かいじゅうたちのいるところ

Where the Wild Things Are

作者
モーリス・センダック
発表
1963年
アメリカ
媒体
その他

悪さをして寝室に閉じ込められた少年マックスが、部屋に生えた森を抜けてかいじゅうたちの島へ渡り、王として迎えられる絵本。短い本文と、頁を追うごとに拡大していく絵の構成で知られる。

かいじゅうは既存の神話や伝承の怪物を借りず、鳥の脚、雄牛の角、人間の足、鱗といった実在の生き物の部位を組み替えて作られている。角・牙・鉤爪という威嚇の記号を持たせながら、目を丸く大きく取り、動作を鈍重にすることで、恐ろしさと親しみを同一の造形の中に共存させる設計になっている。文字を消して三見開き続く踊りの場面では絵だけで時間が進み、造形そのものに物語を担わせる構成が取られている。

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