七つの大罪
- 作者
- 鈴木央
- 発表
- 2012–2020年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
無実の罪で追放された伝説の騎士団が、王女とともに国を取り戻すため仲間を集める中世ファンタジー。仲間集めの物語が、やがて種族間の古い戦争と、団長自身の過去をめぐる大きな物語に発展していく。
剣と魔法の中世風世界観に、女神族と魔神族の三千年戦争という壮大な背景を組み込み、少年誌のファンタジーバトルの規模を押し広げた作品として連載された。仲間集め型の王道構成を保ちながら、主人公格にかけられた呪いと贖罪という個人的な物語を、種族間戦争の決着そのものに結びつけた点が特徴とされ、長期連載のなかで作品の規模を段階的に広げていく構成をとった。
この作品が使っている物語の型
- 生まれ変わり・輪廻前世の記憶や結びつきが今世に影響を及ぼすというテーマ。前世の因縁をなぞるだけの再演にせず、今世で新たに選び直す意志を描けるかが分かれ目になる。
- 償い過去に誰かを傷つけた人物が、その埋め合わせのために行動するテーマ。許しを得ることをゴールにせず、償う行為そのものに意味を持たせられるかが鍵になる。