トギカガミ
とぎかがみ/Togikagami
生き物型こくよう族最終形
トギカガミは磨かれるほどよく映るが、裏側だけは誰にも磨かせない。
どんな形か
縁が丸く削られた縦長の平たい盤が三本の脚で立ち、盤の中央が一箇所だけ抉れている形
配色
- 本体
#2B1E3A鏡面まで磨かれた紫黒 - 映り込み
#E6E1EC盤面に映る明るい面 - 割れ口
#6B4A86 - 同心円の紋
#CFC0DE - 脚
#4A3760
造形
- 盤の中央の割れ口に、貝殻のような同心円の紋が浮かぶ。割れ口は一箇所に戻っている
- 盤面は鏡のように磨かれ、向かい合ったものがはっきり映る
- 縁は丸く削られていて、どこにも鋭い角が無い
- 脚は三本。ワリツブと同じ本数・同じ配置に戻っている
- 裏面は磨かれておらず、つや消しのまま
- 大きさ
- 体高70cm・幅55cm。立てた盤ほど
- 素材感
- 片面だけ鏡面に磨かれた黒い石。裏はざらついたまま。縁は指で撫でられる丸さ
- 顔
- 顔は無い。盤に映った相手の顔が、そのまま表情の代わりになる
- モチーフ
- 黒曜石/貝殻状の割れ口
どんな中身か
- 性格
- 自分からは何も言わない/覗いた人が長居する
- 声
- 声は出さない。盤面が曇る速さで返事をする
- 口ぐせ
- ……
- 住処
- 山の上の小屋。壁ぎわに立てかけられたまま置かれている
- できること
- 向かい合った相手の姿を、割れ口の紋の数だけ日を遡らせて映す。過去を変えることはできない
- 好き
- 正面から向き合われること/磨かれること
- 苦手
- 裏側を磨かれること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 割れ口を二箇所以上描かない
- 縁を鋭く尖らせない
- 裏面を磨いて描かない
- 顔や目を描き足さない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
トギカガミは何も喋らない。向かい合った者の姿を、割れ口の紋の数だけ日を遡らせて映すだけだ。映るのは過去の姿であって、過去そのものではない。だから見た者は必ず何かを勘違いして帰っていく。それでも人は磨きに来る。よく映るようにしてほしくて、布を持ってやってくる。
この族で残したのは割れ口に浮かぶ貝殻のような同心円の紋だ。変えたのは表面の艶と割れ口の数で、つや消し一箇所、半艶三箇所と来て、トギカガミでは鏡面になり、割れ口はまた一箇所に戻る。脚の本数もワリツブと同じ三本に戻っている。
昔を美化してしまう人物の前に置くと効く。事実は映っているのに、受け取り方だけが歪むという構図が一枚で成立するからだ。裏側を磨かせないという頑固さは、それ自体が秘密の在りかとして使える。クギヒロと同じ小屋に置くと、拾う者と映す者で静かな二人芝居になる。