ネバリ
ねばり/Nebari
擬人化型てもと族
くっつけたものは全部覚えているのに、自分が誰の手から離れたのかだけ思い出せない
どんな形か
両手首から先が半透明で指が第一関節から融合しかけた、首の後ろに丸い栓を負う人型
配色
- 肌と胴
#EFE7D4 - 半透明の手
#F7F4EC白濁して向こうが薄く透ける - 乾いた皮膜
#D6C8AE肘や首筋で薄く反り返る - 首の栓
#8FA98C - 目
#4B4433
造形
- 両手首から先が乳白の半透明で、指は第一関節あたりから互いに融合しはじめている
- 手のひらに指紋も皺もない。完全な平面で、触れたものが離れなくなる
- 首の後ろに丸い栓が一つ。開いているあいだは手が湿り、閉じると乾く
- 肘と首筋に、乾いた皮膜が薄く反り返って浮いている箇所がある
- 大きさ
- 身長160cm・肩から手首にかけて徐々に透ける
- 素材感
- 内側は湿った乳白、外側は乾いて張った薄皮。乾いた部分は爪で剥がせる
- 顔
- 眠たげな半眼と、閉じたままの口。頬に皮膜の浮いた小さな島
- モチーフ
- 糊/皮膜
どんな中身か
- 性格
- 離したがらない/自分から触れるのは怖い
- 声
- 粘つくようにゆっくり。言葉と言葉の間が長い
- 口ぐせ
- ……もう少しだけ、押さえてて
- 住処
- 製本工房の作業台。刷り上がった束と束のあいだ
- できること
- 離れかけた二つのものを、時間をかけて一つに戻せる。ただし乾ききるまで自分も動けない
- 好き
- 合わせ目/重しを乗せられた時間
- 苦手
- 急かされること/剥がすときの音
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 手のひらに指紋や皺を描かない。完全な平面にする
- 手を糸を引くほど濡らして描かない。湿りは光沢どまり
- 首の栓を大きく目立たせない
- 服の意匠で糊を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ネバリは、修復する側の人物として置くと強い。壊れた本、外れた背表紙、二つに割れた紙。この子が押さえているあいだだけ、それらは一つに戻る。ただし乾くまで自分も動けないので、直しているあいだは何もできない。誰かを助けている時間と、自分が止まっている時間が完全に一致する。
工房、印刷所、古書店の奥。置き場所はどこでも「直しの現場」がいい。作業台に手を置いたまま朝まで動けなくなったネバリを、翌朝カガリが見つける、という画がそのまま一場面になる。
面白いのは、自分から触れるのが怖いという性格だ。触れば離せなくなると知っているので、この子は自分から手を伸ばさない。相手のほうから押しつけられて、はじめて仕事が始まる。その受け身が、離れた記憶を持たないという設定と噛み合う。
台詞は間を長くとること。粘る話し方を、句読点の多さではなく沈黙で見せる。