テーマ

都会と故郷

出て行った土地と戻る土地の間で揺れる人物を描くテーマ。都会を成功、故郷を停滞と単純に対置せず、両方に別々の重力があることを描くと物語が立体的になる。

#都会#故郷#テーマ

進学や就職で出て行った都会と、家族や幼馴染が待つ故郷という、二つの土地の間で揺れる人物を描くテーマである。都会を成功や自由の象徴、故郷を停滞や束縛の象徴として単純に対置してしまうと、どちらの土地も薄っぺらくなる。都会には都会なりの孤独と匿名の心地よさがあり、故郷には故郷なりの息苦しさと安心があるという、両義性をどちらの土地にも持たせることが肝心である。

書き手として面白いのは、どちらの土地に「帰る」のかという結論そのものより、その決断に至るまでに人物が両方の土地で何を得て何を失ったかという収支である。都会での挫折を理由に故郷へ逃げ帰る話にしてしまうと単純化されるので、都会での小さな手応えを一つは残しておくと、選択に重みが出る。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

舞台の「商店街」「港町」と組み合わせると、故郷の具体的な手触りを描きやすい。テーマの「世代の継承」と重ねれば、故郷に戻る理由に家業や役目の継承という実利的な事情を持たせられる。

関連項目

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