あておき
あておき/Ateoki
相棒型
手当てはできるが、なぜ怪我をしたのかは訊かない。訊く人間が隣にいないと、同じ傷が何度でも増える
どんな形か
巻いた晒し布がそのまま胴になり、上端から葉が二枚だけ左右へ出た、ずんぐりした円筒の形
配色
- 布
#EDE6D6何度も洗った晒し - 染み
#C8B79A - 葉
#4F6B4A - 目
#2C3229
造形
- 葉は二枚だけ。上には向かず、必ず横へ広がる
- 布の巻き終わりが体の正面にあり、そこが口に見える
- 手足は無く、転がって近づく
- 布に一箇所だけ茶色い染みがあり、これは決して消えない
- 大きさ
- 体高13cm・掌にのる
- 素材感
- 何度も洗って毛羽立った晒し布と、摘みたての生の葉
- 顔
- 布の巻き目に沿った細い目が二つ。口は巻き終わりの隙間
- モチーフ
- 晒し布/苦い葉
どんな中身か
- 性格
- 痛いところを先に触る/説明が下手
- 声
- 小さくかすれた声で喋る。語尾を飲み込むので、言ったことの半分は聞き取れない
- 口ぐせ
- ……いま、しみる
- 住処
- 人がひとりで手当てをしようとしている場所。洗面台の脇や、鞄の底
- できること
- 触れた傷の血を止め、痛みを鈍らせる。ただし治すのではなく遅らせるだけで、骨と熱には効かない
- 好き
- 清潔な水/動かないでいてくれる相手
- 苦手
- 隠された傷/無理に笑う声
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 葉を三枚以上つけない
- 葉を上向きに立てない
- 手足を描かない
- 布の染みを消したり、白一色にしたりしない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
あておきは治さない。血を止め、痛みを鈍らせるだけで、治癒はいっさい引き受けない。骨にも熱にも効かないので、本当に危ないときほど役に立たない。それでも、痛みが引いたぶん人は動けてしまう。この子がいると、怪我を隠したまま働き続けることが可能になる。
だから噛み合う相手は、痛いと言えない人間だ。二人そろって黙るので、傷はいつまでも表に出ない。物語を動かすには、そこに「訊く役」が要る。訊く者が現れた瞬間、消えない茶色い染みが証拠になる。あの染みは、いつかの誰かの血で、洗っても落ちなかった。
説明の下手さも効く。語尾を飲み込むので、「もう平気」と言ったのか「まだ平気じゃない」と言ったのか、聞き分けられない。ほとぎに熱を言わせると、その曖昧さが一撃で崩れる。二体を並べると、隠している側の言い訳が持たなくなる。診療所の待合、仕事場の救急箱の隅。ひとりで手当てを済ませようとする人の手元に置くのが、いちばん効く。