ハイキュー!!
- 作者
- 古舘春一
- 発表
- 2012–2020年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
小柄な日向翔陽が、中学時代に敗れた天才セッター影山飛雄と同じ高校で組むことになり、烏野高校排球部の仲間とともに全国を目指すバレーボール漫画。敵味方の別なく選手を描く群像劇として支持を集めた。
2012年から2020年にかけて連載された。最初の敵が最強の相棒になるという導入で好敵手の型を反転させ、才能の壁を分業と連携で越えていく過程を丁寧に積み上げる。対戦相手にも等しく背景と信念を与える書き方が徹底しており、負けた側の物語を描くスポーツ漫画として特に評価が高い。競技描写は実際のバレーボール人気にも波及し、部活動ものの新しい標準として、連載終了後も読者を増やし続けている。
この作品が使っている物語の型
- ライバル同じ分野・同じ舞台で競い合う対等な関係性。敵ではなく、認め合っているからこそ負けたくないという感情が、独特の緊張と敬意を生む。
- 大会・コンペもの一つの舞台を目指して技を磨き、競い合う人物たちを描くプロット型。勝敗そのものより、そこに至る過程での関係の変化に重心を置くと深みが出る。
- 期待に応える重荷周囲からの期待に応え続けることが、いつの間にか本人の意志を置き去りにしていく重さを描くテーマ。応えることをやめた瞬間に何が起きるかが焦点になる。