ケムヤグラ
けむやぐら/Kemuyagura
生き物型すすけ族最終形
ケムヤグラは顔を失う代わりに、家がなくなっても立っていられる形になった。
どんな形か
三本の脚で立つ細長い筒で、上端が斜めに切り落とされて出口になった形
配色
- 本体(煤の筒)
#2B2825焼き固まって艶の出た黒 - 拭った跡
#EFEAE2筒の中ほどに縦一本 - 上端の切り口
#8C837A - 脚
#4A443E
造形
- 白い拭き跡は一本のまま、筒の中ほどに縦に残っている。顔が無くなっても跡だけが残る
- 輪郭は完全に閉じ、どこもほどけていない。表面に薄い艶がある
- 上端は斜めに切り落とされ、その断面がいちばん明るい灰になっている
- 脚は三本。二本が前、一本が後ろで、後ろの一本だけが短い
- 筒の下三分の一に、細い横向きの点検口が一つ空いている
- 大きさ
- 全高2m40・細い塔ほど
- 素材感
- 焼き固まった煤。叩くと高い音が返る。表面はもう色移りしない
- 顔
- 顔はない。白い跡の位置が、かつて顔だった場所を示している
- モチーフ
- 煤/煙突
どんな中身か
- 性格
- 動かない/上を向いている
- 声
- 筒の中で反響する低い音。言葉というより風の返事に近い
- 口ぐせ
- ……ここ、通る
- 住処
- 屋根のなくなった建物の跡地に、一本だけ立ち残っている
- できること
- 自分の中を通した空気を、煤を落として上へ返す。熱は持たず、通り道を貸すだけ
- 好き
- 上へ抜けていくもの/風の強い夜
- 苦手
- 出口をふさがれること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 白い跡を二本以上描かない
- 顔や目を描き足さない
- 煙や火を出口から出さない
- 脚を四本にしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ケムヤグラは建物より長生きしてしまった側だ。屋根も壁も無くなった跡地に一本だけ立っていて、まだ律儀に空気を上へ返している。返す相手はもういない。それでも点検口はいつも少しだけ開いている。
この族で残したのは白い拭き跡が一本という点で、変えたのは体の輪郭のほどけ具合だ。ススビは毛玉のように散り、ススマダラは胴が締まり、ケムヤグラでは輪郭が完全に閉じて艶まで出る。顔が消えたあとも跡だけが同じ位置に残っているので、同じ一体だと分かる。
物語では目印として使うと強い。遠くからでも見える一本の縦線なので、待ち合わせ、引き返す地点、帰ってきた者が最初に見つけるものとして置ける。喋らないぶん、隣に立つ人物の独白が通りやすい。アオヤネと同じ跡地に並べると、残ったものと覆いなおしたものの対比が出る。