うる星やつら
- 作者
- 高橋留美子
- 発表
- 1978–1987年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
地球侵略に来た宇宙人の娘ラムが、鬼ごっこで自分を破った浮気者の高校生・諸星あたるに一方的に押しかけ同居するドタバタSFラブコメ。ラブコメというジャンルの原型を作った連載として位置づけられる。
1978年から1987年にかけて連載された。惚れた側が押しかけ、惚れられた側が逃げ続けるという追いかけの構図を恒常状態として維持し、成就ではなく関係の持続そのものを楽しませる形式を確立した点で、ラブコメの文法の出発点とされる。宇宙人・妖怪・神話の存在が日常の学園町に当たり前に混在する世界観は、日常と非日常を混ぜる後続作品の手本となり、作者のその後の連載群とともに漫画界に長大な影響を与えた。
この作品が使っている物語の型
- 人間と人ならざるもの妖・精霊・付喪神など、人ではない存在と人間との間に結ばれる関係性。種としての違いを都合よく消さず、異質さを保ったまま心を通わせられるかが書きどころになる。
- 訳あって同居恋愛でも家族でもない事情により、やむを得ず同じ屋根の下で暮らすことになった二人の関係。期間の定めなく続く共同生活の距離感を扱う。