かぎは
かぎは/Kagiha
マスコット型
合う扉が失くなってもなお、この子は誰かのポケットの中で待っている
どんな形か
上に丸い輪、下の片側にだけ四角い歯が二つ突き出た、薄く細長い棒の形。輪が頭になる
配色
- 本体
#B08D4F使い込んだ真鍮 - 影
#6B4F26溝と歯の谷 - 磨かれた面
#E4CD97握られる部分だけ明るい - 目
#2B2013
造形
- 歯は二つだけ。必ず右側にのみ突き出し、左は平らなまま
- 顔は輪の中ではなく、輪の下の首の部分にある
- 輪は真円ではなく、わずかに縦長の楕円
- 手足はなく、体を横に倒して滑るように動く
- 大きさ
- 全長11cm・厚み3mm・手のひらに寝かせる
- 素材感
- 薄い真鍮の板。握られる位置だけ擦れて明るく、他は曇っている
- 顔
- 首に刻まれた細い横線の目と、点ほどの小さな口
- モチーフ
- 鍵/歯
どんな中身か
- 性格
- 秘密を守る/疑り深い
- 声
- 硬く短い。金属を弾いたような芯のある声
- 口ぐせ
- 合う相手が、いる
- 住処
- 誰かの上着の内側。持ち主が変わるたび、磨かれる位置がずれる
- できること
- 自分に合う錠が近くにあると、体の温度がわずかに上がって知らせる
- 好き
- 自分の穴に収まる感覚/回りきったときの音
- 苦手
- 合わない錠に差されること/束ねられること
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 歯を左右両側に付けない
- 顔を輪の中に描かない
- 手足を生やさない
- 厚みのある立体的な鍵にしない。常に薄い板
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
かぎはは、合う相手を待っている側として置く。「合う相手が、いる」という台詞は、断定のようでいて、まだ会えていないことの告白になっている。疑り深いのは、合わない錠に何度も差されてきたからで、その履歴が擦れた面の位置に残っている。
物語で機能するのは、閉じた部屋の場面だ。開けるか開けないかを決めるのは人間の側で、この子は開けられる能力を持ったまま黙って待つ。持ち主が変わるたび磨かれる位置がずれる、という設定を使えば、何人の手を渡ってきたかを一目で示せる。
合う扉が失くなっても待っている、というところまで書くと、この子は道具の話ではなくなる。用済みになった能力を抱えたまま生きる者の話になり、貯めるだけのちりべや、見られないと消えるまたたまと同じ列に並ぶ。玄関でぺたこと並ぶ画は、待つ者が二体そろう構図として使いやすい。