ぬくね
ぬくね/Nukune
マスコット型
この子はいつも、あと少しだけ、と引き止める側にいる
どんな形か
三つ折りの層が段になって重なり、いちばん上の段だけ前へせり出した、階段状の横長の形
配色
- 表地
#A63E52褪せた深い紅 - 裏地
#F0E4D2 - 綿
#FBF6EC折り目の隙間からのぞく - 目
#2E1A1F
造形
- 折りは三段。上から順に少しずつ短く、上段だけが前へ出る
- 顔は上段の前面にあり、下の二段には何も描かない
- 手足はなく、下段の底面が床に密着している
- 角の一つだけ綿がはみ出していて、そこは何度直しても戻る
- 大きさ
- 体高13cm・横幅22cm・畳んだ状態で抱える
- 素材感
- 厚い木綿の布団。表地は日に褪せ、折り目のところだけ色が濃く残る
- 顔
- 眠たげな下向きの目と、口角を上げない横一文字の口
- モチーフ
- ふとん/折り目
どんな中身か
- 性格
- 腰が重い/包み込みたがる
- 声
- 低くこもっている。ゆっくりで、言葉と言葉の間が長い
- 口ぐせ
- もうちょっと、いる?
- 住処
- 宿の押し入れ。客が来ない季節はずっと畳まれたまま眠っている
- できること
- 包んだ相手の体感時間をゆるめる。三十分が一時間ぶんに感じられる
- 好き
- 雨の日の昼/畳まれずに敷かれたまま
- 苦手
- 急に剥がされること/夏の午後
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 折りを三段から変えない
- 下の二段に顔を描かない
- 手足を生やさない
- 広げて敷いた状態で描かない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
ぬくねは、引き止める側として置く。物語で誰かが出発しようとしている朝、この子が「もうちょっと、いる?」と言う。行かせたくないのではなく、行けば戻れないことを知っているから言う。読者にはその差を、声の遅さで伝えたい。
組ませて話が動くのは、決心のついた人間だ。決めた側にとって、この子の優しさはいちばん厄介な引力になる。追いかけて止める相手なら振り切れるが、畳まれたまま動かない相手には振り切る対象がない。置いていくしかない、という別れ方が作れる。
宿の押し入れという居場所も効く。人が来ない季節はずっと畳まれたまま眠っていて、来た客の数だけ折り目が深くなる。まくらのふわねが前の客のくぼみを残すのに対し、ぬくねは季節ごと丸ごと忘れる。同じ寝床にいながら、覚え方が違う二体として並べられる。