約束のネバーランド
- 作者
- 原作・白井カイウ/作画・出水ぽすか
- 発表
- 2016–2020年
- 国
- 日本
- 媒体
- 漫画
森に囲まれた孤児院で幸せに育てられていた子どもたちが、そこが人ならざる者へ出荷するための農園だと知り、全員での脱獄を計画する物語。前半は監視者との頭脳戦、後半は二つの世界を隔てる約束そのものを組み替える話へと広がる。少年誌の連載でありながら、育てられる優しさが飼育の合理でもあるという反転を軸に置いた。
2016年から2020年まで週刊少年ジャンプで連載され、全20巻で完結した。バトルではなく情報と嘘のやり取りで進む脱獄劇として始まり、少年誌の主線に頭脳戦の長期連載を戻した作品として位置づけられる。出水ぽすかの描く精密な背景と、無邪気な子どもの顔と食用として測られる身体という二重の見え方が、設定の残酷さを説明せずに成立させた。後半は、鬼と人間を隔てる千年前の約束という世界設定の話へ移り、脱出の物語が社会の作り直しの物語に接続される。テレビアニメ、実写映画、小説と多方面に展開した。