ソードアート・オンライン
- 作者
- 川原礫
- 発表
- 2009年
- 国
- 日本
- 媒体
- 小説
ログアウト不能となったVRMMO「SAO」で、死がそのまま現実の死となるデスゲームに閉じ込められた剣士キリトの戦いを描くSF。Web発の小説が書籍化されて世界的な人気を得た、VRもの・デスゲームものの代表作。
2002年からWebで発表され、書籍第1巻は2009年に刊行された。仮想世界の死=現実の死という単純で強力なルールを置くことで、ゲーム的な冒険に生存の重みを与え、デスゲームものの型を大衆化した。同時に、仮想世界を偽物ではなくもう一つの生活の場として描いた点が重要で、ネットゲームで結ばれる人間関係の実在性という主題は、後のVR・異世界ものに広く受け継がれた。アニメ化を通じ海外での人気も大きい。
この作品が使っている物語の型
- デスゲームからの離脱命を懸けたゲームや競争のルールに縛られた人物が、勝ち抜くのではなく、その仕組み自体から抜け出そうとするプロット型。ルールの外側に何があるかの設計が肝になる。
- 居場所を作る元々存在した場所に馴染むのではなく、自分の手で新しい居場所を築き上げていく過程を描くテーマ。孤立していた人物同士が場そのものを作り出す点に焦点がある。