関係性

名付け親

生まれた子に名前を贈った名付け親と、その名を背負って生きる本人との関係。血縁によらないまま、名という形で人生に関わり続ける。

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組み方向

生まれたばかりの子に名前を贈った名付け親と、その名を一生背負って生きることになる本人との関係である。血縁上の親子関係にはないにもかかわらず、名前という形で相手の人生に生涯にわたって関わり続けるという、独特の距離感を持つ関係性である。名付け親は本人の成長を直接見守る立場にあるとは限らないが、名という贈り物を通じて、間接的に本人の人生に影を落とし続ける存在になる。名を贈るという行為には、その子の将来への具体的な願いが込められていることが多く、成長した本人がその意味を知る瞬間は特別な重みを持つ。

型のバリエーション

  • 名付け親に込められた願いの意味を、本人が大人になってから初めて知る型。
  • 疎遠になった名付け親と、名前をきっかけに再会する型。
  • 名付け親自身が、名づけた子どもの成長を密かに気にかけ続けている型。
  • 名前の由来を巡って、本人と名付け親との間に認識のずれがある型。
  • 名付け親の遺志を継ぐように、本人が名前にふさわしい生き方を選び取る型。

筋書きの例

  • 自分の名前に込められた意味を知らずに育った人物が、大人になって名付け親であった人物からその由来を聞かされる。
  • 幼い頃に別れたきりの名付け親と、思いがけない形で再会を果たす人物を描く。
  • 名付け親が込めた願いにふさわしい生き方をしているかどうか、本人が自問し続ける様子を描く。

組み合わせやすい題材

モチーフの「名前」、テーマの「名前を失う」と重ねると、名という贈り物の重みをより深く描ける。プロット型の「十年後の約束」と重ねると、名に込めた願いが果たされたかを確かめる再会を描ける。名付け親が用意していた祝いの品を、本人が何十年も経ってから見つけることもある。名付け親から届いた最初で最後の手紙が、成人した本人の手元に大切に残されていることもある。命名の由来を尋ねられるたびに、本人が誇らしさと戸惑いの両方を覚えることもある。

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関連項目

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