ぬいさし
ぬいさし/Nuisashi
相棒型
直した跡が残る繕い方しかできない。跡が残ってもいいと思える相手にしか、この子は使われない
どんな形か
糸を巻いた小さな樽が胴で、そこから細い六本脚が放射状に出た、丸い体に脚だけの形
配色
- 巻かれた糸
#D8CDBB - 樽の芯
#6B5540 - 脚
#3E362E - 目
#1A1611
造形
- 脚は六本。長さはすべて同じで、関節は二つずつ
- 顔は糸の巻かれていない、樽の上面にある
- 糸は必ず一色。色を混ぜない
- 巻かれた糸は減っていて、芯が片側だけ見えている
- 大きさ
- 体高9cm・指先にのる
- 素材感
- 木の芯に巻かれた綿糸。脚は細い針金のような硬さ
- 顔
- 樽の上面に開いた二つの小さな穴が目。口は無い
- モチーフ
- 糸巻き/細い脚
どんな中身か
- 性格
- きれいに直さない/途中でやめない
- 声
- 声を持たない。糸を引き抜くときの「しゅ」という音だけが返事になる
- 口ぐせ
- (しゅ、と糸が鳴る)
- 住処
- 繕われた跡のある衣が仕舞われた箪笥の隅
- できること
- 裂けた布を繕う。ただし縫い目は必ず目立ち、糸の色も合わない。元通りにはできない
- 好き
- 古い布/一度ほどけた縫い目
- 苦手
- 新品/切りっぱなしの端
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 脚を六本以外にしない
- 糸を二色以上にしない
- 顔を樽の側面に描かない
- 縫い目を目立たない綺麗な仕上がりに描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ぬいさしの繕いは、必ず跡が残る。糸の色は合わないし、縫い目は目立つ。裂ける前に戻すことはできない。直したという事実が、直された布の上にずっと表示され続ける。
だから、この子を使えるのは「跡が残ってもいい」と決めた人間だけだ。元通りを望む相手は、この子に触らせない。捨てるか、直った跡と暮らすか。その二択を突きつけるところに、この相棒の役目がある。修理不能と言われた品を持ち込まれる場面で、いちばん強く効く。
途中でやめられないのも欠点だ。一度縫い始めると、布の端まで縫い切ってしまう。「そこまでで止めて」と言われても止まらない。だから、どこまで直すかは針を入れる前に決めておかなければならない。決める役が人間の側にあるという構図は、あておきの手当てと同じだ。二体を並べると、布と体の両方に「消えない跡」の話が置ける。継ぎと接ぎ、繕われた衣の箪笥、古い家の話に据えると、跡の数がそのまま年数に見えてくる。