モチーフ・題材

時計

時間の経過を可視化し、止まる・遅れる・狂うという異常そのものが物語の兆しになるモチーフ。誰かの形見としての時計は、失われた時間の象徴にもなる。

#時計#モチーフ

時間の経過を目に見える形にするモチーフである。時計の面白さは、正常に時を刻んでいる間はほとんど意識されない存在でありながら、止まる・遅れる・狂うといった異常が生じた瞬間に、強い象徴性を帯び始める点にある。故人が愛用していた時計、決まった時刻に止まったままの時計などは、失われた時間そのものを形にした小道具として機能する。

時計を物語の中で機能させるには、その時計が「誰の」「どんな時間」を刻んできたかという来歴を設定するとよい。修理を繰り返しながら使い続けられてきた時計、逆に一度も動かないまま飾られてきた時計など、時計の状態そのものが持ち主の生き方や関係の在り方を映す鏡になる。

型のバリエーション

筋書きの例

組み合わせやすい題材

テーマの「時間との闘い」「余命もの」と組み合わせると、限られた時間という主題を視覚的な小道具として具体化できる。「老いと成熟」のテーマとも相性がよく、止められない時間の流れという主題を共有できる。

関連項目

同じモチーフ・題材の項目

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