おぼえど

おぼえど/Oboedo

相棒型ことづて族

思い出させる順番を間違えるので、要るものより先に、どうでもいいことを言ってしまう

どんな形か

小さな引き出しが一段だけついた四角い胴に、細い紐が一本、頭の右から垂れている形

配色

造形

大きさ
体高17cm・卓の端に据える
素材感
手垢で艶の出た木。引き出しの取っ手だけ真鍮で、そこだけ明るい
引き出しの上に彫られた丸い目が二つ。口は引き出しの隙間
モチーフ
結び紐/引き出し

どんな中身か

性格
脈絡がない/しつこくない
断片だけを喋る。文にならず、単語をひとつずつ置いていくような話し方
口ぐせ
鍵。あと、赤いほう
住処
いつも同じ物を探している人の、机の端
できること
相手が忘れた事柄を、単語ひとつだけ思い出させる。ただし、どれが今いちばん大事かは選べない
好き
結び目/決まった順番
苦手
急な予定変更/紐をほどかれること

やらないこと

描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。

画像生成に渡す文面

そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。

おぼえどは、思い出させる順番を選べない。忘れているものを一語だけ返すが、それが今いちばん要るものとは限らない。家を出る間際に「赤いほう」と言われても、鍵の話なのか傘の話なのか本人にしか分からない。

だから組む相手は、この子の一語を翻訳できる人間でなければならない。長く一緒にいて、癖を知っている者だけが「赤いほうというのはあの封筒だ」と繋げられる。付き合いの浅い相手にとっては、ただの意味不明な独り言になる。つまりこの子は、関係の年数を目に見える形にする。

いちばん効くのは、記憶そのものが揺らいでいる相手と組ませたときだ。忘れる側と、脈絡なく思い出させる側。二人のあいだで、拾える断片と拾えない断片が選り分けられていく。定期入れを失くした朝の慌ただしさにも使えるし、もっと重い忘却の話にも耐える。紐の結び目が三つしか無いのも忘れずに。四つ目を結ぼうとしても、この子は結べない。

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