ハサミアト
はさみあと/Hasamiato
擬人化型のこりね族
行き先まで運ぶための紙なのに、この子が着いた駅にはもう誰も降りてこない
どんな形か
薄い硬紙の体の左肩に大きな半円の欠けがあり、全身に掠れた印字が走る平たい人型
配色
- 体
#EFE7D6古い硬紙 - 印字
#5A5347掠れて読めない - 縁の擦れ
#CBBFA6 - 目
#3E382E
造形
- 左肩に、半円形に食い込んだ大きな欠けがある。切り取られた形が鋏の刃と同じ
- 全身に薄い印字が走っているが、駅名の部分だけ完全に掠れて読めない
- 厚みが0.4mmしかなく、風の日は自分の意思と関係なく流される
- 足の裏に日付の刻印が薄く残っていて、歩くと床に一瞬だけ写る
- 大きさ
- 身長147cm・厚み0.4mm
- 素材感
- 厚手の硬紙。四隅は擦れて丸まり、折れた跡が二本
- 顔
- 細い横線の目と、印字に紛れた小さな口
- モチーフ
- 切符/改札鋏
どんな中身か
- 性格
- 行き先を人に決めてもらう/同じ道を二度は歩けない
- 声
- 薄く乾いた声。長い文になると途中で掠れる
- 口ぐせ
- そこまでで、いいよ
- 住処
- 廃線になった駅舎の窓口。回収箱の底に沈んだまま
- できること
- 自分に打たれた区間だけは、どんな夜でも迷わず歩ききれる。その先へは一歩も進めない
- 好き
- 改札を通る瞬間の音/終点の駅名
- 苦手
- 途中で降りること/束ねて捨てられること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 左肩の欠けを塞がない。常に半円の欠けたまま
- 印字を読める文字として描かない。掠れたままにする
- 体に厚みを持たせない
- 服の意匠で切符を説明しない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ハサミアトは、役目が一度きりだった者として置く。打たれた区間なら夜でも迷わず歩ききれるが、その先へは一歩も進めない。行ける範囲がはっきり決まっていて、しかもその範囲はこの子が選んだものではない。
置き場所は廃線になった駅舎の窓口。回収箱の底に沈んだまま、誰も降りてこない駅で朝を待つ。左肩の欠けは、この子が一度使われた証拠であり、同時に二度と新品には戻れない印でもある。
物語で効くのは、途中で降りることを嫌うという一点だ。終点まで行かせてもらえなかった切符は、区間を残したまま捨てられる。誰かがこの子を持って、打たれた終点まで実際に歩いてやる話が書ける。そこに何もなくても、この子にとっては役目を果たしたことになる。
スギヅキと並べると、一度きりの者と繰り返しの者が向かい合う。どちらも今は使えない。キタムキと組ませれば、行き先だけ持つ者と、方角だけ持つ者になる。二体そろってはじめて一つの旅程になるのに、そろっても列車はもう来ない。
長い文の途中で声を掠れさせること。滑らかに喋らせると、古い紙に見えなくなる。