まきほら
まきほら/Makihora
生き物型
まきほらは覚えているのではない。最後に鳴った音だけを、その場所のかわりに預かっている。
どんな形か
斜めに傾いた螺旋の殻が体そのもので、殻口から短い足が一本だけ出ている形
配色
- 殻
#C89052琥珀。光を弱く返す - 縞
#8A5A2B螺旋に沿って走る濃い帯 - 殻口の内側
#F3E3CC内側だけ滑らかで明るい - 目
#3B2A18 - 足
#E0C9A8殻から出る短い一本
造形
- 殻は右巻きの螺旋を四回半。巻きの数を変えて描かない
- 殻口から短い足が一本だけ出ていて、体を斜めに支える
- 螺旋に沿って濃い縞が走り、巻きが古いほど色が濃い
- 目は殻口のふちに、小さな点で二つ。殻の外には出ない
- 殻の表面には削れた傷が数本あり、そこだけ色が抜けている
- 大きさ
- 殻の全長24cm・斜めに傾いて置かれる
- 素材感
- 厚みのある琥珀色の貝殻。内側は磨かれ、外側は砂に削られている
- 顔
- 殻口のふちに小さな点目。口は描かない。殻の傾きで応える
- モチーフ
- 貝/螺旋
どんな中身か
- 性格
- 聞き役に回る/同じ話を厭わない
- 声
- 低くこもり、話し終わりにわずかな反響が残る
- 口ぐせ
- もう一度、いいよ
- 住処
- 使われなくなった波止場の下、砂に半分埋もれた石のあいだ
- できること
- 殻の口に耳を当てた者に、その場所で最後に鳴った音を返す
- 好き
- 古い波止場/長い立ち話
- 苦手
- 磨かれること/静かすぎる部屋
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 殻を青や白に塗らない
- 巻きの向きを左巻きにしない
- 足を二本以上出さない
- 殻から全身を出した絵にしない
- 殻を割らない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
まきほらは族を持たない。だから残す要素も変える要素もなく、この一体で完結している。成長段階を持つ仲間と同じ棚に並べたとき、変わっていかないものが一つ混じっている、という役目をこの子が引き受ける。
できることは一つだけだ。殻の口に耳を当てた者に、その場所で最後に鳴った音を返す。記憶ではなく、最後の一音だけ。誰が言ったかも、意味も分からない。それでも、聞いた者はたいてい黙りこむ。
物語では、廃れた波止場や取り壊しの決まった建物の場面に置く。人物がまだ何も決められずにいるとき、まきほらの殻から出てくるのは、その場所で最後に鳴った音だ。答えではないが、判断の材料にはなる。とばしりやたまりと同じ海辺に出しておくと、この海に族を持たない者もいると分かる。