暗殺教室
- 作者
- 松井優征
- 発表
- 2012–2016年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
地球を滅ぼすと予告した謎の超生物を、進学校の落ちこぼれクラスが一年以内に暗殺するという特命のもと、標的自身が担任教師として生徒に向き合っていく学園バトルマンガ。
暗殺という物騒な設定に、進学校の中の落ちこぼれクラスという学校ヒエラルキーの主題を重ね合わせ、標的への嫌悪ではなく敬愛が募っていく構成をとった点に独自性がある。バトル漫画の骨格を保ちながら、学級経営や進路指導という学園ものの日常描写を持ち込み、少年誌における敵役の描き方に新しい型を示した作品として位置づけられる。
この作品が使っている物語の型
- 師弟技術や価値観を教える側と教わる側という、対等ではないところから始まる関係性。上下関係がどう変化していくかが物語の推進力になる。
- 成長と代償人物が何かを得るために別の何かを手放さざるを得ないという交換の構造を扱うテーマ。強く賢くなる過程で失われたものの重さを描けるかが鍵になる。