むすびだ
むすびだ/Musubida
相棒型ことづて族
別れは告げられるが、迎えることはできない。だから、帰ってくる誰かを待つ役は別の者が要る
どんな形か
結び目を頭にした風呂敷包みの正面に、細長い白木の札が一枚だけ差してある、上が結ばれた袋の形
配色
- 布
#9AA6A0褪せた鼠緑 - 結び目
#C8CFC9 - 札
#E5DCC5 - 目
#262B29
造形
- 札は一枚だけ。正面にわずかに傾けて差す
- 結び目は頭として描き、耳や角を生やさない
- 手足は無く、布の裾がそのまま床に触れている
- 布に折り皺が四本、結び目から放射状に残っている
- 大きさ
- 体高20cm・玄関の土間に立つ
- 素材感
- 何度も結び直された木綿。角が擦り切れて薄くなっている
- 顔
- 布に薄く滲んだような細い目が二つ。口は札に隠れて見えない
- モチーフ
- 風呂敷/白木の札
どんな中身か
- 性格
- 引き止めない/見送りきる
- 声
- 一度だけ喋る。別れの言葉をひとこと言い終えると、その日はもう声を出さない
- 口ぐせ
- 行ってらっしゃい。もう、戻らなくていい
- 住処
- 誰かが出ていく支度をしている家の土間
- できること
- その場にいる者に代わって別れを告げる。ただし告げられるのは一人に一度だけで、取り消せない
- 好き
- 玄関の三和土/荷造りの済んだ夜
- 苦手
- 言い残し/何度も振り返られること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 札を二枚以上差さない
- 結び目に耳や角を生やさない
- 手足を描かない
- 札に具体的な文字を書き込まない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
いとまごは、別れを告げることしかできない。迎えることはできない。だから、この子が働いた後の家には、帰りを待つ役が別に要る。誰もいなければ、告げられた言葉だけが土間に残る。
噛み合うのは、引き止めたいのに引き止めない人間だ。本当は行ってほしくない、でも止める資格が自分には無いと思っている者の代わりに、この子が先に言ってしまう。取り消せないし、一人に一度きり。だから使いどころを間違えると、まだ終わらせたくなかった関係が、その一言で終わる。
見送りきる、という性格も冷たさではない。何度も振り返られるのを嫌うのは、振り返るたびに別れがやり直しになるからだ。この子は一度で済ませたがる。手放す勇気の話、見送る側の時間の話、最後の一日の話。いいがわりが言えなかった言葉を拾い、おぼえどが忘れたことを返し、最後にいとまごが締める。ことづて族の三体を順に並べると、言葉が言えるようになってから、言い終わるまでの一続きが描ける。