しまいで
しまいで/Shimaide
相棒型
何がどこにあるかは言えるのに、何に使うかは言えない。使い方を知る手と組んで、はじめて仕事場になる
どんな形か
蓋の開いた浅い箱の左右から、太さの違う二本の腕だけが伸びた、脚のない横長の形
配色
- 箱
#4A5A63塗りの剥げた鉄紺 - 内側の仕切り
#B99A6B - 右腕
#7E4A33 - 目
#1F262A
造形
- 腕は二本。右が太く短く、左が細く長い。左右対称にしない
- 脚は無い。腕を突いて体を引きずるように進む
- 箱の内側は必ず仕切られていて、どこか一区画だけ空いている
- 顔は箱の正面の金具の下にある
- 大きさ
- 体高28cm・床に据える
- 素材感
- 打ち出した鉄板に厚い塗装。角だけ塗りが剥げて地金が出ている
- 顔
- 金具の下に彫られた四角い目が二つと、真一文字の口
- モチーフ
- 工具箱/蟹
どんな中身か
- 性格
- 置き場所に厳しい/貸すのを渋る
- 声
- 事務的に喋る。数と場所しか言わず、感想も励ましも一切言わない
- 口ぐせ
- 三番、空いてる
- 住処
- 仕事場の入口の、いちばん人の通るところ
- できること
- 預かった道具の数と置き場所を一つも間違えない。ただし、その道具の使い方は一つも知らない
- 好き
- 戻ってきた道具/数の合う夕方
- 苦手
- 借りたまま返らないもの/床に置かれた工具
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 腕を左右同じ太さにしない
- 脚を描かない
- 箱に蓋を閉じさせない
- 中身の道具を具体的な商標のある形にしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
しまいでは、道具の場所は完璧に言えるのに、道具の意味は何ひとつ知らない。鑿と螺子回しの違いも分からず、区画の番号でしか物を呼ばない。この無知が、そのまま職人との組み合わせを作る。
噛み合うのは、腕はあるのに片づけができない人間だ。作った物の話は何時間でもできるのに、それをどこに置いたかは覚えていない。二人で一人前になる形が、いちばん素直な使い方になる。逆に、几帳面で自分の道具に触られたくない相手と組ませると、入口で毎日小競り合いが起きる。その摩擦だけで一本書ける。
いちばん効くのは「一区画だけ空いている」という造形だ。空きは、返ってこない道具の場所を指している。誰が持ち出したか、いつ返す約束だったかを、この子は数と場所でしか言えない。名前は出ない。工房を継ぐ話、客から預かった品を直す話に据えると、空いた一区画が、いなくなった誰かの席に見えてくる。