ふくら
ふくら/Fukura
生き物型あわつぶ族中間形
ふくらは断らない。だから房はいつのまにか本人より大きくなっていて、それでもまだ入るよと言う。
どんな形か
大小の球が房になって固まった不揃いな塊。てっぺんに一つだけ大きな球が載る
配色
- 本体
#EFE4D4生成りの乳白 - 房の陰
#C9B79F球と球の谷にだけ入る - 目
#33291F - 頭の球
#FFFAF0房のどれよりも大きく、透けている - 差し色
#E5A28C房の底のほうだけ、湯の色が移った桃
造形
- 体は十数個の球が房になった塊で、左右対称にしない
- 頭の上の球だけは房に取り込まれず、独立して載っている
- 体表の丸い抜け跡は、房と房の谷に沈んで見えにくい
- 手足はない。房の下側の球が二つ、脚の代わりに床に触れる
- 目は房の上のほうの球に、点で二つ
- 大きさ
- 体高25cm・両腕で抱える
- 素材感
- 厚みのある泡が寄り集まって固まったもの。押すと戻るが、音は立てない
- 顔
- 房の上部に離れた点目。口は描かない。表情は房のふくらみ方で出す
- モチーフ
- 泡/泡の房
どんな中身か
- 性格
- 抱えこむ/断れない
- 声
- こもった低め。話すたび体のどこかがふくらむ
- 口ぐせ
- まだ、入るよ
- 住処
- 湯屋の裏、使い終わった桶を伏せて積んである棚の陰
- できること
- 人が言えずにいる言葉を球一つ分だけ引き受け、房に加える。房は減らない
- 好き
- 洗い桶の底/誰かの長話
- 苦手
- 数えられること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 体を左右対称にしない
- 球の数をきれいに揃えない
- 青く塗らない
- 手足の指を描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ふくらは、引き受けすぎる者の形をしている。誰かが飲みこんだ言葉を球一つぶんだけ体に加える。加えるだけで、抜くことはできない。だから房は日ごとに大きくなり、本人の顔がどこにあるか分かりにくくなっていく。
この族で残したのは頭に載る一つの球と体表の丸い抜け跡で、変えたのは体の硬さだ。あわにでは膜だったものが、ふくらでは房になって重さを持ちはじめる。
置き場所は、長話の聞き役の隣がいい。相手が話しているあいだ、ふくらの体のどこかが黙って一つふくらむ。読者はそこで、聞き役が何を持ち帰るのかに気づく。しろまゆの前に置けば、抱えたものがいつか固まって動かなくなることの予告になる。あわにと三体並べたときだけ、この族は時間の話になる。