くらぬい
くらぬい/Kuranui
守り手型ひもり衆
くらぬいは直さない。傷んだところで時間を止めて、そのまま預かる。
どんな形か
厚い箱形の胴の正面に扉の合わせ目が縦一本入り、頭のてっぺんに小さな窓が一つ開いた形
配色
- 本体
#E8E3D5白漆喰。下のほうだけ灰ばむ - 腰壁
#3A3630胴の下三分の一を巻く黒 - 合わせ目
#7A6A55 - 窓の灯
#D9A54E頭の窓から漏れる一色
造形
- 胴の正面に扉の合わせ目が縦に一本。左右に開く様子は描かない
- 頭のてっぺんに小さな四角い窓が一つあり、そこだけ明るい
- 胴の下三分の一を黒い腰壁が巻き、上との境目がまっすぐ
- 腕は短く、いつも胴の前で何かを抱える形に曲がっている
- 背中に糸の通った太い針が一本、刺さったまま止まっている
- 大きさ
- 体高38cm・胴の厚みが幅と同じくらいある
- 素材感
- 厚く塗り重ねた漆喰。叩くと詰まった鈍い音がする
- 顔
- 合わせ目の左右に小さな四角い目が一つずつ。口はなく、代わりに縫い目が横に一本
- モチーフ
- 蔵/縫い
どんな中身か
- 性格
- しまい込む/傷んだところを黙って繕う
- 声
- くぐもった低い声。厚い壁越しに聞こえるような響き
- 口ぐせ
- ……閉めておくよ
- 住処
- 母屋の裏に建つ、代替わりのたびに中身が減ってきた土蔵
- できること
- 蔵に納められた物の傷みを、それ以上進まないところで止める。蔵の敷居をまたいで外に出た物には、もう何もできない
- 好き
- 湿気の少ない日/順番どおりに戻される道具
- 苦手
- 開けっぱなしの扉
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 蔵の外に持ち出さない
- 扉を開いた状態で描かない
- 口を描かない
- 背中の針を二本以上にしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
蔵は、使わないものを腐らせずに置いておくための建物だ。くらぬいの働きもそこで止まっている。壊れた道具を直すことはできない。ただ、割れたところがそれ以上広がらないように、ほつれたところがそれ以上ほどけないように、時間の進みを縫い止める。
だから蔵から出した瞬間に、預かっていた物は普通に古びはじめる。持ち出しても呪いはかからないし、罰も当たらない。ただ、くらぬいがしてきたことがそこで終わるだけだ。背中の針に通った糸が短くなっていくのは、繕える回数が有限だという意味になっている。
家じまい、遺品の整理、代替わりの話に置くとよく効く。「これは蔵にある限り壊れない」という条件が、持ち出すか置いておくかの選択をそのまま物語にする。ほとろと組ませれば、冷やして留める者と熱を保つ者が並び、家の内側を守る二通りのやり方が見える。