ウォーリー

WALL·E

作者
アンドリュー・スタントン
発表
2008年
アメリカ
媒体
映画

人間の去った地球で、ごみを圧縮し続ける旧型ロボットのウォーリーが、探査機として飛来した白い機体イヴと出会う長篇アニメーション。前半は台詞をほとんど用いず、機械の動作だけで物語を進める構成を取る。

主人公は顔にあたる部分を双眼鏡型の二つのレンズだけで構成し、口も眉も持たない。感情はレンズの間隔と傾き、首の角度で示され、表情筋のない機械に演技をさせるための最小限の可動部が設計されている。対するイヴは継ぎ目のない曲面と浮遊で構成され、直線的で錆びた四角い主人公と対比される。古い機械と新しい機械という設定の差が、角ばった形と丸い形、接地と浮遊という造形上の対比に翻訳されており、二体の関係が言葉なしで理解できる作りになっている。

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