しろまゆ
しろまゆ/Shiromayu
生き物型あわつぶ族最終形
しろまゆの殻の中で、あわにが預かった時間もふくらが引き受けた言葉も、割れずに残っている。
どんな形か
丸みのある白い殻が繭のように閉じ、頭の上に一つだけ透明な球が残っている形
配色
- 殻
#F7F2E9焼き締めた白。つやは弱い - 貫入の線
#B8A88F殻の表面を細かく走るひび模様 - 目
#2A231C - 殻の内側
#D98B7A合わせ目の隙間からのぞく桃 - 頭の球
#FFFFFF唯一まだ割れていない泡
造形
- 体は閉じた白い殻で、正面に縦の合わせ目が一本だけ走る
- 殻の表面には、泡が抜けた丸い跡が浅い窪みとして焼き付いている
- 頭の上の球だけが硬くならず、透明なまま揺れている
- 手足はなく、殻の底が三点で床に触れる
- 目は合わせ目の左右に一つずつ、細い彫りとして入る
- 大きさ
- 体高80cm・大人が膝をついて向き合う
- 素材感
- 泡がそのまま焼き締まった白い陶。叩くと乾いた高い音がする
- 顔
- 彫りで入れた細い目。口はない。合わせ目がわずかに開くときだけ息が出る
- モチーフ
- 泡/焼き物
どんな中身か
- 性格
- ものを言わない/決して手放さない
- 声
- 陶が鳴るような、短く高い響き。言葉数は極端に少ない
- 口ぐせ
- ぜんぶ、ここ
- 住処
- 使われなくなった湯屋の裏手、割れた桶と一緒に置かれた棚
- できること
- 預かったものを永久に固定する。返せないかわりに、絶対に失わない
- 好き
- 窯の余熱/並べて干された桶
- 苦手
- 中を覗かれること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 殻を割った状態で描かない
- 青く塗らない
- 巨大な獣の形にしない
- 手足を生やさない
- 中身を見せない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
しろまゆは、この族の終着点でありながら、いちばん動かない。預かったものを返すのではなく、割れないよう焼き固めてしまった姿だ。頭の上の泡だけが硬くならずに残っていて、そこがこの族の最後の柔らかい場所になっている。
この族で残したのは頭に載る一つの球と体表の丸い抜け跡で、変えたのは体の硬さだ。膜、房、そして焼き物。しろまゆでは抜け跡がへこみとして焼き付き、もう動かない。
物語では、失くしたと思っていたものが出てくる場面に置くのがいい。誰も覗けない殻の中に、確かに残っている。台詞を持たせず、殻の合わせ目が一度だけ開いて息が漏れる、その一拍で足りる。ふくらやあわにと同じ棚に並べておくと、この族が何を守ろうとしていたのかが後から効いてくる。