魔法少女まどか☆マギカ

作者
新房昭之
発表
2011年
日本
媒体
アニメ

願いと引き換えに魔法少女となった少女たちが、その契約の本当の意味を知っていくテレビアニメ。可憐な絵柄の魔法少女ものの型を借りながら、願いの代償と自己犠牲を突き詰めた構成で、深夜アニメの枠を超えて広く議論を呼んだ。

子ども向けの意匠として定着していた魔法少女という型を、契約の代償という原理で読み替えた構成が衝撃をもって受け止められた。願いを叶えることが同量の絶望を生むという仕組みは、物語全体を貫く経済のように機能し、誰かのために生きることと自分を差し出すことの区別を問い続ける。繰り返される時間の中で積み上がる献身の描写も含め、二〇一〇年代の深夜アニメにおけるジャンル脱構築の代表例として位置づけられる。

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