クマのプーさん

Winnie-the-Pooh

作者
A・A・ミルン
発表
1926年
イギリス
媒体
小説

少年クリストファー・ロビンと、熊のぬいぐるみプーを中心とする森の仲間たちの日々を描いた連作短篇。E・H・シェパードの挿絵とともに刊行され、ぬいぐるみに人格を与える物語の代表例となった。

登場する動物はいずれも実在のぬいぐるみを出発点にしており、一体につき性格の癖をひとつだけ割り当てる設計になっている。プーは食い意地、ピグレットは臆病、イーヨーは悲観、ラビットは仕切りたがりという具合に、性格が単一の軸に絞られているため、誰が何を言うかが場面ごとに決まり、短い挿話の中でも人物が入れ替わらない。熊・豚・驢馬・兎という種の違いが体格差と動きの差に直結しており、シェパードの線画がその差を視覚的に固定している。

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