱魃の年も酒を絶やさなかった杜氏、翌年には「村を救った英雄」になっていた
蔵の在庫を切り盛りしただけの杜氏が、旱魃から村を救った英雄だと称えられる
客の顔と好みを覚えていただけの露天商に、「人の心を読む賢者」の噂が立った
常連客の好みを覚えているだけの露天商が、人の心を読む賢者だと誤解される
旱魃の村に修理した桶を配り続けただけの桶職人、「恵みの聖人」と崇められた
直した桶を配っただけの職人が、村に恵みをもたらす聖人だと誤解されていく
質草を三日で見抜く質屋の番頭、いつしか「万物を見通す賢者」と呼ばれていた
偽物を見抜く目利きの質屋番頭が、未来を見通す賢者だと勘違いされていく
行き倒れを介抱した旅籠の番頭、翌朝には「宿場の聖人」と拝まれていた
倒れた旅人を介抱しただけの番頭が、宿場を救う聖人だと崇められていく
手負いの獣を看取っただけの猟師なのに、森では「森の聖人」と崇められている
傷ついた獣を看取っただけの猟師が、森の生き物を慈しむ聖人と噂される
無駄なく肉を捌くだけの解体人、職人たちからは命を敬う聖人と崇められている
肉を無駄なく捌く屠殺場の解体人が、命を敬う聖人だと崇められていく
病人の衣を洗っただけの洗濯屋なのに、村では「疫病を祓う聖人」と拝まれている
病人の着物を洗濯しただけの女が、疫病を祓う聖人だと崇められていく
揉め事を丸く収める街の便利屋、正体は「裏路地の帝王」という噂で持ちきりだ
もめ事の仲裁をしただけの便利屋が、裏路地を統べる帝王だと恐れられる
短い断言65本
極端に短い題名。中身が読めないことが、かえって押させる。
死んだ姉の許嫁
亡くなった姉に決まっていた許嫁を巡る話
死んだ夫の借用書
亡き夫が残した借用書の処理に追われる妻の話
犬は渡しません
誰かに引き渡しを迫られている犬を巡る対立の話
弟子は取りません
職人が弟子入り志願者を突き放す裏に事情がある話
縁談は断ります
持ち込まれた縁談をきっぱり断る女の裏にある事情
針は持たせません
仕立ての仕事を誰かに継がせまいとする職人の話
妹は嫁がせません
妹の縁談に反対する兄か姉の強い意志の話
帳場は譲りません
店の帳場を巡る跡継ぎ争いが起きている状況
元締めの隠し子
地回りの元締めに隠し子がいたと分かる騒動の話
密航者の履歴書
船に潜んでいた密航者の身の上が明かされる話
酒は断ちました
酒を断った理由に過去の失敗か誓いが隠れている話
嫁には行きません
縁談を突きつけられた女が嫁入りを拒んでいる場面
船には乗りません
航海に誘われた誰かが乗船を頑なに拒む理由がある話
名前は変えません
嫁ぐか家督を継ぐかで名を変えろと迫られている場面
布団は敷きません
泊めるつもりのない客を暗に追い返そうとする話
位牌は預かります
訳あって他家の位牌を引き取ることになった話
薪は割りません
冬支度を拒む理由が隠れている家の中の対立の話
番頭の遺書
急に亡くなった番頭が残した遺書を巡る騒動の話
番所の忘れ形見
番所に引き取られた身寄りのない子の話
三行半の行方
渡したはずの離縁状の行方が分からなくなる話
元花街の女将
花街で働いていた女が今は店の女将になっている話
酌婦だった女将
過去に酌婦だった女が今は宿の女将になっている話
産婆の忘れ物
産婆が現場に置き忘れた物から始まる騒動の話
薬は売りません
薬種商が特定の客にだけ薬を渡さないと決めた事情
遺言は書き直す
一度書いた遺言を覆すだけの出来事が起きた話
証文は破ります
不当な借金の証文を目の前で破り捨てる決意の話
噂の指輪
誰かの手を渡り歩いた指輪にまつわる因縁の話
未納の年貢
何年も納められていない年貢の帳尻を巡る話
隣家の借金
隣の家が抱えた借金に巻き込まれていく話
女将の帳面
宿の女将がつけていた帳面から明るみに出る秘密の話
塩問屋の内証
羽振りが良く見える塩問屋の内情が崩れていく話
火消しの女房
火消しに嫁いだ女房が抱える不安と覚悟の話
畑は売りません
借金の形に畑を差し出せと迫られている農家の話
米は炊きません
ある事情で炊事を拒む者がいる家の中の対立の話
手形は切りません
商いの信用を賭けて手形の発行を拒む商人の話
出戻りの宿
実家に出戻った女が営むことになった宿の話
船宿の二代目
先代から船宿を継いだ者が抱える表沙汰にできない事情の話
味噌は分けません
飢饉か不作の中で近所との味噌の分配を拒む話
借金取りの正体
取り立てに来る者の正体が明かされていく話
印は押しません
証文か縁談か、何かへの署名を拒み続ける者の話
兄の分は渡さない
亡き兄の遺産か配給を巡って誰かと張り合っている場面
荷物は預かります
誰かの荷を預かったことで厄介事に巻き込まれる話
井戸は使わせません
水を巡って村同士か家同士が対立している状況
質草の三味線
質に入れられた三味線を巡る芸事の因縁の話
棺桶屋の跡継ぎ
棺桶屋を継ぐことを拒んでいた者の事情の話
質流れの花嫁道具
質流れになった花嫁道具を巡る因縁の話
出入り禁止の医者
ある屋敷から出入りを禁じられた医者の事情の話
継母の茶碗
継母が大事にしていた茶碗を巡る家の中の因縁の話
隠居の再婚話
隠居した年配者に持ち込まれる再婚話を巡る騒動
鍵は返しません
貸した鍵を巡って何かの権利争いが起きている状況
借りは返します
誰かに負った恩か借金を律儀に返そうとする者の宣言
未亡人の再出発
夫を亡くした女が新しい仕事に踏み出す話
質屋の三代目
三代続く質屋を継ぐことになった者の苦労話
蔵番の三日間
蔵番を任された者が過ごす緊迫の三日間の話
貸し倒れの証文
回収不能になった借金の証文を巡る顛末の話
塩は貸しません
隣家との塩の貸し借りを巡る諍いが始まっている状況
傘は貸せません
雨宿りに来た相手へ傘を貸すことを拒む理由がある場面
後家の畑仕事
夫を亡くした女が一人で畑を守り続ける話
廃業した宿の主
廃業に追い込まれた宿の主が抱える事情の話
棺は出しません
遺族の誰かが亡骸の引き渡しを拒んでいる葬儀の場
墓は動かしません
墓の移転を迫る相手に頑として抗う遺族の話
弔いは出します
身寄りのない誰かの弔いを一人で出そうとする話
舟は出しません
危険な航海か密航を頼まれた船頭が拒む理由の話
看板は下ろしません
廃業を迫られてもなお店を続けようとする主の話
代官所の忘れ物
代官所に置き去られた物から始まる調べの話