スギヅキ
すぎづき/Sugizuki
擬人化型のこりね族
何百回も通した扉が、ある朝から一度も開かなくなり、この子はまだその理由を体で確かめている
どんな形か
体が角の丸い薄い長方形で胸に灰色に沈んだ日付の窓があり、扉に触れられず必ず半歩手前で止まる人型
配色
- 体
#B9C6CB褪せた水色 - 期限の窓
#8E8C88日付が灰に沈んでいる - 縁の擦れ
#E2E6E4 - 帯
#6F8590 - 目
#3D474B
造形
- 胴が角の丸い薄い長方形で、腰のくびれがない。肩と腰の幅がほぼ同じ
- 胸に小さな窓があり、そこに刻まれた日付だけが灰色に沈んで読めなくなっている
- 改札や扉に近づくと、体が半歩手前で止まって前に出られない。押しても進めない
- 縁が毎日の摩擦で丸く擦れ、裏面の帯だけが不自然に新しい
- 大きさ
- 身長153cm・体は縦長の長方形で角が丸い
- 素材感
- 薄い樹脂の板。表面は細かい擦り傷で曇り、角だけ手の脂で艶がある
- 顔
- 落ち着いた細い目と、力の抜けた口。頬に指の当たり続けた曇り
- モチーフ
- 期限切れの定期券/有効期限
どんな中身か
- 性格
- 同じ道を歩き続けたい/止められることに慣れない
- 声
- 普通の速さで丁寧。時々、言い終わる前に止まる
- 口ぐせ
- ……ここまでは、通れたんだ
- 住処
- 駅前の忘れ物窓口。誰も取りに来ない引き出しの中
- できること
- 毎日通った道の順序と時刻を、一分の狂いもなく覚えている。もうその道を通れない
- 好き
- 毎朝の同じ時刻/顔を覚えられること
- 苦手
- 弾かれる音/更新されないまま引き出しに入ること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 胸の日付を読める形で描かない。灰に沈ませる
- 腰のくびれを描かない。肩と腰の幅を揃える
- 扉を通り抜ける姿を描かない
- 服の意匠で定期券を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
スギヅキは、続いていたものが終わった翌日を生きる者として置く。何百回も通した扉が、ある朝から開かない。理由は分かっているのに、体は毎朝そこへ向かってしまう。半歩手前で止まる、という造形は、その未練を説明せずに見せられる。
置き場所は駅前の忘れ物窓口の引き出し。誰も取りに来ないまま、通勤の時刻だけを正確に覚えている。学校ではなく、勤めが終わった人の持ち物であること。裏面の帯だけが新しいという細部は、更新されるはずだった未来がそこにあったことを示す。
物語で機能するのは、覚えている道をもう歩けないという捩れだ。順序も時刻も一分の狂いなく言えるのに、通れない。案内役として誰かを送り出し、自分は改札の手前に立ったまま見送る場面が作れる。
ハサミアトと並べると、繰り返しが終わった者と、一度きりを使い切った者が向かい合う。オシテと組ませれば、期限を決める側と切られた側の対話になる。決めた側に悪意はないというところが、この話の芯だ。
時々、言い終わる前に止まらせること。滑らかに最後まで喋らせると、半歩手前の造形が生きない。