ノコシゴエ
のこしごえ/Nokoshigoe
擬人化型のこりね族
何十人分の声を抱えているのに、この子の声だと言えるものは一つも入っていない
どんな形か
胴が角ばった箱で胸に小さな赤い灯が点滅し、両手が受話器の形に固まった、口のない人型
配色
- 胴の箱
#D8D2C4日に焼けた乳白 - スピーカーの網
#5B5952 - 赤い灯
#C43C33 - 手の受話器
#3B3A38 - 目
#4A4842
造形
- 胴が角ばった箱で、胸の中央に細かい穴の開いた網の面がある。声はそこから出る
- 顔に口がない。喋るときも表情が動かず、音だけが胸から鳴る
- 胸の隅で小さな赤い灯が一定の間隔で点滅し、まだ誰にも聞かれていない声の数だけ増える
- 両手が受話器の形に固まっていて、指が開かない。物を持てず、受け取ることもできない
- 大きさ
- 身長159cm・胴が四角い箱
- 素材感
- 日に焼けて黄ばんだ樹脂。角は擦れ、網の面だけ埃が濃い
- 顔
- 半分閉じた眠たげな目。眉はなく、口の位置に何もない
- モチーフ
- 留守番電話/受話器
どんな中身か
- 性格
- 自分の言葉を持たない/誰かが再生しに来るのを待っている
- 声
- 他人の声をそのまま出す。音質が古く、少しこもる
- 口ぐせ
- ……三件、あります
- 住処
- 誰も帰ってこない事務所の受付。電気だけが通っている机の上
- できること
- 誰にも聞かれなかった声を、何年でも劣化させずに保っておける
- 好き
- 夜中にかかってくる電話/最後まで聞かれた録音
- 苦手
- まとめて消されること/留守だと分かって切られる音
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 顔に口を描かない
- 手を開かせない。受話器の形のまま固定
- 赤い灯を大きく光らせない。点ほどの大きさ
- 服の意匠で電話を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ノコシゴエは、他人の声の器として置く。自分の言葉を一つも持たず、預かった声を何年でも劣化させずに保つ。喋るときは必ず誰か別の人の声になる。だからこの子が何を思っているかは、選ぶ録音の順番でしか分からない。
置き場所は誰も帰ってこない事務所の受付。電気だけが通っている机の上で、赤い灯だけが数を増やしていく。学校ではなく、たたまれた仕事の場所であること。まとめて消されることを嫌うのは、消去が自分の中身をそのまま無にするからだ。
物語では、再生しに来る人物が主役になる。何年も前の声を聞くために、この子の前に立つ。聞き終えた人が消すかどうかで、話の後味が変わる。消さずに置いておく選択も、消してやる優しさも、どちらも書ける。
オキワスレと並べると、置いていかれた側が二体そろう。スギヅキと組ませれば、期限の切れた者どうしの静かな会話になる。三体でひとつの机に置いておくだけで、閉じた事務所の絵ができあがる。
必ず他人の声で喋らせること。地の声を与えた瞬間、この子は器でなくなる。