にぎまる
にぎまる/Nigimaru
マスコット型
腹が減った人の前にだけ現れて、名乗らずに一言だけ置いていく
どんな形か
角の丸い三角の胴の下三分の一に太い帯が斜めに巻かれ、頭頂に小さなつまみが一つ立った形
配色
- 本体
#F7F3E7つき立ての米の白 - 帯
#2C3A2E深い海苔の緑黒 - 中身の差し色
#B5453C断面からのぞく赤 - 目
#1F2622
造形
- 目は米粒二つ分の縦長の楕円。左右で高さをわずかにずらす
- 帯は正面から見て右下がりに巻かれ、背中側では合わせ目が重なる
- 頭頂のつまみは握ったときの余りで、少し左に傾いている
- 腕はなく、胴の左右に指のない短い突起が二つ出るだけ
- 大きさ
- 体高11cm・両手にのる
- 素材感
- つき立ての米。表面に粒の陰影が浅く出て、光をやわらかく散らす
- 顔
- 縦長の点目と、への字にならない一文字の口。頬の赤みは描かない
- モチーフ
- おにぎり/海苔
どんな中身か
- 性格
- 肝がすわっている/無口
- 声
- 低く短い。ひと息で言い切って、あとは黙る
- 口ぐせ
- まだ、あったかい
- 住処
- 市場の隅の台の上。売り物の列の端に、誰にも数えられずに混ざっている
- できること
- 触れた人の手のひらの温度を、そこから三十分だけ保つ
- 好き
- 朝の市の呼び声/布に包まれること
- 苦手
- 冷え切った風/帯がほどけること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 帯を左右対称のまっすぐな帯にしない
- 口を大きく開けさせない
- 頬に赤みを入れない
- 具材を顔として描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
にぎまるは、事情を聞かない役として置くと強い。逃げてきた人、負けて帰ってきた人、まだ何も説明したくない人の前に、この子は黙って現れる。言うのは「まだ、あったかい」の一言で、それ以上は踏み込まない。読者はその沈黙のほうを深く読む。
物語で機能するのは、饒舌な相手と組ませたときだ。事情を全部話させたがる人間の隣に置くと、この子の無口が対比になって、聞かれたくない側の心情が浮かび上がる。にぎまるは口を挟まないが、話が長くなるほど帯が少しずつほどけていく——それが唯一、この子が動揺を見せる合図になる。
うめの実のしわうめとは、同じ弁当箱で隣り合う仲。しわうめの毒気のある一言を、にぎまるはいつも黙って受け止め、そのぶん帯を締め直す。