しずり
しずり/Shizuri
生き物型したたり族初期形
落ちてしまえば役目が終わると知っているから、しずねは一日じゅう軒の裏で息を止めている。
どんな形か
逆さの涙形の胴から、細い脚が一本だけ下りている縦長の形
配色
- 本体
#A7D2E4薄い水色。奥が透ける - くぼみの影
#6E9CB5頭頂のへこみにだけ差す濃い青 - 目
#24384A - 脚先
#E8F4F8床に触れる直前だけ白く抜ける
造形
- 目は横に細い二本線で、まばたきの絵は描かない
- 頭のてっぺんに浅いくぼみが一つあり、そこだけ色が濃い
- 脚は一本だけ。先端は床から1mmほど浮いている
- 体の中に小さな気泡が二つ、動かずに止まっている
- 大きさ
- 体高9cm・指先にのる
- 素材感
- 表面張力でかろうじて保たれた水。触れると張った膜がたわむ
- 顔
- 細い二本線の目。口は描かない。頬の位置に光の点が一つ
- モチーフ
- しずく/軒先
どんな中身か
- 性格
- こらえ性がある/ふいに落ちる
- 声
- 高く小さい。語尾が短く切れて余韻を残さない
- 口ぐせ
- ……まだ、落ちない
- 住処
- 雨がやんだあと、まだ乾ききらない庇の裏側
- できること
- 落ちる寸前の姿勢を長く保てる。一度落ちると、その場所には二度と戻らない
- 好き
- 軒の裏/葉の先
- 苦手
- 揺れる床/強い風
やらないこと
描かない・やらせないことの一覧です。ここを決めておかないと、 生成するたびに姿と性格が少しずつ変わります。
- 目を丸く大きく描かない
- 脚を二本以上にしない
- 体の表面に模様や文字を入れない
- 水しぶきを飛ばさない
画像生成に渡す文面
そのまま貼って使える形にしてあります。使うサービスの規約と、 生成物の扱いについての説明は、使う前に必ず読んでください (プロンプトの書き方)。
軒の下にしずねが一匹いるだけで、その家は「まだ何も起きていない家」になる。落ちる寸前を保つのがこの子の仕事で、落ちてしまえば役目は終わる。だから物語では、待たされている人のそばに置くとよく働く。返事を待つ人、湯が沸くのを待つ人、迎えが来るのを待つ人。しずねは何も言わずに庇の裏で震えているだけなのに、読者はいつのまにか、その一粒がいつ落ちるかを気にしはじめる。
この族で残したのは頭頂のくぼみと、床に触れる接地点が一つだけであることで、変えたのは体をつくる粒の数と落ち方だ。しずねはその出発点にあたる。
つたいと並べると、待った時間の長さがそのまま体の長さになって見える。ひとすじの前に置けば、まだ何も決めていない者として立つ。単独で使うなら、台詞を持たせず、章の終わりに一行だけ落とすのがいい。