タイトル案

次に書く物語の、題名の候補

題名から先に考えるための棚です。分け方は想像ではなく実測で、 カクヨムの週間・年間と、小説家になろうの総合・注目のランキングをに見て、 実際に上位を占めていた型に合わせてあります。 通りそうな題が出たら企画案に昇格させ、 企画書・世界観・登場人物・伏線表・各話プロットの五つを書いてから第一話に入ります。

101本・13の型。うち7本は企画案まで書いてあります。

セリフ型(なろう女性向けの主流)9本

いま日間・週間を最も占めている形。登場人物の言葉をそのまま題にする。誰が誰に言っているかが分からないまま、状況だけが立ち上がる。疑問形・反語・言い切りのどれか。

婚約破棄・離縁 + ざまぁ + ハッピーエンド8本

なろうで最も多いタグの組み合わせ。学園は使えないので、社交界・宮廷・商家でやる。破棄される側が最初から準備を終えているのが今の型。

勘違い・過大評価(カクヨム最強級のタグ)8本

本人はまったくその気が無いのに、周りが勝手にすごい人だと思い込む型。地の文で自慢しなくていいので、読み口が軽くなる。

ハズレ職・ハズレスキルが実は強い + 追放8本

カクヨム上位の定番。職名を地味にするほど効く(回収士、掃除屋、ドローン操縦士のように、実在の職業に近い名前ほど強い)。

悪役貴族・悪役令息 + 領地経営 + 具体的な期限8本

カクヨムの週間上位を占めている型。「◯年後に破滅」という期限と領地経営を組み合わせるのが現在の勝ち筋。

現代ダンジョン + 配信 + 金額8本

カクヨム週間2位の型。年収・時給・円の金額を題名に入れるのが今の形。読者が損得で読み始められる。

現代ダンジョン ― 職業もの・周辺産業8本

戦闘ではなく、穴の周りにできた仕事。読者層の高い側に効く。説明が要らないのが最大の利点。

令嬢 + 地味な職能8本

なろうの注目ランキングに厚い層。令嬢に、現実にありそうな専門技能を一つだけ持たせる(古文書、薬、蜂蜜、刺繍、施療院)。学園ではなく職場で書ける。

中華・和風 × ミステリ(後宮・大奥)8本

閉じた場所で身分の低い有能な女が謎を解く型。恋愛・推理・成り上がりを同時に満たせる。出版社側も常設の募集枠を作っている。

短い断言・脱力8本

長い題が並ぶ中で、極端に短い題は逆に目を引く。なろうの注目一覧に「聖女が、壺」「娘は売りました」のような形が実際に並んでいる。中身が読めないことが、かえって押させる。

おっさん・中年・無自覚な育成8本

自分が最強なのではなく、育てた相手が強い。しかも本人は気づいていない。管理職世代の願望にいちばん合う。

回数を数える型(死に戻り・ループ・◯度目)8本

回数を題名に入れるのが今の形(七度目、四十七回目)。数字が入るだけで、読者は「何が起きたのか」を知りたくなる。

そのほか(企画案にしたもの)4本

上の型から選んで、企画書・世界観・登場人物・伏線表・各話プロットまで書いたもの。ここまで来た題名には★を付けてある。

この棚の使い方

基準は一つで、題名だけで読者が中身を言えるか。言えないものは落とします。 いま強いのは、題名に約束か数字が入っているもの——金額、年数、回数、「ざまぁ少なめ」のように、 量を先に伝える形です。学園を舞台にした作品は運営方針で扱えないので、 令嬢・婚約破棄の型は社交界・宮廷・商家・職場に置き換えてあります。 どの型がなぜ効くのかは、各見出しの下に一行ずつ書きました。

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