しずり

しずり/Shizuri

生き物型したたり族初期形

落ちてしまえば役目が終わると知っているから、しずねは一日じゅう軒の裏で息を止めている。

どんな形か

逆さの涙形の胴から、細い脚が一本だけ下りている縦長の形

配色

造形

大きさ
体高9cm・指先にのる
素材感
表面張力でかろうじて保たれた水。触れると張った膜がたわむ
細い二本線の目。口は描かない。頬の位置に光の点が一つ
モチーフ
しずく/軒先

どんな中身か

性格
こらえ性がある/ふいに落ちる
高く小さい。語尾が短く切れて余韻を残さない
口ぐせ
……まだ、落ちない
住処
雨がやんだあと、まだ乾ききらない庇の裏側
できること
落ちる寸前の姿勢を長く保てる。一度落ちると、その場所には二度と戻らない
好き
軒の裏/葉の先
苦手
揺れる床/強い風

やらないこと

描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。

画像生成に渡す文面

そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。

軒の下にしずねが一匹いるだけで、その家は「まだ何も起きていない家」になる。落ちる寸前を保つのがこの子の仕事で、落ちてしまえば役目は終わる。だから物語では、待たされている人のそばに置くとよく働く。返事を待つ人、湯が沸くのを待つ人、迎えが来るのを待つ人。しずねは何も言わずに庇の裏で震えているだけなのに、読者はいつのまにか、その一粒がいつ落ちるかを気にしはじめる。

この族で残したのは頭頂のくぼみと、床に触れる接地点が一つだけであることで、変えたのは体をつくる粒の数と落ち方だ。しずねはその出発点にあたる。

つたいと並べると、待った時間の長さがそのまま体の長さになって見える。ひとすじの前に置けば、まだ何も決めていない者として立つ。単独で使うなら、台詞を持たせず、章の終わりに一行だけ落とすのがいい。

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