むすやま
むすやま/Musuyama
生き物型しとね族最終形
歩くのをやめた苔が、いつのまにか地図に載る目印になった姿。
どんな形か
横長のなだらかな丘で、枝分かれした白い筋の間から小石がいくつも顔を出している
配色
- 本体
#6E8A55 - 陰と裾
#42563A - 背の白い筋
#D6DCC4 - 目の窪み
#2C3A26
造形
- 目は二つの浅い窪みのまま。丘の裾に近い位置にあり、見つけにくい
- 背の白い筋は初期形と同じ太さで、丘の稜線に沿って一本だけ走る
- 脚はない。裾がそのまま地面と繋がっている
- 上面に他の草の芽が数本生えているが、抜いても本体は痛がらない
- 大きさ
- 高さ20cm・横幅80cm。人ひとりが腰かけられる
- 素材感
- 厚く重なった苔。上面は深く沈み、下面は地面と見分けがつかない
- 顔
- 半分閉じた二つの窪みだけ。口も鼻もない
- モチーフ
- こけ/石
どんな中身か
- 性格
- 動かない/覚えている
- 声
- ほとんど風の音。長く伸びて途切れる
- 口ぐせ
- ……ここに、いる
- 住処
- 沢の合流点。同じ場所に何十年もいる
- できること
- 自分の上で起きたことを湿り気として記録する。触れた者だけが、それを冷たさとして感じる
- 好き
- 長雨/座っていく者
- 苦手
- 掘り返されること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 目を大きく見開かせない
- 口を描かない
- 脚を描かない
- 移動している姿を描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
しとね族の最終形は、獣になりません。丘になります。歩けた段階から始まって、平たくなり、最後は地面と見分けがつかなくなる——強くなる話ではなく、居場所になる話です。むすやまは物語の中で「目印」として働きます。ここで待ち合わせをする、ここで別れる、ここに戻ってくる。
この族で残したのは、半分閉じた窪みの目と背中を走る一本の白い筋。変えたのは体の広がる方向と脚の有無です。目は裾に近い位置まで下がり、うっかりすると誰も気づきません。気づかないまま腰かけていた、と後から分かる場面が最も効きます。
上で起きたことを湿り気として覚えているので、再訪の物語に向きます。何年か後に同じ人物が座り、手のひらが冷たくなる。説明せずに、その冷たさだけを書いてください。むすねを連れて歩いた者が、いつかむすやまに座る——族の三段階を、そのまま一人の年月に重ねられます。