はさもり
はさもり/Hasamori
マスコット型
この子が最後まで留めていたのは、もう取り込む人のいない一枚だった
どんな形か
上が挟み口として開き、下が二本の脚に割れた縦長の形。中ほどに丸い留め具が一つ突き出る
配色
- 本体
#F0705A日に焼けかけた朱 - 留め具
#B7BCC2金属のばね - 挟み口の内側
#C24A38 - 目
#2B1712
造形
- 上の挟み口は常にわずかに開いていて、完全には閉じない
- 留め具は体のちょうど中央、右側面から丸く突き出る
- 顔は挟み口の下、留め具より上の細い面にある
- 脚は二本とも同じ長さだが、片方だけ先が内側に曲がっている
- 大きさ
- 体高9cm・幅3cm・洗濯物の端にぶら下がる
- 素材感
- 陽に灼けた樹脂。色が抜けかけ、表面に細かいひび
- 顔
- 小さな縦長の目と、開いた挟み口を口に見せない位置の点の口
- モチーフ
- せんたくばさみ/物干し
どんな中身か
- 性格
- 負けん気が強い/離したがらない
- 声
- 高くて短い。語尾を跳ね上げる
- 口ぐせ
- はなさないってば
- 住処
- 古い団地のベランダの物干し。三年同じ位置に留まっている
- できること
- 掴んだものを、掴んだ側が諦めるまで離さない。力は弱い
- 好き
- 風の強い日/洗い立ての匂い
- 苦手
- 長雨/干しっぱなしにされること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 挟み口を完全に閉じさせない
- 挟み口を口として顔にしない
- 腕を生やさない。脚は二本だけ
- パステルの淡い色に置き換えない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ぱちりは、しがみつく側の心情を書くために置く。力は弱いのに離さない。掴む力ではなく、諦めない時間の長さで勝つタイプで、「はなさないってば」と言い続ける姿はどこかみっともない。そのみっともなさを笑わせるか、痛ましく見せるかで、場面の温度が決まる。
組ませて話が動くのは、去ろうとしている相手だ。行こうとする側の裾を留めておく役として、この子はそのまま機能する。留めたところで結局は行かれてしまうのだが、離すまでの数秒が別れの場面を長くする。
古い団地のベランダに三年いる、という設定は使い出がある。取り込まれないままの一枚を留め続けている絵は、住人がもういないことを説明せずに伝える。傘のつゆかさが来る日は仕事がなくなるので、この二人を会わせると、働けない者どうしの間の悪い会話が作れる。