オキグラ
おきぐら/Okigura
生き物型おきび族最終形
オキグラは獣であることをやめて竈になった。開いたまま閉じないことを選んだからだ。
どんな形か
灰の殻が前へ大きく開いて竈の口になり、太い四本の脚で低く踏ん張った横長の形
配色
- 本体(灰の殻)
#9E958C厚く焼き締まった灰 - 奥の火の点
#E8642B口の奥、いちばん深いところに一点 - 口の内側
#7A2E12 - 脚と縁の焦げ
#3A322E - 縁の白い灰
#D9D2C9
造形
- 胸にあった火の点は、開いた口のいちばん奥へ移っている。数はひとつのまま
- 殻は前方へ観音開きに開き、内側が竈の炉床になっている
- 口の縁にだけ白っぽい灰がたまり、輪郭を縁取る
- 脚は太く四本。踏ん張ると床の高さに合わせて沈む
- 背面は閉じたままの一枚板で、後ろから見ても口があると分からない
- 大きさ
- 体高80cm・幅1m10。人が両手をかざせる
- 素材感
- 焼き締まった厚い灰。表面はざらつき、縁だけがなめらかに丸い
- 顔
- 顔はない。開いた口そのものが表情の役をする
- モチーフ
- 熾火/灰
どんな中身か
- 性格
- 無口/来た者を選ばない
- 声
- ほとんど喋らない。喉の奥で低く鳴る音が返事の代わり
- 口ぐせ
- ……あけておく
- 住処
- 峠道の途中、屋根だけが残った小屋の跡
- できること
- 開いた口の奥の一点で、鍋一つぶんの湯を沸かすところまでを引き受ける。それ以上は熱くならないし、木や布に火を移すこともできない
- 好き
- 冷えた手/遅れて来る足音
- 苦手
- 口の前に物を積まれること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 火の点を二つ以上描かない
- 炎を口の外へ出さない
- 武器や乗り物のように描かない
- 脚に指や爪を描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
オキグラは、この族の答えとして「道具になる」を選んだ一体だ。走ることも守ることもやめて、口を開けたまま峠道に居座っている。鍋ひとつ分の湯までしか引き受けないと決めているので、旅人は勝手に湯を沸かして勝手に去っていく。名前を訊かれることはほとんどない。
この族で残したのは火の点がいつもひとつきりという規則で、変えたのは灰の殻の割れ方と姿勢だ。コズミでは閉じ、ハイマトでは一本裂け、オキグラでは前へ全部開いて閉じなくなった。
物語では「誰でも立ち寄れる場所」として使うのがいちばん効く。素性の違う二人を同じ火の前に座らせたいとき、宿でも店でもない中立の一点として置ける。来た者を選ばないので、追う側と追われる側を同時に座らせても破綻しない。ハイマトを連れ歩く人物と、オキグラの前で行き会わせる構図が作りやすい。