BLEACH
- 作者
- 久保帯人
- 発表
- 2001–2016年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
霊感の強い高校生・黒崎一護が死神の力を得て、悪霊・虚から人々を守る戦いに身を投じる物語。斬魄刀という武器の固有能力と、洗練された画面と台詞のセンスで、2000年代少年誌の看板の一つとなった。
2001年から2016年にかけて連載された。死神・虚・滅却師という死後の世界の勢力図を独自の意匠で構築し、刀それぞれに名と能力があるという斬魄刀の設定は、武器に人格を与える型として後続に広く影響した。白基調の画面設計、詩のような巻頭歌、決めゴマの構図といった美意識が本作の署名であり、バトル漫画をスタイルで牽引した代表例とされる。尸魂界救出編は少年漫画の潜入・救出編の手本となった。
この作品が使っている物語の型
- 幽霊と生者すでに死んでいる者と、まだ生きている者との間で成立する、いずれ終わりが来ることが最初から決まっている関係性。別れの必然が、二人の時間の一つ一つに重みを与える。
- 人間と人ならざるもの妖・精霊・付喪神など、人ではない存在と人間との間に結ばれる関係性。種としての違いを都合よく消さず、異質さを保ったまま心を通わせられるかが書きどころになる。